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『働く』の定義を変えると幸せな人が増えると思う。

こんにちは。マルオカユイです。

『働く』って多くの人にとって結構人生で大きなテーマだと思うのですが、みなさんにとって『働く』の定義は何ですか?

私にとって『働く』というのは自分の中で一番重要視してきたテーマな気がしていて、自由に働きたいとか、やりたいことを仕事にしたいとかいろいろ思って動いてきた20代だったなと思います。

確かに見かけ上は自由に働けるようになり、それなりに楽しくやっていたのですが、自分の心に違和感ない仕事ができているかといえば、正直そうではありませんでした。
なんならどんどん体調は悪くなり生きづらさも増していく負のスパイラル。

そしてもう働けないなとなったときに、早く仕事しないと。なんかやらないと。と焦る自分を感じ、そこから仕事への最適解が見つからずにモヤモヤと動けない自分が長く続きました。そして、そもそも自分の中にインストールされている『働く』の定義が、自分に合っていないのではないかと思ったんです。

みなさんはどんな定義を持っていますか?

『働く』に違和感を感じるとき

私たちの行動パターン、思考パターンのベースは0~7歳の間にインストールされていて、そのインストールされたものを元に大人になっても無意識に思考し、行動しているということが様々な研究で分かっているそうなんです。

だから、生きづらさの理由は、自分の中にあるわけなんですね。

ということを考えると、『働く』に違和感を感じるとき、つらい時、働けないときは、今までインストールしてきた何かが今の自分の足を引っ張っているということを考えてみる必要があると思うんです。

実際に私は、こうありたい!と願いながら、それとは逆の方向に強く引っ張るエネルギーを自分の中に感じていました。

そのひとつは、『復讐心』だと気付いたんですが(この話はまた別の記事で)

『働く』ことへの定義(思い込み)もアップデートが必要だと思ったんです。

私の中にある『働く』の定義

私の中にある『働く』の定義を掘り起こしてみると

  • 週5で1日8時間働くのが普通で一人前

  • もしくは起業してバリバリ働くのが一人前(世間的に評価を受けているとか)

  • お金は我慢や大変なことの対価

  • 簡単にお金は貰えない

  • お金を稼いで結果を出していることに価値がある(評価される)

  • 働かなければならない

みたいな感じ。

平成4年、父は公務員、母は専業主婦とパート、祖母は大企業勤め、周りの親戚もそんな感じ、という世界に生まれた私は、そのような価値観をインストールして生きてきたわけです。

  • 楽して稼げる仕事なんてない

  • しんどい=頑張っている

  • 稼ぐことで評価される

  • 評価されていることが良いこと

を子どもの頃から無意識にインストールしていたんですね。

そしてそこに、頑張らないと自分には価値がないという観念が私にはあったので、

沢山稼いで結果を出さないと!評価を得ないと!(頑張らないと!=しんどい思いをしないと!)の行動パターン思考パターンを無意識に発動させて

苦しい思いをしていたんだ、ということに気が付きました。

この思考回路って特に私くらいの年代〜それより上の人、特に一般的な家庭で育った人は、結構このあるんじゃないかな?と思うんですが、いかがですか?

幸せに『働く』ための潜在意識

もちろん、その思い込みに違和感のない人はそれでいいんです。

ただ私は、自分の得意なことや楽しいと思えること、夢中になれることを世の中に表現すること、要はその人がその人であることが、世界に良い影響を与えるんじゃないか、ということを深く感じていて

この宇宙にある絶対法則に沿って考えても、それが理にかなっている。と思うので、

自分自身そうありたいし、そんな世界に生きたいと、生きづらい経験をする中で考えていたわけです。

これはもっと言うと、生きることが仕事という世界に生きたい。これはもうだいぶ前から思っていることです。

ただ、ボタンを押すと美味しい砂糖水が出てくるとマウスが一度覚えてしまうと、砂糖水が出てくるまでそのボタンを押し続ける、という実験があるように

しんどい思いをして、我慢をして、周りの人に認められた、褒められた、と感じ、自分にとって利益を得たその子どもの頃の経験は、しっかり全身の神経回路に刻まれているわけです。
子どもの頃は周りにの人に育ててもらわないと生きていけないですし、私の場合は長女だったので、そうやって気を引こうとしていたんじゃないか?とも推察できるわけです。

だから、頭ではこうなりたいと思っていても、潜在意識では、そうしたら認められないよ、評価されないよ、評価されない自分には価値がないよ、と全力で引っ張ってくる、というわけなんです。

これは私に限らず、顕在意識と潜在意識にズレがあることって意識してみると結構あると思います。

だから、自分の潜在意識にあるものを、幸せに『働く』ことができるものにアップデートしていけると良いですよね。

『働く』の定義をアップデートする

じゃあどうしたら良いのか。ということですが、先程から話しているような幼少期にインストールされた価値観を見つけて、新しいものにアップデートすることなんだろうと思うんです。

私自身もそうでしたが、うつ病や適応障害、そうでなくても日々モヤモヤした気持ちをかかえる人、生きづらさを感じている人が沢山いることを考えると

この、思い込みのアップデートは必須であると感じます。

みんなが何の疑いもなくインストールされた価値観に沿って生きていくことができる時代は、それで良かったと思うんですが

今はそんな時代ではありませんよね。

インストールされた価値観に適応しようとして、うまくいかない、生きづらい、なんか違う、と感じるなら

それはアップデートしないといけないよ、というサインなんだと思うんです。

じゃあ、どんな定義にアップデートするかということですが、これはそれぞれ自分が生きやすいなと思うもの、しっくりくるものが正解ですよね。

私は、こんな自分でありたいし、こんな世界に生きたいという願いも込めて、このようにアップデートしていこうと思っています。

仕事とは、自分を活かし、自分が楽しいこと、やりたいこと、得意なこと、しっくりくること、良い気分になることを行うこと。
=生きることの全てが仕事。

お金とはその人の存在に支払われるもの。仕事をすることで(生きていることで)得られるもので、自分が楽しめば楽しむほど、良い気分でいればいるほど沢山入ってくるもの。お金という形だけでなく、モノであったり情報であったり、様々な形で自分に入ってくるもの。

この定義にアップデートするならば

今日はお菓子が作りたい!と思い、ルンルン気分でお菓子を作り、周りの人に食べてもらったら喜んでもらえた。

ということも仕事だし

今日は体が疲れているから何もせずゆっくり休もう。というのも仕事です。

料理が好きだからレストランを開こう!も仕事ですし、

道に落ちていたゴミを拾うのも仕事です。

今まで『働く』にもっていた制限をはずして、生きていることが仕事。という価値観に私はシフトしたい。

自分が心地良い状態でいることが、最も自分が世の中の役に立つ方法であるという観点を私は持ちたい。

みなさんは、どんな定義を持っていますか?
そして、その定義はしっくりきていますか?
修正するとしたらどんな定義に修正しますか?


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