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旅日記①-1 北海道編。八幡坂の街並と結婚式での貴重な体験について語ってみた。


03月23日から25日までの3日間、彼女と北海道旅行をしてきた。人生2度目の北海道(彼女は初めて)だったので、今回はこの旅行で見知ったこと・学んだことなどを旅日記として記録してみた。


北海道へ出発!

出発は羽田空港第2ターミナル、目的地は函館空港だ。所要時間は、なんとたったの1時間20分だった。飛行機は本当に凄い。わずか1時間と少しで日本のサイハテの地まで旅行できるのだ。

目的地へと向かう機内にて、彼女と「実は東京から北海道に向かう途中で、一度日本を出ているんだよ」という話をした。津軽海峡の話だ。実は青森県と北海道の間は日本ではないのだ。詳しくはまたの機会に話そう。

函館空港到着。3月下旬の北海道は、やはり寒かった。耐えられないほどの寒さではなかったものの、やはり空気が冷たい。シャトルバスに乗り込み、函館駅前のホテルへと向かった。

八幡坂と歴史的な街並み

ホテルに荷物を置き、僕らはまず八幡坂に向かった。函館駅前から徒歩で30分ほどだった。八幡坂の頂上には北海道函館西高等学校の出入口があり、その近辺に10人前後の観光客が写真撮影の順番待ちをしていた。

僕らも記念に写真撮影をした。

八幡坂から見た函館港

その後は近隣を散策し、幾つかの古い建物が立ち並んでいるエリアを見つけた。それらの建物の幾つかには「環境物件」という文字の入ったネームプレートが表札のように掲示されていた。

歴史的に価値のあると認められた建物を、函館市が保護しているようだ。どういったものがあるか下記のサイトで調べてみると、これがなかなか興味深かった。

歴史的な住宅が建ち並ぶ様子

「旧北海道庁函館支庁庁舎」や「旧イギリス領事館」など、いかにも歴史的価値のありそうな建物に紛れて「小林家住宅」や「川村家住宅」など、ごく普通の民家も多数ラインナップされていたのだ。

僕は下図の「保存計画番号29 旧門前家住宅」が気に入った。2階部分に大きな広縁があるからだ。広縁とは、旅館の客室の窓際部分によくある「あのスペース」のことだ。あれが一般住宅にあるなんて羨ましい。

保存計画番号29 旧門前家住宅

今では建物が立ち並んでしまって昔ほど景色は開けてはいないだろうが、この広縁から見下ろす函館港の雪景色はさぞ最高だったのだろう。不動産業に従事する職業病か、ついそんな妄想をしてしまう。

そんな古き良き建物が立ち並ぶ街角に、黄緑色の看板の目立つメロンパン屋さんがあった。その名も「世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス」だ。

軽い行列ができていたのと、不思議な名前に惹かれて入店。世界で2番目かどうかは分からないが、味は間違いなく美味しかった。本店が金沢にあり、東京や大阪にも店舗はあるようだ。

なぜ2番目なのかという理由に関しては、下記の記事が分かりやすく紹介されていた。


異色の結婚式へ参加

一度ホテルに戻った後は、函館駅近くの結婚式会場に向かった。僕らが今回北海道旅行をすることに決めたのは、彼女の友人の結婚式が函館で開かれるのがキッカケだったのだ。

僕自身は新郎新婦と面識はないが、彼女の「プラス1」として参加させて頂いた。まさかこの結婚式が、もう二度と体験できないような貴重な経験になるとは思いもしなかった。

僕の彼女はアメリカ人だ。そんな彼女の友人(新婦)はカナダ人。新郎の方はオーストラリア人だった。そう、来賓のほとんどが外国人で、式自体も英語で進行していったのだ!

式が始まる前の控室でも飛び交う言語は英語一色。進行の司会者も英語。もちろん新郎新婦も英語だ。日本に居ながら、日本人の自分が圧倒的なマイノリティへと転身した瞬間だった。

式後の食事会では、北海道の美味しい海産物がコース料理として多く振る舞われた。同じテーブル席だった来賓(もちろん外国人)の方とは、自分と同じソニー製のカメラを持っていたことで話が盛り上がった。

一生懸命、拙い英語でコミュニケーションを取ったが、もう少し話せるようになりたい。やはり英語は話せるに越したことはないなと痛感した。1日目にして色々な経験をして、この日はホテルに戻り眠りについた。

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