【社会人リケジョの方程式(追加)】元々勝ち組専業主婦希望
辞める理由の追加スライドです。
これまで、性善説で働きたくても働けない理由を書いてきましたが、専業主婦になるために大企業に就活する層も少しですがいます。勝ち組専業主婦狙いです。
リケジョは腰掛OL的に過ごすには効率が悪いのであんまりいないだろうと思ってたんですが、結婚後相手の収入のみで生活するのが望ましいの回答が文系女子は17.8%、理系女子は14.2%で大差ないです。出産して大変だったら辞めて専業主婦になれば良いと思っている人はもっといるでしょう。
大変だったら身をまもるためにやめるしかないのですが、働き続けたいという意思がなければ環境の交渉や相談なども行わなずやめるので、何が足りなかったかフィードバックが行われず女性の働く環境は全く改善しません。労働組合に文句をいうとか、働きやすい部署に異動させろとか、こんなとこやめて転職してやるとかもっと大騒ぎしてほしいのに、すんなり辞めがちです。
リケジョは望んで専業主婦になるとおもわれると前にも書いたように他の8割の働き続けたいリケジョの迷惑になるので結婚退職目的の就職はご遠慮ください。リケジョはほとんど総合職だと思います。その目的、大企業の食堂とか、クリーンサービスでもよくない?
しかし、彼女たちが悪いのではなく、結婚後の働くロールモデルが大変なワーママか子供をもたないハードワークキャリア女性しかいないのがわるい。結婚後もポジティブに働くイメージがもてず、働く前から会社員生活に失望していているからです。
育児休業をとる男性をかっこいいと思うが大学生男子49%女子62%なのに、実際の男性の育児休業取得率7%ですもんね、私達子育て世代もずっと失望してます。それなのに理系女子の50%の半数が少子化・働く女性問題に興味ない。しかも興味が年々減少している。
女性活躍と言ってるからよくなるんじゃないの?と思ってるかもしれませんが、私も10年前に聞いた先輩の話と同じ文句を言っています。騙されてはいけません。メディアは悪いことは言いません。
男性の育児休業の取得率が6%⇒7%になったことを上昇したと言っています。5日間の休暇なのに男性育休と言ってます。それ、入院中に上の子のお世話してるだけだから。
促進、促進といいながら全然進まなかったのに、22年に男性育休の周知促進義務を法改正します。大学生でも男性が育休取れること知っているのに効果はないでしょう。
育児に関する働き方の印象 (「すごくかっこいい」の割合)
残業に関する働き方の印象 (「すごくかっこいい」の割合)
あなたたちタムパ世代は子供を産む前から男女ともに残業は嫌、子育てはノー残業×2がいいと思っているジェンダーレス思考ですが、総合職の女性は10年で6割離職します。理系総合職は7~8割。そのため高学歴でも専業主婦になる人が増えています。企業は説明会で総合職で活躍している女性がいるというでしょうが、何割が脱落しているかは伝えません。
ただ私たちの世代以上は残業当たり前の世代なんですよ。そのため、専業主婦も子供も養えています。それはしかし、今のところはだと思います。大企業も終身雇用制は崩れています。
このまま女性の働く問題を放置して、専業主婦になったらいいかと思っているとあなたたち世代はほとんどがノー残業旦那と専業主婦になってしまいます。働かずに勝ち組でいられるでしょうか?グラフの読めるリケジョは目を覚ましてくださいね。
↑グラフ等ここから引用。