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マーケティング勉強のアウトプット〜Twitter運用戦略〜

こんにちは。ゆいとです。

 僕の自己紹介はTwitterにも記載していますが、メーカー勤務をしながら兼業でWebエンジニアをしています。現在マーケティングの勉強を始めた所です。

 このnoteは、最近マーケティングの勉強を始めた僕が、アウトプットをしてみたい!と思い立ち、自身のTwitter運用戦略を考えてみたものです。これまで漠然と行っていたTwitter運用戦略を初めて言語化してみました。
 初のnote、初のマーケティングですので、ここから今後どう成長していくのかも含めて見ていただけたらと思います。では早速いきます!
※フレームワークは3C分析やSTP分析など勿論学びましたが、より包括的ということで今回は『売れる会社のすごい仕組み』で紹介されている戦略BASiCSを使用しました。

Twitter運用の目的

 ○○について戦略をたて成果をあげたい!という時に、一番はじめにする大事なことは目的を明確にすることです。目的が曖昧だと戦略もブレてしまいます。
 僕のTwitter運用の目的は大きく3つあり、(最後はおまけ)
・お互いに良い影響を及ぼし合える繋がりを増やすこと
・自身がWeb製作やWebマーケティングを行っていく上で発信力・影響力をつけること
・Webマーケティングの練習場
 上記目的のために、まずは母数を上げるべくフォロワー数3000人を目標にしています。今から書いていく戦略は、フォロワー数3000人達成のための戦略になります。

戦略BASiCS

戦略BACiCSにおいて大切なのは「一貫性」です。どんな「顧客」がどんな「競合」と比べて、僕の「独自資源」に基づくどんな「強み・差別化」を重視するのか、そしてそれをどのように「メッセージ」として顧客に伝えるかです。

1.顧客ターゲット(ペルソナ)
 まずはじめに戦略の中核となるフォロワー(顧客ターゲット)を絞ります。戦場・競合はフォロワーにとっての選択肢の集合なので、競合が誰かはフォロワーが決めます。強み・差別化はフォロワーが誰をフォローするか決める理由なので、こちらもフォロワーに依存します。ここで大切なのは、フォロワー像を具体的に考えることです。
 僕のフォロワー像は
・現状を変えたいという想いがある(副業あるいは転職)
・Web制作の勉強を初めて1〜2ヶ月(ProgateのHTML, CSS初級編は終えたが、道場編や模写は難しい)
・毎日3時間勉強!よりは15分〜30分くらいで継続中
・今後どう進めていけばいいか迷っている
・継続が得意な方ではない
ここでは「年齢や性別」で括るのではなく、「価値観」で分けてみました。

2.戦場・競合
 次に戦場・競合を考えます。僕はTwitter上のどこで誰と戦っているのか?です。厳密にはTwitterはフォロワーの奪い合いではなく被るものですが、ここでは便宜上、僕と属性が近い人物像を競合としています。
 僕にとっての競合は「実際に稼いでる、Web制作初心者の少し先輩」で、この場合の戦場は「コーディングtips・案件獲得How-to」です。また僕は「毎日努力を継続している人」とも競合し、この場合の戦場は「モチベーションUP」です。
 しかしTwitter上ではこの戦場・競合は完全に独立しているのではなく、かなり被っていると感じています。僕の属性柄もありますが、「実際に稼いでる、Web制作初心者の少し先輩」は「毎日努力を継続している人」です。戦場は異なりますが、どちらの戦場も僕のフォロワーが求めているものだと感じます。

3.強み・差別化
 強み・差別化はフォロワーが競合ではなく僕をフォローしてくれる理由です。僕の場合は「学習開始から2ヶ月で案件獲得、以後も継続して案件獲得中という実績」がこれにあたります。2ヶ月という短期間で成果をだし、その後も継続して案件を獲得し続けており、これは「副業で稼ぎたい、稼げるスキルを早く身に付けたい」というフォロワーの目標とする姿に近いです。
 また、「様々なことに挑戦し、継続している姿勢」ことも強みです。僕が発信しているベースはWeb製作ですが、筋トレ・英語・動画編集・マーケティングなどいろんなことに挑戦し学習を日々継続しています。ターゲットが絞りづらいという欠点はありますが、『行動』『努力』『継続』という僕自身の「一貫性」に対する信頼が生まれ、モチベUPや有益だからという理由以上に人としても信頼され好かれます。

4.独自資源
 独自資源とは強み・差別化を長期的に可能にする強みの源です。僕の独自資源は「行動力」と「継続力」です。一般的に「新しいことに挑戦する」ことのハードルは高く、中々一歩踏み出すことができる人は少ないです。その中で、さらに挑戦し続け「継続して成果を出せる人」となるとかなり希少な印象を受けます。事実、僕の行動力と継続力はフォロワーの方々にも評価されており、これら2つの独自資源が僕の強みを可能にしています。

