海外で1年間生活して感じたこと

20歳ぐらいの1年間、アメリカへ留学をしていました。

どうしても行きたくて親に頼んで行きました。

今思うとどうにかしてでももっと長く滞在して海外の文化を吸収したらよかったなぁと。

日本でない世界があると知った

飛行機から降りて感じたこと。

日本でない場所があって、こんな道路の広いきちっとしてないところがあるんだなぁと。

世界に住んでるのは日本人だけじゃないんだなーということを実感しました。

日本人てとてもマイノリティで、狭いところに同じ人たちだけで住んで、周りに同じような人がいる中に住んでるんだなと、心から思いました。

そりゃー住みにくいわけだと、笑

まぁアメリカってところがそういう国なんだとは思いますが、格好も違う、歩き方も違う、持ってるものも違う、やたら話しかけてくる。
なんか適当っぽい、しかしそうでなければ多種多様な人種が生活していけないのかなと。

アートを勉強することがすごく受け入れられてると感じた

あとひとつ、えっ!?となったことが。

たまに現地の人からあなたは何をしに日本から来たの?って質問をされる時があって、グラフィックとかアートのようなものを習いに来てそういう学校に行ってる、というとほとんどの人が、それはグレイトだ、ナイスだ!って答えで。

なんか日本と反応違うよなーって思ったのを覚えてます。
というか私の周りには、それをやってどうなるの?仕事になるの?そんなのやっても意味ないといったような反応が多いように感じていました。

何かをすることに対して寛容な国なのかなと。

世界における自分の立ち位置を認識(おおげさ)

とにかく全てが大きくて、大きければいいってわけじゃないけど、日本じゃない別の世界がある、日本が全てではない、東洋人は結構いるけど中国人だと思われる。

いまいる自分達の基本が世界の基本ではない、どちらかというと「端っこ」にいる人なんだと。

世界中旅して歩いてるわけではないので、世界の人たちがどうかとか、この国ではこんな人たちがいるとかは語れないですけど、20歳の若者が日本を飛び出して別の国に行って、自分の立ち位置を少しだけ認識することが出来たのかなと思ってます。

何を言いたいかというと、

広い世界を知ることで生きるのが少し楽になる考え方ができるようになったのかな

と思ってます。

コロナ対応の日本と他国の差、円安による影響、今いる場所の周りにいる人間が言ってることが正しいのかそうでないのか、もっと周りの他の人はどう考えてるのかを意識することが出来ているかなと。

そして、あまり他の人の意見ではなく、自分の考えに忠実に生きる癖みたいなのがついた気がします。

よくも悪くもそういう面が身についたのは大きかったんだろうなぁと。

この狭い世界で、周りの人に合わせるだけの考えは楽なところもあるけど、自分としては息苦しいところを感じたことが多いので。

あの一年。

遊んで、かなり無駄な時間も多かったけど、それ以上に大きな経験をしたと思いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?