誹謗中傷とヤジ
誹謗中傷かヤジかわかんないけど否定的なお言葉に対してブチギレる野球選手の投稿を見ました。私個人の意見だけど「何様かわからんけど」と言ってしまってる時点で否定的なお言葉をかける人とまあまあ同じ土俵に降りてしまってるなーと思いました。
誹謗中傷とヤジは違うと思っています。
誹謗中傷は根拠のない悪口でヤジは言動の結果生じる厳しいお言葉。誹謗中傷は根拠がないので前後の文脈がわからなくても言える悪口で、ヤジは言動の結果生じるから文脈がわかってない人には言えない。
誹謗中傷はなんか有名人全般に降りかかるイメージがあるけど、ヤジはスポーツ選手にしか降りかからない気がします。
知らけど。ライブに行ってミュージシャンに「下手くそー」とか言う人もいるんかな?そのような下手くそのライブを観に行かないからわかんないけど。舞台見に行って「大根役者ー」みたいなヤジ飛ばす人とか。いるのかな。面と向かってはないけど、感想としてTwitter(現X)で述べる人はいるか。いそうやな。それはヤジなのか?誹謗中傷なのか?
能見さんがどっかで阪神ファンが相手投手が交代する時に歌う「蛍の光」も嫌だったと言っていて、今はもう「蛍の光」歌われていないんだけど、私は「マジおつかれー」みたいなまあまあ優しい気持ちで相手投手を(マウンドから)送り出す歌だと思っていたので、それも嫌やったんや!ということが結構衝撃でした。
応援する方としては常に褒め称えたい気持ちで見てるし、褒め称えられる成果を期待しています。
でも人間関係でも言われるけど期待するから期待外れの行動をされたときに落ち込む、期待してなかったらなんとも思わない、みたいなのと同じで、勝って欲しいと言うお気持ちが強いから、負けた時の悲しみが怒りに変わっていろんなヤジが飛んでしまうんだとは思うけど。なんだろう。メンヘラ気質なのかなw
小学生の頃によく甲子園に行ってた時、本当にヤジはすごかった。
まあまあ周りの人も笑ってしまうような、完成されたヤジが多くて、一緒に見てる方もなんか笑ってしまうからな、ヤジも含めて甲子園のエンターテイメントみたいになってしまっていて、いじめっこと同じ構造なんかな?選手はそれが嫌だったんですねー。まあ、野次られて嬉しい人はそんなにおらんと思うけど、スポ根世代なので、ミスに対してヤジとか、ハッパかけてくるみたいなのが発生するのはある程度仕方ないことだと思っていました。
何があっても褒め称えるみたいなんも、なんか違うと思う。
応援してる時、絶対いつも同じサイドにはいるけど、でもちゃんと仕事はしてくださいと思うし、選手が三振やらエラーやら絶対に入りそうなシュートが外れたり期待と違う動きをしたときは悲しみと怒りが混同したお気持ちにはなる。それで負のお言葉が発射されてしまうんだなー。メンヘラだからwでも、そのお言葉自分の仕事でチームメイトやカウンターパートがミスした時に掛けるかな、と考えたら、絶対掛けへんけどな!チームメートに「なにしとんねんw」とは絶対言わないな。クリティカルなミスではないからかな。勝敗を決める業務でもないしな。でもよく考えたらパワハラ系のお言葉はこれと同じノリで発生するのかもしれない。チームメートや部下に「なにしとんねんw」て言ってしまう人は多分存在しますね。
スポーツ選手のミスにはすぐ負のお言葉をかけてしまいたくなるのは何故だろう。やっぱり期待を裏切られたと言う「がっかり」の気持ちが一番大きいと思う。かと言ってこんなエラーばっかりするチーム応援してられませんわ、もう巨人ファンになりますさいなら、とかは絶対にならないけど。
人間だから誰でもミスするやん、という気持ちで観てればいいのかな。あーしょうがないですねーエラーしちゃって。。。しょうがないですねー三振しちゃって。。。しょうがないですねー押し出しフォアボール。。。
そんな感じの気持ちで見てれば良いのかな?
誰か選手が傷つかない「がっかり」の表明の仕方を教えてほしいです。
関係ないけど先日図らずして歌舞伎町を8佐藤輝明選手のユニフォームを着て歩くことになったのですが、知らない人に「え?佐藤?二軍?二軍の佐藤選手?」って話しかけられました。二軍にいることは事実なのでこれは誹謗中傷ではないのかもしれないけど二軍にいることが好ましくないという心情があるのでだいぶ嫌な気持ちになりました。これはヤジ?誹謗中傷?それとも「そんなことにいちいちお前が心を痛める必要はない」案件?
佐藤輝明選手が早く一軍で活躍して歌舞伎町でも胸を張ってユニホームを着用できるようになりますように。
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