5.メッセージ
 
僕がフォロワーの皆さんに伝えたいメッセージは『継続は力なり』です。この言葉は僕がとても大事にしている言葉で、いつも頭の中にあります。僕自身これまで様々な事に挑戦し、継続する事で成果をあげてきました。継続することは難しいことですが、継続無くして成功はありません。僕は『継続は力なり』を体現し、Twitterの発信を通してその大切さを伝えたいと思っています。

差別化軸

 僕の強みの一つ目として「学習開始から2ヶ月で案件獲得、以後も継続して案件獲得中という実績」を挙げましたが、ここから僕の戦場を「コーディングtips・案件獲得How-to」にすると沼にはまります。何故なら技術的に有益な情報は溢れていますし、『ゆいと(僕)』が発信する必要なんて全くないからです。僕より優秀な人なんていっぱいいますし、現役の本業エンジニアに敵うはずありません。
 ここで僕はもう一つの強み「様々なことに挑戦し、継続している」に注目し、差別化軸を「密着軸」に設定しました。自分の『行動』『努力』『継続』を一貫して発信しモチベUPに貢献するだけでなく、親近感や丁寧な対応、いわゆる「絡みやすさ」によりフォロワーの方々と『一緒に』がんばる雰囲気作りを目指していきます。
 また副産物として、僕のキャラも密着軸向けだと思っています。具体的には、『行動・努力・継続により成果を上げているにも関わらずバカっぽい』ことです。ただ単にバカなのではなく、『結果を出してるのに絶妙にバカっぽい』所が絡みやすさに繋がっていると思います。

以上をさらっとまとめると、「Web製作初心者」が他の「実際に稼いでる、Web製作の少し先輩」に比べて、僕の「行動力・継続力」に基づく、「様々なことに挑戦し、継続している姿勢」に魅力を感じている。僕はTwitterで「行動・努力・継続」の発信を通して『継続は力なり』というメッセージを伝えたい。という流れです。

売上5原則

 戦略の目的は利益を上げる(フォロワー数を増やす)ことです。利益は売上ー費用なので、利益を上げるには売上を上げるか費用を下げるかになり、売上5原則は売上を上げる事にフォーカスし、以下の5つの原則に分けています。
①新規顧客の獲得→新規フォロワーの獲得
②既存顧客の維持→既存フォロワーの維持
③購買頻度の向上
④購買点数の増加
⑤商品単価の向上
 本来のビジネスではこの5つの原則に則り進めていくそうですが、今回のTwitterでフォロワー数を増やす事に直接繋がるのはこのうち①、②だと思います。

戦略→数字→実行→評価

 まず戦略が達成すべきゴールを数字として明確に決めます。今回の場合では、フォロワー数3000人です。この数字を達成するために、売上5原則のどれを重視すべきかを戦略に基づいて決めます。
 今回の目標はフォロワー数3000人ですが、その日に増えるフォロワー数は新規フォロワー数 - フォロー解除数なので、売上5原則にあった新規フォロワーの獲得と既存フォロワーの維持について考えます。ただ、Twitterでフォロワー数を増やすには新規フォロワーの獲得の方が効果が大きいと思うので、今回はこちらを重視していきます。

マインドフロー

 半永続的なフォロワー数を増やすにはファンを増やす事が大切ですが、ファンが生まれるプロセスを分解すると以下のようになります。※便宜上ファンと言っていますが、気軽にリプを送りあったりできる仲のフォロワーさんの事です。

・認知→TLで僕のツイートを見る
・興味→僕に興味・関心を持つ
・行動→僕のプロフィールを見る
・比較→僕をフォローすべきか考える
・購買→僕をフォローする
・利用→僕のツイートを日常的に見るようになる
・愛情→僕のツイートの内容、僕自身を好いてくれる
○ファンになる

 ユーザーが上記の7関門のどこかで止まるとファンにはならないので、認知から愛情まですべての関門に対してモレなく手を打つ必要があります。ここでどの関門の打ち手を優先するかを考える必要があります。新規フォロワーの獲得を優先するのであれば認知〜獲得を、既存フォロワーの維持を目的とするならば利用〜愛情を対策するのが一般的かと思います。
 僕は新規フォロワーの獲得を重視すると決めたので、マインドフローの認知〜購買を優先的に対策していきます!と言いたいところですが...まずは利用・愛情関門に着手します。理由は、利用・愛情関門に問題があるとマイナスのイメージが広がり易く(アンチが増える)、短期的なフォロワーの増加は見込めても、中長期的なファン化には繋がりにくいと考えたからです。また、利用・愛情関門が優れていると、RTやいいね、リプの数が増え(ファンが増える)、結果として認知にも繋がります。そこで今回は、利用・愛情関門に対して施策を打った後、認知向上に対しての施策を打っていきます。

