新人デザイナー1年目🔰で私が特に意識した3つのこと
こんにちは初めまして!駆け出しデザイナーのyuikoです!
大分のIT企業でwebデザイナーとして働いています。
早速ですが今回は、私が「デザイナー1年目で意識してよかったこと」を簡単にまとめていければと思います。
1.デザイン制作に悩んだり、行き詰まったら先輩に聞く
これ当たり前に聞こえますが、私の周りの新人デザイナーの間では悩みの議題としてよく上がっていました。
実際私もそうで、忙しい先輩デザイナーに中々話しかけたり質問をすることがスムーズにできず、悩んでいた時期がありました。
でもこれ、本当に良くない…!(笑)
まず、新人デザイナーがデザイン制作をする上で、1人でデザインを完成させることは中々難しいです。自分でいくら「良いデザイン🎶」と思っていても、至る所に粗があります…(私はそうです😅)
また、大体のデザインは決められた時間で制作することが多いと思います。
上記のことから、
デザイン制作時は、進捗状況を適宜先輩デザイナーに共有する。
行き詰まったら、遠慮なく先輩に質問する
上記2点は意識することがすごく大切です。
冒頭で、多忙な先輩に対して「迷惑かも…」と思ってしまうと言いましたが、実際大半の先輩達はそんなことは思っていません。(でも明らかに忙しい時はどんな人に対しても様子を見ましょう😤)
また、聞きづらい環境だったとしても「これは仕事だから」と割り切って声をかけることも大切です。
2.デザインの本を読んでみる
当たり前ですが、読めるタイミングがあるならば絶対読んだ方が良いです。
しかしデザインの本もたくさんありますので、最初は本屋のデザイン系の書籍で、自分が気になったものや、ネットでおすすめの物などを選んでみたら良いと思います。
以下に私が読んで良かったと感じた書籍を数本載せたいと思います!
📕「一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりません」
これは、若手デザイナーの、デザインに対する疑問や悩みなどを、具体的な例や対策を挙げながら解説してくれる内容になっています。
書籍内では、重要な部分にマーカーが引いてあったり、その都度、解説の図なども入れてあるのでサクッと読める1冊だと思います。
「わかる!それ!」みたいな悩み・疑問が上がっているのも、楽しめるのもポイントです。
📕「センスは知識からはじまる」
これは結構有名な本だと思います。
くまモンのデザインもされている、水野 学さんが書かれた本になります。
デザイナーの方であれは皆一度は耳にする「センス」というワード。
これに対して深く考えていく内容の書籍になっています。
私自身、今まで「センスないな」「あの人はセンスある」みたいなことを思ったことは多々あります。
確かに、多少は何事でもセンスが必要な部分はあるとは思うのですが、センスは生まれ持ったものではなく、どんどん鍛えて身につけていけるものなのだと根拠を持って知ることができます。
📕「ふつうのデザイナーのためのタイポグラフィが上手くなる本」
これは、フォントに関して詳しく書かれている書籍になります。
この書籍はただの「タイポグラフィの本」ではなく、この書籍内自体の文字組やフォント選び、タイポグラフィなどでも楽しめる1冊になっています!
世の中に出ているフォントの数はかなり多く、新人デザイナーであればフォント選びや、そのフォントが持つ特性などに翻弄されることも少なからずあると思います…(私はそうです💦)
この本は、「フォントのこと、タイポグラフィのこと何となく分かっているけど…」みたいな「何となく」を解消してくれる1冊だと感じます。
3.日常の中にあるデザイン物に対して疑問を持って見る
日常生活の中で、私たちの周りにはたくさんのデザインされた物が溢れています。
そのデザインされた物たちに対して、「なんでこの形?」「なんでこの色?」といったように、疑問を持ってみることがとても大切であると感じます。
また、ただ「何で?」と思うだけではなく、そのデザインに対して自身で説明できると、なおいいと思います。
例えば、公共施設やマンションなど私たちが制作する中でよくみる「非常口」の標識について考えてみます。
この色、何で緑色なんだろう。と思ったことありませんか?
実はちゃんと理由があってこの色が選ばれています。
結論から言いますと、非常口マークが緑色である理由は「赤色の補色」だからです。
もう少し詳しく説明していきます。
色には必ず「補色」という、相互に補完しあう色が存在します。
下の図(マンセル色相環)の円の対極にある色が補色関係になっています。
補色関係の色は馴染まないため、一緒に配色するとお互いの色が目立つ仕組みになっています。
何となく察しのいい方であればお気づきかと思いますが、火事の時炎の色は赤色です。
その補色に当たる色こそが、非常口マークに採用されている緑色となります。
防災の観点からも重要な意味がある配色となっているようです。
このように、「何でこのデザイン?」と、日常生活の中に溢れているデザイン物に対して疑問を持ち、考えを深めることは、いざ自分がデザインを作るとなった時に根拠を持ったデザインを作る材料にすることができると個人的に感じます。
最後に
ここまで3つ、私が意識したことを挙げました。
他にも意識したことや、「新人の時、これしてて良かった!」みたいなことはいくつかあるのですが、それはまた別の機会にお話しできたらと思います。
皆さんもできることから、一緒に取り組んでいきましょう!🖐️