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前期リザルト

金栗5000m 13:52.19
GGN 5000m 13:48.94
ホクレン北見 3000m 7:54.80 PB
ホクレン千歳 5000m 13:33.45 PB

2022の前半シーズンがホクレンディスタンス千歳大会で終了。ここまでの経過は思い通りではなかった。金栗・ GGNのどちらかのレースで日本選手権の参加申込資格記録である13:36.00を突破するべきであったからである。
 2021103日の日体大記録会5000mにおいて13:36.48を出したわけだが、この記録は今考えたら再現性がかなり低い記録であった。理由は2つある。1つは直前の練習も質の高い練習ができていたわけではなく、繋いだだけの結果であるから。そしてもう1つはそれまでの自己ベストが13:50.63というタイムであったから。他にも要因は考えられるがこの2つが大きな理由であることは言える。この大幅自己ベストに対して少なからずネガティブな違和感を持つべきであった。ただ、そのネガティブな違和感と同時にポジティブな違和感もあった。それはランニングエコノミーの向上による記録向上の要素はかなり大きいということ。これら基盤となる土台に組み込むべきものであってそれを2年間積み重ねてきた。weightによる故障対策と筋力強化、sprintによる動作の開発、drillからのフォーム修正、さまざまな要素を踏まえながら取り組み続けてきたことが形として繋がってきたわけである。
 そして冬季を超え、今シーズン質の高い練習を消化でき始めた中で万全な準備をして挑んだ金栗、GGNで大外ししたわけである。これは僕にとってなぜ走れなかったのかを日々考えるきっかけになった。これまでとは比べられないくらいの量を考える時間にあて、おそらくこれだろうという仮説を立て続けた。そしてその問題はいろんな要素を踏まえながらも最終的にはシンプルな問題にたどりついた。それらの仮説を GGN後から2ヶ月思考しながら試し続けた中でのホクレンディスタンスの2本の目標は7:55.00cut13:36:00cut。そして結果としてこの目標を達成することができた。自分が立てた仮説が現段階では間違いでなかったことを証明できたレースになったのは非常に良かった。ただ、今後この立てた仮説がもしかしたら間違っていたと気づく機会があるかもしれない。そこにプライドはいらないということと、柔軟に対応していく力は必要不可欠であると思う。そしてそれらの力を身につけるためにも今後も読書を続けたい。
 最後にまとめると、自分の取り組みが最善かどうかを判断する基準は客観視を続けてきた数なのではということ。そして、その数が正確であればあるほど自分自身壁を作らずに乗り越えていける可能性が高まる。先を予測して、仮説を立てて、だからこうなのかというものにたどり着けるように。陸上競技を通じて、速くなりたいという思いを通じて、年々人として成長できればと思う。地道で正しいトレーニングを積み重ねた数を増やしてその数を増やすことでモチベーションを高めていく考え方をしていきたい。ここからはまずしっかりオフを取り、秋冬に向けた準備、来年の春夏のレースでの目標に向けた準備、長期的な視点で取り組んでいきたい。

The first half of the 2022 season ended with a hokuren distance chitose. The progress so far has not been as we would have liked. I had to break the record of 13:36.00, the record for qualifying for the Japanese Championships, in either the Kaneguri or GGN races.
I set a record of 13:36.48 in the 5000m at the Nittaidai university races record meet on October 3, 2021, a record that in hindsight is quite unrepeatable, for two reasons. One is that I had not been able to practice with high quality until just before the event, and it was only the result of a connection. The other is that my best time up to that point was 13:50.63. There may be other factors, but I can say that these two are the main reasons. I should have felt a bit of negative discomfort with this significant personal best. However, there was not only negative discomfort, but also positive discomfort. That is, improved running economy has been a major factor in my record-breaking performance. The results of my efforts over the past two years, which took into account various factors such as strengthening muscles with weights, countermeasures against breakdowns, movement development with sprints, and form correction with drills, have led to tangible results.
After the winter season, we were able to start high quality training this season, and we were fully prepared to take on the challenge of the Kinuguri and GGN, but we were unable to reach our goal results. This led me to think "Why can't I run?" every day. The time I spent thinking about it was incomparably long, and I continued to formulate hypotheses that "this is probably it. And while based on many factors, I eventually arrived at a simple problem: I continued to test this hypothesis for two months after the GGN and achieved my two goals at Hokulendistance: a 7:55.00 cut and a 13:36.00 cut, which I was able to achieve. At this point, I am very happy to have proven that my hypothesis was correct. However, there may be opportunities in the future to realize that my hypothesis was wrong. There is no need for pride there, but rather the ability to be flexible. And in order to acquire that ability, I would like to continue reading.
In summary, I think the criterion for judging whether my efforts are the best is the number of times I continue to look at them objectively. And the more accurate that number is, the more likely it is that I will be able to overcome the obstacles without creating them myself. To be able to predict the future, make hypotheses, and arrive at something that says, therefore, this is what I want to do. Through athletics and through my desire to become faster, I hope to grow as a person year after year. I want to increase my motivation and mindset through steady and correct training and by increasing the number of times I do so. From here, I would like to take a good rest first, prepare for the fall and winter, prepare for my goals in next year's spring and summer races, and take a long-term view.

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ホクレンディスタンスでの応援もありがとうございました!

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