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モルディブ_2023年8月

約10年前から行きたくて行きたくて友人たちに行きたい話ばかりしていたら、やっと行ける!となった今回色んな人が「おめでとう」と言ってくれました。そんなことある?

たぶん最初はほとんど興味がなかったのに二つ返事でOKしてくれた彼氏に大感謝。私の夢をかなえてくれてありがとう。

昨年末からJGC(JALグローバルクラブ)会員になったのと、今回はワンワールドグループのスリランカ航空を利用したので、乗継時間がほとんどない中でも充実した空港時間を過ごせました。

スケジュールは、
成田→コロンボ空港→モルディブ(4泊)→コロンボ空港→成田(+1日)
昼頃出発して最終日は早朝に帰着する6日間の旅行。

まずは成田へ。エコノミーの座席でもJGC会員ならビジネスクラスのチェックインが使えて並び時間ゼロ、めちゃめちゃスムーズ。
ちなみにモルディブへの渡航にはチェックイン前にIMUGAという旅行者専用の事前情報登録システムみたいなものをクリアしておかなければいけないので気を付けてね。たびレジにも外務省HPにも書いてなくて空港で慌ててやる羽目になりました。

そしてずっと憧れていた国際線サクララウンジに初潜入!お盆2日目にも関わらず人はまばらで、ひろびろのんびりとした空気。

ビーフカレー(小)

食べたのはもちろんビーフカレー。これが噂通り美味しすぎた。セルフサービスのバーも充実しておりハイボールをいただきながらしっぽりフライト時間まで待つ。無駄にシャワーも浴びるなど。

シャワールーム
羽田の国内線サクララウンジと違ってトイレもついてる

スリランカ航空の機体は少し古い印象。エコノミークラスはアメニティ無し、ブランケットと枕、ヘッドフォンのみの提供。
噂には聞いていたもののモニターの壊れている割合が凄かった。4便×8席分確認したけど50%の確率で不具合があって中々使い物にならない。

機内の様子

美味しくも不味くもない機内食を食べたりウトウトしたりしながら過ごしていたら9時間強のフライトを経てコロンボ着。強欲な私たちは1h30minという極めて短い乗継時間でも初めての空港でラウンジを探す。だってどうせなら全部エンジョイしたいじゃん?

Serenedivaラウンジ

こちら、Serenedivaラウンジ。こちらもJGC会員なら無料。コロンボ空港には複数のラウンジがあり、名前も似ていたりするので事前に場所をチェックしてから向かうことを強くお勧めします。
食事の質は普通。座席数は少な目でした。

ついでに帰りに寄ったマレ空港(モルディブ)のラウンジもご紹介。

ひろびろとした座席
パスタやスープ、フルーツ、クッキー(物凄い種類の数)
がセルフサービス
一応イスラム教の国なのでここでのアルコール提供は無し

サクッと飲み食いして搭乗口に行き、コロンボ→マレ(モルディブ)へ。ここは1h30minほどの短いフライト。あっというまに到着!

モルディブ空港
各リゾートのカウンターが100個ぐらい並んでいる

この時点で時刻は20時。既に日も暮れている暗闇の中、20人ほど乗れそうなスピードボート(リゾート専用の送迎船)に乗って島へ。

ボートを降りて最初に首にかけてくれた
貝殻のネックレス
結婚することを伝えていたので
ベッドのデコレーションがラブリー!
※今回はハネムーンではない

現地には日本語に堪能なスタッフがいて、部屋まで案内してくれながら「この3週間で当日中に島についたのは今回が初めてだよHAHAHA」と言っていて戦慄。どうやら大体の人は遅延でコロンボで1泊する羽目になるらしい。スリランカ航空は遅れることで有名で、成田からもコロンボからも定刻出発だった私たちは超ラッキー&レアだったのでした。
実際、島で知り合った日本人ご夫妻(私たちの翌々日に到着)もコロンボで1泊することになったのだそう。

何はともあれオールインクルーシブの食事の対象は翌日の朝食から。この日は部屋に着いてシャワー&バスタブに浸かり、長旅の疲れを癒して就寝。

そして翌朝。リゾートでの生活の始まり。

海!
海!!

いや、き、きれいすぎる~~~~~~!!!
見渡す限りエメラルドグリーン&空色の海。

モルディブは140ほどのリゾート島があり、1島1リゾート=島ひとつひとつが別のブランドのリゾートからなるリゾート大国。
今回泊まったのは「Taj coral resort&spa」というインド系のリゾートで、一周徒歩10分ほどの小さな島。

部屋の前の道
100往復ぐらいした気がする

選んだお部屋はプレミアムウォーターヴィラ。モルディブといえば水上コテージ。これは外せない。部屋の広さはなんと約90㎡。ラグジュアリーなだけではなくすごく過ごしやすいお部屋でした。

天井が高くて広々
海側は一面ガラスの引き戸で真っ青な海が見える
この右側にもテラスに出られるドアがある
バスルームの写真撮り忘れた(公式より拝借)
反対側にシャワーブースがある
バスタブは180cmの彼氏が反対側に足がつかぬ広さ
ここからも直接海に出られるのでかくれんぼは盛り上がりそう
テラスからの景色
階段を降りて直接海に出られる
テラスにはテーブルセットとリクライニングチェア
夕日を眺めたり星を見上げたり…
テラスにもシャワーがついているので海から上がってすぐ砂を落とせる

とにかく広くて、寛ぐ場所もベッド・ソファ・テラスとその時の気分で選び放題。私たちは朝と夕方はテラスのリクライニングチェアで過ごして(酒を飲んで)いることが多かったです。何せ日中は日差しが強すぎて酒と太陽で熱中症になりそうだった。

