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第1話 0歳 娘の小麦アレルギー発覚時の話

食物アレルギーの事。
病気ではないけれど、なんだか体調がいまいちだと感じる病気未満の未病の事。
自分の身体と家族の身体の健康を観察して思う事を書いています。

まずはこのような生活を送るようになったきっかけのお話です。

第1話

食物アレルギーの事を調べるようになったのは 生後7カ月の娘に食べさせた「パンがゆ」で救急病院へ行った経験からです。
娘の命を預かる母として必要になったため。

娘は二人目だったこともあり、離乳食を進めて早く同じものが食べられるといいな~と思っていました。

生後6ヶ月になったので、まずは「白米のおかゆ」で離乳食をスタートさせました。はじめはすりつぶして、少しずつ量を増やしたり、粒を残すようにすりつぶしたり、離乳食づくりの経験がある方は想像がつくと思います。

生後7か月、次のステップとして「パンがゆ」を食べさせてみることにしました。食パンのミミは除いて、真ん中の白いふわふわ部分をお白湯に浸して、離乳食スプーンの先に少しのせて娘の口へ。
とてもおいしそうに満面の笑顔。喜ぶ姿にこちらも嬉しくなり二人目子育ての気のゆるみから「もう少し食べても大丈夫だよね」と同じようにスプーンの先に乗せてもう一口。
また満面の笑み。そして、もう一口。
さすがにこれ以上はやめておいた方がいいと思い、まだ食べたそうな娘とごちそうさまをしました。

そして、離乳食後、抱っこひもで抱っこして上の子の幼稚園へお迎えに行きました。
いつもなら抱っこひもの中ですぐに寝てしまうのに、ずっと泣いていて、機嫌がわるいなーどうしたのかなーと思っていました。
幼稚園のお迎えでママ友に「機嫌が悪いみたいで、泣き止まないのー」と言うと、「泣き方がちょっと違うんじゃない?病院連れて行った方が良くない?お迎えして預かっておいてあげるから病院行っておいで!」と言ってもらいました。
その日は木曜日・・・午後休診の小児科ばかり・・・
ママ友は「救急しかないけど、行った方がいい!○○病院は救急で小児科あるから!」と。
急いで病院へ行きました。
病院に着いて診察を受けるころには泣きつかれて寝てしまっていました。

看護師さん:「呼吸するときにヒュウヒュウ音が聞こえたり、息苦しそうな様子は無かったですか?」
私:「それはなかったと思います」
看護師さん:「今回は反応が体の外に出て真っ赤に腫れているけど、この反応が体の内側、内臓の方に出たら命にかかわりますから」
私:「・・・」

看護師さんから言われた言葉が最初は理解できず・・・えっ?えっ?命?
となりました。
確かに娘は激しく泣いていたので顔も体も赤くなっていました。
でも、腫れているとは気が付かなかった・・・
泣いているから赤くなっているのかな?でも、なんでこんなに泣くんだろう、泣き止まないんだろう。とは思っていました。

看護師さんから言われた言葉がどういうことか、頭の中が混乱しました。そして、「私の行動で娘の命を危険にさらした」と解った時、
私はなんてことをしたんだろう・・・と反省と後悔が押し寄せました。
今思えば「頭をハンマーで殴られた感じ」というのがぴったりの状況だったと思います。
その後、どうやって家まで帰り着いたかよく覚えていません。
ただ、上の子をママ友の家に迎えに行ってお礼を言ったことは覚えていますが・・・。

娘は小麦アレルギーだろうとの診断でした。
そして、翌日かかりつけ医へ行き血液検査をするように言われました。

第2話へつづく


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