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健康に働き続けるために〜国際幸福デーから考えるWell-beingに対する企業の取り組み〜

三寒四温という言葉があるように、暖かくなったと思ったらまた寒くなる、そんな日を繰り返しながら徐々に春の訪れを感じられるようになってきましたね。

さて、3月20日は何の日かご存知ですか?

この日は、「国際幸福デー」として2012年に国連総会で決議され、幸福が世界中の人々の共通の目標であり、願望であることを認め、公共政策に反映されるべきものとして制定されました。

幸福の指標として、近年Well-being(ウェルビーイング)という言葉が使われるようになっています。
そして、このWell-beingはビジネスの世界でも多く取り入れられるようになってきました。

3月20日は世界幸福デーということで、今回はWell-beingに対する企業の取り組みをご紹介していきます。

Well-beingとは?

コロナ禍でさらに注目が高まっているWell-being

徐々にその概念が認知され、関連する取り組みなども行われるようになっていますが、そもそもどういった意味なのでしょうか。

Well-beingとは、心身と社会的な健康を意味する概念を指し、「持続的な」幸せを意味する言葉としてさまざまなところで使われるようになりました。

厚生労働省は、この言葉を「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」と定義しています。

1946年の世界保健機関(WHO)設立の際に考案された憲章で、初めてWell-beingについて言及されました。

コロナ禍を経て社会的な繋がりの重要性や健康思考が高まる中、ビジネスの世界においては、Well-beingに対してどのような取り組みがなされているのでしょうか。

Well-being〜各企業の取り組み〜

社員の心身の健康が仕事への意欲や生産性の向上に影響を及ぼすことから、Well-Beingに対する取り組みは、多くの企業で推進され始めました。

今回はその一部をご紹介します。

楽天

楽天では、楽天健康宣言として「Well-being First」として、従業員の健康増進を図るとともに社会全体のWell-beingの向上に向けた活動を目指すとしています。

カフェテリアやフィットネスなど健康を支える事業を行う「ウェルネス部」、従業員と組織のを高める「エンプロイーエンゲージメント部」、情報発信などに係る「サスティナビリティ部」の3つの部署を設けているそうです。

味の素

味の素では、2018年に健康宣言を制定し、働く社員の健康を維持・推進できる職場環境づくりをおこなっています。

従業員が自分の健康状態を確認できる専用ウェブサイト「My Health」の設置のほか、「全員面談」を掲げ、個々の状態に合わせたフィジカルヘルスとメンタルヘルスをサポートしているそうです。

ソフトバンク

ソフトバンクでは、Well-being推進室という、心身ともに健康な状態で仕事に向き合える環境づくりを推進するために発足した専門部署が存在しています。

「健康管理」「安心安全な職場環境」「健康維持・増進」の三つのアプローチから評価を行いながら社員の心身の健康に力を入れています。
オフィス内にはフロアをつなぐ内階段や運動器具など、健康につながる工夫がされているといいます。

おわりに

今回は一部の取り組みについて紹介していますが、これ以外にもさまざまな企業がWell-beingに対する取り組みを行なっています。

ここからもわかるように、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮し、持続的に働き続ける環境を整えることは各企業に求められるようになっています。

以上、ゆいまーる広報部でした!


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