見出し画像

3年ぶりの雪山バックカントリー

3年ぶりにバックカントリートリップに行ってきました!

目指すはブラッコムマウンテンの裏にあるMt. Decker。
裏山の入り口、スピアヘッドへの登り口でビーコンをオンにして、スノーシューを履く。

緊張する!

1本目。
週末ともあってゲレンデ内の雪は固くなったってたけど裏はまだまだ良かった!
夫に(安全のため)「じゃ、間とりながらねー」と言われて
「あ、そうだバックカントリーに来てるんだった」と気が引き締まった。
Pow Surfいただきました!!
しかもー景色がさいこう、空気がさいこう!!!

画像1


テーブルみたいな山が今回目指したMt.Decker。結構登る。

画像2


サンドック。天気が下り坂の証拠。明日は雪かな?

画像3


いやはや。
体力も氣力も相当落ちてることに気づかされた。
Mt.Deckerのハイクアップがきっつかった!
頂上に着いた時には、体力の96%を使い切ってしまった。
かなりフラフラ。

気がつけば太陽はサンドックと共に消え去り
早くも雲がもくもくと現れ、風が強くなってきた。

残り4%の体力を温存しながら超省エネモードでナントカ滑る。歩く。
荷物に振られるわ、足はガクガクだわで、エッジコントロールもあやうい。記憶もあやうい。
こりゃ、メンタルの修業だな。
自然の中で、自分を試される、そうこれがThat's backcountry!
そんなにまでしてなんで行くの?
それは、パウダーと未知なる自分に出会うため!
これもThat's backcountry!

今回はかなーりPush the limitされたというか
自分の限界値を思い知らされた。
おかげで、なまりきっていた心も体も締まったと思われるので良かった。

そんなわけで予定より遅れて、なんとかゲレンデとの境界線まで戻ってこれたときはほんとにほっとした。帰ってきたああ!!
気を抜くなかれ、家に着くまでが遠足です!

そして、、、帰りの車の中で疲れすぎて夫に八つ当たり。

ヘリスキーガイドをしている友人に
「3年ぶりのバッカンでデッカー行ったの?スノーシューで?それきついっしょー。ケンカにならなかった?」という言葉にかなり救われ、激しくうなずき、おかげで「あたし、また頑張る!また行く!!」というところに落ち着いた。

青空もパウダーもしんどかった事も全部ひっくるめて最高の一日でした!!
山の上はやっぱりいい!!!

話は変わりますが、フリースタイルスキー女子 ハーフパイプのパイオニアと言われ、世界中から愛されているスキーヤーSarah Burkeがトレーニング中の事故により、Jan.19に29歳で亡くなりました。
彼女は2014年のソチ冬期オリンピックの金メダル有力者であり、ハーフパイプを競技種目にするために長い間活動されてきたそうです。

わたしは、Sarahの家族と個人的にご縁があり、彼女の旅立ちは言葉で表せないほどのショックでした。
彼女がこんなにもスキー界で有名で世界中から愛されていることは知りませんでした。
でも、それもうなずけるほどのの魅力が彼女の笑顔に現れていました。
わたしは、彼女の、うつくしいものがぎっしり詰まった素敵な笑顔しか記憶にありません。
わたしにもメッセージを遺してくれてありがとう、サラ。

May her sprit rest in peace.... I know she is...

*2012年の記事より*
今も行けるかなあ、、、(不安)
足が遠のくとどんどん自信がなくなっていく。体力的な自信ももちろん、知識的な自信も。それくらい雪山は厳しい。
だけど、雪山バッカンから教えてもらった自然の厳しさと雄大さは人生を多いに豊かにしてくれた。ヘリスキー会社で働いていた時に、そうでもないと見ることのできない冬山のてっぺんにたくさん連れて行ってもらえたのは、人生の中でもラッキーなことだったな。
まずは裏山から再挑戦!

最後まで読んでくれてありがとうございました!また目に止まったら読みにきてくださいね♪フォローやスキは励みになります!