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ルールという敵

車を持っていないので、普段は徒歩か自転車で行動している。だから寒い冬は、外に出るのが億劫で、すぐに引きこもってしまう。

そんなやどかり状態の自分に鞭を打って、というか、さすがにそろそろ運動したいよ!って欲求に従って、1ヶ月半振りにボルダリングをしてきた。

過去のいろいろ続かなかった事例を思い浮かべると、足を運んで扉を開けることに恐怖を感じてしまっているように思う。扉を開けたら、怒られるんじゃないか、とか。そんなはずないのにね。

だから自転車をこぐ道すがら、ドキドキはどんどん高まっていった。駐輪場に入る手前でこのまま引き返そうかなんて、よぎった。

だけど、扉をあけた。そしたら笑顔の店長さんがひょっこり。今日も自転車で来たんですか〜寒かったでしょう〜って労ってくれた。
私はてっきり、久しぶりですね〜最近どうしてたんですか〜なんてこと聞かれるかと思っていた。そして、その言葉にちょっと責められているような、少しのとげとげを勝手に感じるんだろうなって。でも店長さんは、最近来てなかったことには全く触れないで、今のことだけ触れてくれた。それがとっても居心地よくて、私はこれからもここに通えるなって思えた。

そして、久しぶりって言葉に責められている感覚を抱くほどに、私は「定期的に通うべし」という自分ルールにがんじがらめだったんだなと気づいた。こうやって自分ルールに縛られていると、勝手に疲弊して何もできなくなっちゃうな。今年は「◯◯べし」をやめられるようになろう。

久しぶりにのぼったらやっぱり楽しかった。また来ます。

#日記 #ボルダリング #自分ルール

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