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PAIN & GLORY #14 カンボジアにいることの弊害

最近気分転換にランニングをしている。仕事してて息が詰まりそうになることが多くて、どうにかならんもんかと屋上にあるプールサイドで考えていた。そして日本で定期的にジムに通っていたとき、痩せていく自分を見てしめしめと思っていたが、それ以上にジムから帰ってきた後はすごく気分が前向きだったことを思い出した。

マンションの屋上にある簡易ジムなのにサンドバッグある

実際やってみると走りながらでも色んなことが頭を巡るが、終わってシャワー浴びた後は自分が無になっていることに気がついた。クリエイターの人の話を聞いたり、友人たちに聞いてもやはり"頭の中をリセットしている状態にする"ことは大切だったようだ、自分をクリエイターだと言う気はさらさら無いけども。

先週末、カンボジアのサウナに初めて行ってみた。様式は日本とほとんど同じでかなりスッキリしたが、"ととのう"までは到達できなかった。やはり2-3ヶ月行けてなかったのは大きいのだろう、老廃物が溜まりまくっていて定期的に行って小出しにするとしよう。

日本にいたときのこと、友人たちや家族、恋人のことを忘れたことは、1度もないと胸を張って言える。カンボジアという後進国から見て、日本にいる人らのことを本当に羨ましく思ってしまうことがある。「自分の意志で行ったくせに何言ってんだ!」うん、まさにその通り。だから言い訳するつもりもないし、今ここで結果を出すために必死にもがいている。

ただ日本という国が、どれだけ恵まれているか。これは正直海外に出てみないと分からない感覚だと思う。1番何が良いか、今の自分にとっては日本の"娯楽が多さ"が何よりも恋しい。街にはそれぞれの趣味嗜好にあった専門店が並び、自分が志向するカルチャーの最先端を日本では感じることができる。そして一流の腕を持つ職人たちがどんな分野においてもいる。

カンボジアにいると、自分が日本で好きだったモノを忘れてしまいそうになる。barberを中心にしたアメリカンカルチャー、食、旅行、ファッションなど沢山あるがそれを肌身で感じられないのは、想像以上に自分の中にあった大事なものが削ぎ落とされていくような感覚だ。

だから意図的にそうゆう日本の情報入れておかないといけないような気がして、日本にいた時よりもsnsで最新情報をチェックするようになった。良いか悪いかは分からないが、海外にいて身も心も歳をとるのは嫌なので、今はこれを続けていこうと思う。

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