スノーフレーク（単行本）

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スノーフレーク

あらすじ

「溶けない雪の欠片を見にいこう」その約束を果たせないまま、死んでしまった幼なじみ・速人。
六年後、高校卒業を控えた真乃は、彼とよく似た青年を見かける。ほんとうは生きているのかもしれない。かすかな希望を胸に、速人の死にまつわる事件を調べ始めた真乃だったが―!?
函館の街を舞台に描いた青春ミステリー。

感想

切ないが、最後に心が少し暖かくなる話だった。
真乃が速人を見つけた時は涙が出そうになった。
速人は真乃との約束最後の最期で守ったね。スノーフレークの花、ちゃんと見せてあげれたね。

亨のことを考えると終始切ない気持ちになった（苦笑）
ずっと真乃のことが好きだったのに、速人を忘れられず速人が初恋の相手でその速人はもういない。でも真乃は今でも速人を求めてる。
亨の立場を考えたら本当に切なくなってしまった。
が、最後に報われたので良かった。

これから真乃や亨は前を向いて生きていくんだろうな。
そして、周りの人たちも前を向いて歩いていくんだろうな。

読了日・評価・購入場所

読了日：2012/06/09
評　価：★★★★
場　所：地元の図書館