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エンジニア採用・組織支援の会社を経営している僕がデザイナーをリスペクトする理由

*写真はデザインクライテリアを議論しているときの様子です

今日はデザインについて書いていこうと思います。

Findyがどんどん成長していく中で、ユーザーやクライアント、社員、そして社会と関わるステークホルーダーが多くなる中でデザインの役割がどんどん大きくなってきています。このタイミングでデザインにもっともっと力を入れていきたいと思っていますが、これまであまりデザインに関して触れてこなかったので、このタイミングで言語化しておきたいなと思い、noteに残すことにしました。

「思いを形にできる」デザイナーをリスペクトしている理由

クリエイティブは人の心を動かすものだと思っています。その中でデザインの力というのを特に信じている理由は「自分が得意じゃないから」です。自分は小学生の頃から絵心がそんなにないというか、美術の成績もあまり良くなかったし、ずっと苦手意識を持ってきました。(本当に下手ですw)

だからこそ、「こういう風にしたい」という思いをクリエイティブにできる力があるデザイナーに対する強いリスペクトがあります。ぼんやりしたものを構造化しながら形にしていく力って、ものすごく大きな価値ですよね。

実体験から感じた「デザインの力」

個人的にクリエイティブの力を実感したのは、新卒で三菱重工に入って、週末にボランティアとして寄付額を増やしたいというNPO法人のマーケティング支援をした時です。自分はコーディネーターで、広告代理店の方が施策を考えたんですが、まず彼らが行ったのは封筒を変えること。それまでは中身の見えない状態で送っていたものを、透明な封筒に変更したんですね。手に取った瞬間に中身が分かる状態にして、中に入れるチラシのコピーやデザインも変えていったところ、前年比百何十%で寄付額が上がりました。

その時に「デザインを変えただけで、これだけ人の心を動かすことができるんだ」って感動して、クリエイティブの力を知りました。

そういった体験があったので、Findyは創業時からすごくレベルが高いデザイナーにフリーランスとして入ってもらい、ユーザーのエンジニアにとって使いやすいデザインにしていこうと、何度も話し合いをしながら作っていきました。

更なるレベル上げのため、デザインクライテリアを作成したい

Findyではクリティブディレクターと一緒に経営理念やビジョンを改めて設定しなおしました。その結果生まれた「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンに対して、先月は「プラットフォームとは何か?」という整理をしてきました。そこが一定固まってきたので、次はデザインクライテリアに落とし込んでいこうというフェーズにきています。

具体的にどういうことなのかというと、デザインの意思決定をする上での言葉を決めて社内で共通認識を持つことです。例えば、Findyでは「前向き」というバリューを非常に大事にしているので、デザインクライテリアの一つは「ポジティブ」にしようと決めると、デザインにおける意思決定の一つの基準になります。更にポジティブとはどういうことなのかを言語化しておけば、クリエイティブを制作する時に「これはポジティブなのか?」という議論ができる。そういう指標みたいなものがないと、経営者である自分の好き嫌いで決めてしまう可能性があるので、それではデザイナーからすると「何でダメだったのかわからない」ということが起きてしまう。

そうした事態を避けるためにも、クライテリアを作っていくことは大切なポイントだと思っています。ただ、クライテリアが増えすぎると抽象度が上がってしまうので、2~3個に落とし込めたらいいのではないのかなと思っています。ここについてはちょうど作成中なので、改めてnoteで書きたいと思います。

スタートアップだからこそ、成長につながる機会を提供したい

2021年10月にリリースしたエンジニア組織支援SaaS『Findy Teams』は、「見やすくて使いやすい!」とお褒めの言葉をよくいただいています。また先日、「デザイナーの組織構成ってどうやって作っているんですか?」と聞かれたこともあって、これって最高の褒め言葉だなと思いました。社内でシェアしたら、デザイナーメンバーもすごく喜んでくれました。

担当しているデザイナーのメンバーはフロントエンドの勉強もしているので、実装のしやすさという意味でもとてもレベルの高いものを作ってくれています。そのおかげで開発がスムーズに進んでいるのは、Findyの強みなのですが、面接でデザインだけではなくフロントエンドの開発にもチャレンジしたいということで、エンジニアとの接点も増やす取り組みをしています。

スタートアップで提供できる最も大きな付加価値って、「成長」に尽きると思っています。ハイレベルな人と一緒に仕事をしたり、あるいは前述のクリエイティブディレクターのケースのようにその道のプロに教えてもらえる環境があれば、成長機会の提供にもつながる。今後入ってくるメンバーにも、第一線で活躍している人の考え方に触れていく中で、自分たちのクリエイティブに対するレベル感を上げられるような環境を用意することが大切だと考えています。

グローバルを目指して、ともにチャレンジしませんか?

Findyではデザイナーを募集しているのですが、広告クリエイティブやLPが得意な人、UXに強い人など、いろんな人にジョインして欲しいと思っています。

エンジニアの世界では、エンジニア出身のPdMや起業家など、キャリアがどんどん広がっていて、デザイナーについても専門性を進めていくことはもちろん、マネジメントを目指すのもいいし、あるいはプロダクト側により関わっていくのもいいと思っています。柔軟なキャリア設計ができる会社にしていきたいし、それぞれのスキル・自分の強みを活かせるような働き方ができる環境を用意していく予定です!

あと、『Findy Teams』は将来的にグローバル展開を視野に入れているので、そういったことに関心のある方は、ぜひご応募ください!

デザインチームリーダー候補
https://herp.careers/v1/findy/Ho_PeRCExsCd