3／7 祖父のがん

母が入院して1ヶ月が経過。
世界を騒がせているコロナウィルスの影響で病院の面会制限はだんだんと厳しくなっていく。
普通に日常生活を送っているわたしがもしもウィルスを持ち込んだりしたら…と考えると怖いので最近は病院に行く頻度は少なめ。

今日は仕事帰りに寄ってみると叔母と祖母（母にとっての姉と母）が先に病室にいた。そこで聞かされた、祖父のがん。
もともとずっと体調は優れていなかったが、ここにきて悪性リンパ腫が見つかったらしい。叔母や祖母のほうがよっぽど辛いだろうと思うと、もはや返す言葉が見つからなかった。

しばらくすると叔父夫婦もお見舞いにきて、なんだか大人数になってしまった。

母は落ち着いた様子でお見舞いのフルーツを美味しいと言って食べていたが、ときどき会話が噛み合わない。
突然父に電話をかけては繋がらないと言って切ったりする（繋がってるのに）

先週来たときは頭痛が酷くてとても普通に話せる状況じゃなかったので話ができているだけマシなのか、いやでも明らかに言ってることがおかしいし噛み合わなすぎて悲しくなってくる
看護師さんにも今後元気な状態でいられる時間が減ってくると思う、ということを言われていて、今のこの認知能力の低下？痴呆のような症状もきっとこれからさらに進んでいくのだろう

外出許可がとれれば祖父のお見舞いに行くと父が言っていたので（わたしは仕事で不参加）河津桜がもう咲いているよと教えてあげた。
もうすぐ春がくる