にんぷさんのお腹

寝ていても腰痛で目がさめる妊婦さんの症例

こんにちは。整体院ゆじゅ 高松です。

今日は妊婦さんの腰痛、股関節痛の症例について書いてみます。

■来院時の状態

妊娠27週目で来院されました。28週目からは妊娠後期という時期に入り、お腹がますます大きくなる時期です。
産婦人科で行われているマタニティヨガのインストラクターさんに紹介されて当院に来られました。

来院時に悩んでいたこと

・寝返りが痛く、寝返りのたびに目がさめる
・午後になるにつれて、おしり、股関節が痛い
・仰向けになると、尾てい骨の上あたりが痛い

2週間ほど前から痛みがひどくなったようで、立ち座りや長時間座った後に痛みが出るという状況でした。

整体の前に体を触れていくととても張りが強く、仰向けになるのにも腰に痛みが出る。仰向けで膝を立て、左右に倒そうにも腰が痛くて45度も倒れない状態でした。

■整体で行ったこと

画像1

整体で行ったことはとてもシンプルです。

 ・広がった肋骨を狭める
 ・呼吸が行いやすいように肋骨の動きを作る
 ・呼吸をしつつ、体の休め方(リラックスの仕方)をつたえる

基本的には上記の3点です。

来院時の症状で
 ・長時間座っていると痛む
 ・午後になるにつれて痛みが増す
というのは基本的には筋疲労が痛みの原因になっています。

本人はリラックスしているつもりでも、力が抜けきれていない。
立つ、座る、歩くという基本的な過ごし方の中で筋肉に過剰な負担がかかっている状態と判断したからです。

■日常生活で気をつけてもらったこと

丸くなって寝る女性

体をとことん休めることです。

整体の際に呼吸をゆったりすること。そして、力を抜いてリラックスする方法をお伝えしているのでそれを実践してもらいました。(全く動くなというわけではないですよ)

力を抜いて横になる。
座った時も力が入らないように
立った時も最低限の筋力で立てる方法

来院される前は何をするにも過剰に筋肉で動いていたので、負担のない過ごし方を実践してもらいました。

もちろん、お腹の針を自分で緩める方法も♪

■10日後の状態は!?

妊婦さんにとってもお腹の中の赤ちゃんにとっても、睡眠はとても大切です。

夜中に痛みで目が覚めて「寝たい」ということだったので、2日に1回のペースで1週目は来院してもらいました。

5日後の3回目では痛みはとっさの動きの時だけになり、10日後の4回目の来院時には5時間以上ねれた(ペットに起こされた(笑ということでした。

■産前産後で必要なこと

一般的に産前でも産後でも骨盤の歪みというのが一番気になるポイントではないかと思います。

しかし、整体で骨盤の歪みを改善したところで、日常生活の中で体に負担のある過ごし方をしているとまたすぐに歪みます。

大切なのは日常生活の中でどれだけ歪まない動きができるかということ。これはどれだけ体に負担なく過ごせるかということです。

みなさんは力を抜いたり、体を休めることができていますか??
歩くのが辛い、すぐ疲れるという時は、体の使い方を一度見直してみてくださいね。筋力頼りだと、すぐに疲れますからね。


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