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それ子どもに読ませちゃう!? さくらえび

今日の本はさくらももこの「さくらえび」です。

さくらももこといえばちびまる子ちゃんですが、さくらももこさんはエッセイもおもしろいんです。
「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」の3部作、大好きです。
活字が苦手、本を読む時間がない、そんな方でも気軽に読めますよ。

さくらえびは、日常生活のエッセイ。
どれも短い話ばかりです。
挿絵もかわいい。
私はとくに息子さんがお母さんをさくらももこだと疑っている話が好きです。
ビートたけしさんが自宅に来た話や倉本聰さんとの交友など、有名人がサラッと出てくるところはさすがさくらももこといった感じ。
新作を読むことがもう叶わないのが本当に残念すぎます。

子どもが読むときに気になる表現、さくらえびには無さそうに思えますが少しだけ気になる話があります。
それが、「植田さんのくだらない願望」「植田さんの深まるくだらない願望」というお話。
プロデューサーの植田さんがキャバ嬢に関する願望を語る話なんですが、これはちょっとだけ小学生に読ませるには厳しいかな…。
意味がわからず聞かれても、説明する自信が私にはありません。
小学生なら、やはり「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」あたりがおすすめです。

よって、さくらももこのさくらえびのおすすめ度は

中学生へのおすすめ ★★★★★
小学生へのおすすめ ★★☆☆☆

本を読むことが苦手な子にもおすすめの1冊です。
それぞれの話が短いので、小学校中学年でも無理なく読めると思います。



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