食事場所は、メインダイニング(朝昼夜)、ピッツェリア(昼)、メキシカンダイニング(夜)の3か所+バー(昼~夜)。基本的にどこで何を頼んでも無料だけど、オマールエビのグリルとかブランド牛のステーキとか、一部高級料理は追加料金がかかるとのこと。
飲み物はバーの他、部屋にも冷蔵庫にソフトドリンクとビールが用意してあるのでそっちもフリー。

メインダイニングでの朝食(モルディビアンブレックファスト)
メインを頼んで、あとはパン・サラダ・フルーツなどをセルフサービスで取るスタイル
朝食(モルディビアンカレー)
パンを食べない私たちは毎回メインを2品ずつ頼んで腹を満たしていた
朝食のビュッフェ
フルーツは絶品!スイカが日本より甘くて感動した
奥にうっすら見えるのがパンのコーナー
ピッツェリアでのランチ
ピザ絶品!
景色よすぎてよくわからん酒でも映える
メインダイニングでのランチ
海鮮スパゲティみたいなやつ
味付けがとにかく最高で一瞬でたいらげた
彼氏肉ばっか食ってんな
メキシカンダイニングでのディナー
写真では伝わらないけど2方向に海が広がるコーナーの素敵なお席でした
料理はどれも本格的!
彼氏はこの牛ステーキ気に入りすぎておかわりしてた
ちょっと見たことない感じのカプレーゼ
チーズが焼いてあってとてもおいしかった
メインダイニングでのディナー
居酒屋っぽいのは私たちが日本食に飢えすぎてそういうメニューばかり選んだからです
マグロのタタキとか寿司とかイカフライとか、どれも美味しかった!
超本格カルボナーラ
こんなにしっかり炒め揚げされてるベーコン初めて食べた
こちらも絶品

料理を総括すると、とにかく美味しい!!日本風の味付けというわけではないんだけれど、日本人の口に合ってとても美味しい。インド系のリゾートだからかもしれないけれど、頼んだ物の中でハズレ(不味い)と思ったのは思い返す限りひとつもない。朝昼夜毎回おなかがはちきれるまで食べて、飲んで、寝て、こんな生活一生できないんじゃないかと思うぐらい幸せな時間だった。

食べる以外は何をして過ごしたのかというと、主にダイビング、シュノーケリング、プール、散歩、飲酒。

なんと今回、モルディブのために彼氏がダイビングのライセンスを取ってくれたのです。まじでありがとう。
ダイビングは朝8時半に島内のダイビングセンターに集合して、午前2本、午後1本の計3本、15時過ぎには島に戻ってリリースされるスタイル。価格は日本の3倍ぐらいした。びっくり。

海の中はとっても綺麗!透明度が高くてとにかく真っ青。水温は大体28~29℃。ほぼ気温。

巨大なエイが砂地で寝ていたり
サメもモブキャラぐらいの頻度でいるし
のんびり食事してるアオウミガメさんにも遭遇
ダイバーにはお馴染みスカシテンジクダイの群れ
テーブルサンゴの群落!
安全停止中はツバメウオが遊び相手

彼氏は今回がライセンス取得以来初めてのファンダイビング。景色は見れずともバディの安全第一で介助しながら潜ろうと思っていたのに、普通に中性浮力取れてるし焦ったりパニックになることもなく一緒にダイビングを楽しめてしまって拍子抜け。
唯一辛そうだったのは船酔いで、事前に飲ませたアネロン(酔い止め)も虚しく水面休憩中は本当に辛そうだった。ごめんよ…。

インストラクターはすっごく親切丁寧で身体がでっかいサム。英語も聞き取りやすいし気配りが細やかで、4年前のオーストラリア(いずれ記事書きます)より断然安心して潜れた。

頼もしいサムの後ろ姿

一緒にダイビングしていた方はもう一人いたのですが、白い肌にシルバーヘアの初老男性で「中国かシンガポールかな…?」と思いながら英語で会話してたら途中で日本人なことがわかってめっちゃ笑った。

ダイビングサイコー!と思いながら何しろ価格が高いので毎日潜るわけにもいかず、他の日はシュノーケリングをして過ごしたのですがこれがまたすごかった。本当にすごかった。

以下の写真はすべてiPhoneで撮影。

シュノーケリングでこのクオリティ
色とりどりのサンゴとカラフルな魚!
小さなサンゴにもスズメダイがぎゅうぎゅう!
けっこうな頻度でサメにも会えちゃう
これシュノーケリングだよね…?

正直国内でのシュノーケリングはガッカリすることのほうが多かったから期待してなかったけど、一回潜ってスゲー!!となってからはもうずっと潜ってた。潜ってるか食事してるかだった。それぐらい綺麗で楽しかった。

浮いてる彼氏
みんな昼ぐらいから活動開始するので
午前中はどこもほぼ貸切だった
日中でも巨大なコウモリがばっさばっさ飛んでた

普段の生活では予定を詰め込むの大好き&死に急ぎがちな私にとって、今回のモルディブの旅は、小さな島でできることだけをする、することがなくなったらボーっとするというとても贅沢な時間だった。

そして何より、大好きな彼氏と来れてよかった。アクティビティをして楽しく過ごすことも、何もせずのんびり過ごすことも、同じの熱量で楽しんでくれてありがとう。ずっと夢だったモルディブ旅行を叶えてくれてありがとう。

これからもよろしくね!

出発の直前、コテージのテラスで

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