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逆立ちについて

逆立ちについて

逆立ち…立位とは反対で、上肢に加え、頭頂部も含めて行うパターンもある。

重力のかかり方が完全に反対になるため、整理機能にさまざまな影響を及ぼす。

慣用句でも「天と地がひっくりかえる」というように、シンプルに反対の立ち位置になることで。煮詰まった思考へ向き合える形態となる。
また、タロットにおける「吊られた男」が示すように。姿勢的象徴としての役割もある。

血流的に考えると、普段足元にたまりがちな血液が心臓に戻るようになる。
また、脳への血流も増加し、論理的な思考に制限がかかりやすくなるのかも※体験談

この制限のかかり方は、ある程度の運動負荷を肉体にかけた時に起こる感覚によく似ている。

実際に自分自身が体感した倒立のメリットは

①奥行も含めたカラダの中心が実感しやすい
②出来事を客観的に思考しやすくなる
③カラダとの対話が容易

①でいうところの奥行。これは、立位で近くするのが難しい感覚なのだが、倒立ではその姿勢の都合上、奥行を知覚しないとまず、その姿勢になることができない。倒立ができる=カラダの奥行も含めてある程度、知覚した状態であるとも言える。

②程良い肉体的負荷のおかげで、思考に余計な「執着」を発生させるのが難しくなる。例えば…仕事上の数値目標を達成していない”だけ”の話しなのに、「執着」によって正面から向き合うのが難しくなったり。例えば…明日の衣食住がほぼほぼ約束されているのに、遠い未来のことで不安になったりとか。
自らの執着に気づきやすくなる姿勢と言えるのかも。

③これも②と同じく、程良い肉体負荷から起こり得ているであろうメリット。同じ姿勢をとっているつもりでも日によって、右肩が張ったり、左手首に負荷が集まったり、足が思うように上がらなかったりと、カラダからの声がたくさん聴こえてくる。

PCでいうところのメモリ解放、スマホでいうところのアプリの再起動に近い感覚を得られた。
特に、自分の場合は考え込みすぎて、思考のループが起きた時に役立った。

オマケ

気になって調べてみたら、タロットにおける「吊るされた男」の解釈もめっちゃ面白かった🤤
「価値観のシフト」のメッセージを含んでいて、要約すると…

【 社会性を兼ね備えた反逆者 】

少年心をくすぐるキーワードです笑