見出し画像

PAIN & GLORY #10 カンボジア人という生き物について

昨晩は久しぶりに酒を飲むことなく寝られた。カンボジアに来て3ヶ月、自分の意志で酒を飲んだことはただの一度もない。全て接待だったり会食だったりで飲んでいて、プライベートのときに飲む酒とはこうも違うのかと感じることが非常に多い。

まず大前提として、お客さんや上司と飲んでると酔えないしね。だからなんか変な気分、、、(酔えないならなんで酒飲んでんだろ、おれソフドリで十分なんだけど?)みたいな気分になる。

日本人がカンボジアに来ておそらく最初にぶち当たるであろう壁、それは紛れもなく"カンボジア人"という生き物なはずだ。彼らの何がそんなに我々を困惑させるのか、ここではとにかく分かりやすく説明しようと思う。

現在のカンボジアは日本の約40年前といった感じだ。経済が異常な伸びをみせており、国民の暮らし一気に豊かになりつつある。しかしその成長率に、国民がついていけないというのが正直なところだ。

こんな話がある。カンボジア人というのは、ほんの15年ほど前まで"朝仕事に向かう途中に木の実がなっていたらそれを捥いで食べ、お腹いっぱいになったら仕事に向かわずに家に帰ってしまう"そんな人々だったそうだ。

この話で伝えたいことは2つある。
1つ目に彼らは暖かい国の出身で、日本人でいえば沖縄の人の感覚に近い。それを言葉を通じなくして、よりサボり癖をつけたようなイメージだ。

虫を食べることもしばしば、ちなみにこのコオロギは美味

2つ目に、カンボジア人にとって何よりも大切なモノは"食"なのだ。エンゲル係数(収入に対する食費の割合)はおそらく天文学的な数字だろう。食事をしてお腹いっぱいになれば、その後のことはどうでもいい。そんな資質を持つ国民性なのだ。

こんな風に書くと、カンボジア人に対するネガティブキャンペーンをしたいのかと苦情が来そうなので、今日はここまで。また明日、より詳しく記そうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?