右脳でするデザインのススメ
こんにちは、yuichiroです。
デザイナーやクリエイティブに関わる仕事をしているみなさんは右脳で仕事をしていますか?
クリエイティブ系の仕事は右脳の仕事というイメージが強いと思うのですが、最近は左脳によるデザインの話が増えてきたような気がします。
誰でも理解できるデザインとか、デザインの大原則とか、デザイン思考とか、ロジックで考えるデザインです。
それ自体は一般の方にもデザインの認知と理解が広がることでデザイナーが働きやすくなり、とても良いことだと思っています。
一方でデザイナー自身もロジカルデザインを奨励するようになっている気がして、僕はそこに少し危機感を覚えます。
デザインとは何か?というような根源的な話ではなく、デザイナーのパーソナリティに関することです。
デザイナーになった方、目指す方はそもそも感覚的、右脳的な性格の人が多いのではないでしょうか。
数学的なロジカル思考の仕事ではなく、感覚的で自由で情緒的な仕事が楽しいと思ってデザイナーという職業を選んだ方が多いというのが勝手な印象です。
確かにロジックで考えたり、プレゼンをするのは楽です。
クライアントやカウンターパートを説得しやすいでしょう。
でもそれってお仕事になっていませんか?
本来自由で楽しく仕事をしたいと選んだ職業が、お金を稼ぐためのライスワークになっていませんか?
もちろんデザインには説明責任がともなうので、ロジックでわかりやすく説明することは必要です。
でもそれだけになってしまっては求めていた生き方とズレてくるのではないでしょうか。
左脳領域の割合が多い仕事をするなら、デザイナーよりもっと適した仕事がたくさんあるように思いますし、その方が生き生きと働ける気がします。
せっかくデザイナーという職業を選んだのなら、もっと右脳を開放して働いてもいいのではないかと思うのです。
世の中の多くは左脳派の職種でしょう。その中で右脳で生きるのは大変な面もたくさんあります。
でも右脳派は希少だからこそ異なる視点を事業にもたらし、イノベーションへ繋がる発明をすることもあると思います。
あえて左脳の土俵で戦う必要はないのではないでしょうか。
デザイナーはもっと感覚で仕事をしましょう。
構図も色もフォントも写真やイラストも感覚で選びましょう。
アイディアもプランニングも感覚で出しましょう。
行き詰まったときにちょっとだけロジックの力を借りればいいと思います。
デザインは自由でいい。
その方がきっと楽しい。
生き生きと働けるはず。
本来、感覚的で右脳の領域であるデザイン。
せっかくデザイナーという人生を選んだのだから、自由に感覚的に働いてみませんか?
僕はそんな風に働きたいです。
とっ散らかった文章になってしまいましたが、自戒をこめて書いてみました。
yuichiro
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