3/11 泊まり込み

3日前。仕事が終わってスマホを見ると、母の具合が悪いから病院に来てと父からメッセージ。幸い職場から病院が近いので急いで母のもとへ。病室には同じく仕事終わりで呼び出されたであろうスーツ姿の兄。母は昼頃からずっと苦痛にうなされているそうだった。何度見ても母親の苦しむ姿を見るのは辛い。痛み止めと安眠のための薬を入れてもらってしばらくすると落ち着いて眠った。父はしばらく休みをとって病室に泊まることに。

翌日。もともと休みだったので早めに病院に行こうと思っていたが、だいぶ落ち着いたと父からのメッセージが入ったので夕方ごろ病院へ。兄も有休をとって様子を見に来ていた。甥っ子くんを連れてきてくれたので母も喜んだだろうと思ったが、薬がきいて眠っていた。おそらく父が連絡して、母の友人も来てくれたがその日は目を覚まさなかった。

さらに翌日。仕事帰りに病院へ。わたしがついたあとすぐに母の友人が数名来て、この日は少しベッドを起こして会話することができた。以前のようにスムーズな会話はできないしちょっとよく分からない発言も時折あるものの、笑顔も見えてひとまず安心した。

そして今日。痛みも落ち着いているようで昨日よりも元気そうだった。3日前急な連絡にも駆けつけてくれた母の親友が来て、起き上がって話ができたので本当に良かった。食事も食べられた。朝も食べたあと吐いたらしいのでその後どうなったかは分からないけど…。まあ吐いたとしても美味しく食べられたことに意味があるような気がする。父が仕事を休んで連日泊まり込みでいることを気にしていた。たしかに一昨日まではどうなることかと思ったけど、昨日今日の様子を見たらとりあえず大丈夫そうに思えてきた。いやほんと波がありすぎて分からないから怖いけど。

主治医の先生が様子を見に来てくれて話をしているうちに桜の話になって、母が「桜を見に行きたい」といいだした。調子がよければ外出許可がおりそうだった。祖父のお見舞いに関しては、コロナの影響で面会制限が厳しいこともあって難しそう…。会わせてあげたいなあ。