具体的な打ち手
 具体的にどんな対策をうてばフォロワーが僕に愛情を持ってくれる、即ちファンになってくれるのか?ですが、僕は以下のような3ステップを考えました。

①フォロワーの『ニーズ』と僕の『提供する価値』の擦り合わせ
②僕の人間味で興味と親近感による引きつけ
③好いてくれる人を好きなる

 まず①から見ていきます。冒頭でTwitter戦略では一貫性が大切と述べました。そこで僕はフォロワーの『ニーズ』と僕の提供する『価値』、僕の『競合』や『戦場』に一貫性はあるのか?を確かめるために時々アンケートを実施しています。その結果が以下です。

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 この時点でフォロワー数は約700人で、Twitterを伸ばそうとはしていたものの、戦略的ではありませんでした。この結果を見た時に僕は衝撃を受けました。当時の僕は必死になって所謂『有益ツイート』をしていたにも関わらず、ネタ要素である筋肉ならいざ知らず、モチベUP系にも需要で負けていたからです。しかしここで僕は自分自身の『一貫性』の無さに気づくことができました。

 僕は、”短期間での案件獲得実績”を『強み』だと思い込み、『競合』がとても多い有益ツイートという『戦場』で戦っていたわけです。しかもそれがフォロワーの『ニーズ』とマッチしていない...これでは伸び悩みますし、有益ツイートをしようと必死になり疲れてしまっていました。そこで僕は行動力・継続力を『強み』として、”様々なことに挑戦し、継続している姿勢”を発信することで、『戦場』を”モチベUP系”に移し、フォロワーの『ニーズ』と僕の提供する『価値』の擦り合わせを行いました。こちらの振り返りは後で行うので②を見ていきましょう。

 ②では『僕』を出すことに注力しました。これは僕自身がTwitterをやっていて思うのですが、有益なツイートをどれだけしていても『その人自身』が魅力的に見えないと惹かれないからです。ひたすらWeb上の記事をアップしたり、有益ツイートを発信し続けても、『その情報は気になるけど、その人にはあまり興味ない』という状態になってしまいます。またTwitterを情報収集や仕事での繋がりを増やすために使っている方も多いと思いますが、結局は『人と人』であり、『コミュニケーション』が大切だと感じたので、等身大での発信を心掛けました。

 最後の③です。昨今、Twitterを伸ばす方法が流行っており、”いいねやリプをしましょう”、”名前を呼びましょう”などの伸ばす『テクニック』が流行っていますよね?もちろん大切だと思いますし、僕もいいねやリプもします。しかし結局は『人と人』であり、『コミュニケーション』なんです。これを忘れてはいけません。もちろん距離感は間違えてはいけませんが、Twitterにいるのも、オフラインで会ってる人たちと変わらない『人』です。僕はこれまでも今後も『人』と関わることが好きですし、有益な情報ではなく『僕』を見てくれるフォロワーさん方が大好きなので、積極的に交流をしています。ぜひぜひリプ送ってください!仲良くしてください!
 さて、①、②、③ときましたが、この対策は効果があったのでしょうか?アンケートで振り返ります。

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 このアンケート時のフォロワー数は約1400人で、前回アンケート時の倍になっています。結果を見ていただくと、モチベUP系が堂々の1位となっています。また、ネタ要素を含んでいるので一概には言えませんが、ファンと言ってくれるフォロワーさんも一定数いらっしゃいます。しっかりフォロワーが伸び『ニーズ』と『価値』がマッチしていること、ファンと言ってくれるフォロワーさんがいることは本当に喜ばしいことです。Twitter Analyticsの内容について今回は詳しくは触れませんが、新規フォロワーの方がコーディング tips系ツイートを好む傾向にあるようです。
 ”コーディング tipsが見たくて僕をフォローする→モチベUPや筋肉が好きになる→ファン”という流れだと、ファン形成まで持っていけてるのは喜ばしいことですが、認知〜購買段階での『ニーズ』と『価値』にズレがあるということになります。ですので今後はそちらを改善していきたいと思います。改善は続きます。

最後に

 僕の初めてのマーケティング のアウトプットは如何だったでしょうか?書籍でしか学んでいない中で、自分で実践して言語化してというのは大変ではありましたが、とても面白く学びが多かったです。ただ今後マーケティング を本気で学ぼうと考えた時に、実際の現場で直接学ぶのが一番成長できるし良いのではないか?と強く感じたため、僕自身の今後のキャリアも含めて真剣に考えていきたいと思います。

 僕も初めてのnote、初めてのマーケティング ということで至らない事ばかりだと思いますが、コメントやフィードバックを頂けたら泣いて喜びます。Twitter運用くらいでマーケティング って言う?文章力酷くね?などの厳しいお言葉は本当に泣きます。嘘です。改善に繋がるのでどんな意見でもお待ちしております!

 今後はマーケティング やWeb制作に関することはTwitterだけでなくnoteでも発信していきますので、何卒よろしくお願い致します。

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