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フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life



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あらすじ

上司のクサナギ大尉やトキノと戦闘機に乗り、空を駆けるクリタ・ジンロウ。
地上ではすべてが粘土みたいに溜まって腐っていくように思えてうんざりしている。
だが、クサナギの幼馴染みの科学者や、彼女を追う新聞記者と出逢ったことから――永遠を生きる子供たちの物語、急展開!


感想

スカイ・クロラシリーズ第4作目。
自分は時系列順に読んでいるため3冊目。

クリタ視点で描かれている。
クリタが“愛”について考えているのが印象的な話。
キルドレであるクサナギが気になっているが、キルドレ同士は引き合わないハズだったよな?と思いながら読んでいると、クサナギの衝撃の秘密を知って納得。
クサナギはもうキルドレではなかったから。
度々そのような描写があったが、まさかキルドレじゃなくなってるとは思わなんだ。
キルドレではなくなったが、周囲には隠しているみたいで、知っているのは組織の一部の人間のみ。
だが、月日が経てば経つほど隠しきれないよな。
キルドレじゃなくなったのはティーチャと交わったことが原因らしい。

クリタが自分なりの“愛”に辿り着いたときはちょっと感動した。
クリタとティーチャが戦って撃墜されたところで終わったため続きが気になる。


読了日・評価・購入or借りた場所

読了日:2012/02/23
評 価:★★★★
場 所:出身大学近くの市立図書館