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就活や就職に対する意識の変化とは?

1月9日は「成人の日」でしたね。

成人式といっても、2022年4月から成人の年齢がこれまでの20歳から18歳に引き下げられたことで、これまでの成人式とは名称を変更し「はたちの集い」という名称で式典を行った自治体も多いようです。

成人式を終えられた方にとって、式典はどのような意味があったでしょうか。

大人の仲間入りをした、という気持ちが強くなったり、これまで未成年ではできなかった物事ができるようになり、自由を感じるようになったという方もいるかもしれません。
成人を迎えるということは、さまざまな変化がありますよね。

アルバイトではなく就職もしくは徐々に就職活動が始まることで、より社会とのつながりを感じる方も多いのではないでしょうか。
成人年齢の引き下げだけでなく、世界情勢やインターネットの普及など社会の変化によって就職や就活に対する意識がどのように変化しているのか注目していこうと思います。

就活情報はSNSから得る時代へ

現在成人を迎えた方々は、生まれた時からインターネットが普及し、デジタルネイティブ世代としてインターネットやデジタル機器を身近に使用している世代でいわゆるZ世代とも表現されています。

そうした世代が、就活情報を収集するのに身近に使用するツールに『SNS』があるといいます。電通若者研究部(電通ワカモン)が出している「Z世代就活生 まるわかり調査2022」によると、就活の情報収集に約6割の就活生がSNSを使用した、と回答しているといいます。

実際に使っているツールは、「LINEオープンチャット」「Twitter」が半数を占めており、調査結果から、『マクロの検索エンジンよりもまずは身近なツールから情報収集をする「検索離れ」といわれるZ世代の潮流を反映する結果となった』と報告されています。

マイナビが出している「2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」においても同様の結果となっており、『SNS・ソーシャルメディアでインターンシップ・就活関連の情報収集をしているかを聞いたところ、62.7%の学生が「している」と回答した』と報告しています。

SNSが身近になっている現在、就活に関する情報もまずは身近なツールを使用して情報収集をおこなっているということがわかります。

仕事に対する考え方の変化

前述した「2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」のなかで、共働きを希望する男女の割合が女性74.5%、男性59.9%でこの値は年々上昇しているというデータがでています。
就職後の働き方においても、共働きが一般的な考え方になっているということがわかります。

マイナビの「2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」では、「大手企業志向」は48.5%「中堅・中小志向」47.8%と、大手企業志向が減少傾向となり、対する中堅・中小志向は上昇傾向とだといいます。この結果について、多くの学生はその会社でやりがいのある仕事ができることを重要視し、それが実現できるのであれば大手企業であることにこだわらないという傾向が読み取れる、と述べています。

終身雇用や年功序列といった言葉は最近では聞くことが少なくなりました。また、転職サイトやCMも多く見かけるようになり、1つの会社にこだわらず目的によって転職をすることも当たり前になっていますよね。

社会の変化と共に働き方に対する考え方や価値観も変化していることがわかります。

おわりに

社会の変化に合わせて企業もさまざまな変化を求められています。
また、仕事に対する価値観や考え方も変化する中でどのようなキャリア選択や人生設計をしていくのか、ということを一人ひとりがしっかりと考える必要があるのではないでしょうか。

弊社では講演会やイベントなどを通じたキャリア支援活動を通して、さまざまな方へきっかけを提供できるよう邁進してまいります。


以上、ゆいまーる広報部でした!

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弊社代表の島袋尚美が、就職活動やキャリアをはじめ、人生についての考え方や価値観を綴るコラム。



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