2020.08.26 高田渡を歌う奴が欲しい時は呼んで下さい
この日はクラスタ・ショートライブデーに出演しました。
普段はカニコローシュカというオリジナル曲のバンドをやっているのですが(noteに自己紹介的な記事書いてないからこっちの人には今までの日記が意味不明だったかもしれない)、このクラスタショートライブデーというイベントではオリジナル以外のアーティストに取り組んで色々と勉強しています。
南こうせつやかぐや姫からギターを始めたのでフォークが好きな人だと思われがちですが、実はフォークをほとんど知りません。正直いうとここ数年まであまり興味も持っていませんでした。
しかし、カニコローシュカでフォーク調の曲を作ってみたらとても面白く、自分の作風とフォークを混ぜるのは今後もっとやっていきたいと思いサイモン&ガーファンクルや高田渡に取り組んで勉強しています。
そして、勉強してみたらすっかりハマってしまいました。ギターでの伴奏に対する姿勢についても再確認する機会にもなっています。
この日は高田渡の曲だけでライブをやりましたが、最初は勉強のつもりで取り組み始めましたが、すっかりハマってしまったわけです。
と言っても昔懐かしい曲に浸るのが楽しいという訳でもなく、そこで歌われている労働者の気持ちを時に悲哀を込め時にシニカルに表現した詩や、浮浪者の気持ち、差別、日本の情景、好きなお店やコーヒーへのちょっとした気持ち等、どれも現代でも歌われるべきという心境で歌うようになりました。
この日の演奏については、「もっといい演奏出来るつもりだったのに!」と悔しい気持ちもありますが、今の自分に出来るだけの事はやれたと思います。
今後はもっと安定した、自分なりの高田渡を披露出来る手応えは感じました。
フォークイベントや音楽イベントで高田渡を歌う奴が欲しいと思ったら、どうか呼んで下さい。
お客さんで僕の名前とカニコローシュカというバンド名を紙にメモしてくれた人がいた。また機会あれば聴きに来て欲しいです。
クラスタ常連の豊嶋さんが高田渡の特集本を渡持ってきてくれる。貴重な本なのでお店で読んで返すんだと思ってたら「貸すから持って帰っていいよ!」との事。どれだけ便利な時代であっても、周りの皆様のおかげで色々と学べるんだという事を忘れてはいけません。
帰り道、国分寺は突然の大雨。貴重な本が濡れないよう帰る。さらに雷。貴重な本が燃えないよう帰る。
今は無事に部屋にあります。借りた本の恩返しは、もっといい演奏をする事だと思ってます。
勉強して練習します。
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