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2023年1月の記事一覧
月9ドラマ『女神の教室』第4話の考察(弁護士の視点から)
第3話に引き続き、「女神の教室〜リーガル青春白書」第4話を見て弁護士視点で個人的に気になったことを、つれづれなるままに書き留めます。
柊木先生の課題判決での結論は見えている
仮に、この課題が現実に民事訴訟で争われた場合、判決ではどのような結論になるでしょうか。
ドラマでも触れられていたように、おそらく、B社のAに対する安全配慮義務違反で、B社の損害賠償責任が認められる事案であろうと思います。
月9ドラマ『女神の教室』第3話の考察(弁護士の視点から)
第2話に引き続き、「女神の教室〜リーガル青春白書」第3話を見て弁護士視点で個人的に気になったことを、つれづれなるままに書き留めます。
「黙秘権」をめぐる1回目のディベート「黙秘権は必要か」というディベートに挑んだロースクール生たち、1回目のディベートでは、「黙秘権は不要」派が勝利します。
「黙秘権は必要」派は、黙秘権を保障しないことによる問題点として、拷問による自白強要の問題を主張します。それ
月9ドラマ『女神の教室』第2話の考察(弁護士の視点から)
第1話に引き続き、「女神の教室〜リーガル青春白書」第2話を見て弁護士視点で個人的に気になったことを、つれづれなるままに書き留めます。
ロースクールとアルバイトを両立する大変さ作中で、水沢拓磨が夜間アルバイトをしながら勉強を続けるシーンがありますが、これはかなり負担の大きいことだと思います。ロースクールの場合、講義のない時間帯においても、翌日の講義に向けた予習や、ロースクール内での試験に向けた復習
月9ドラマ『女神の教室』第1話の考察(弁護士の視点から)
「女神の教室〜リーガル青春白書」第1話が大変面白かったので、ぜひnoteで思いの丈を書きたくなりました。弁護士視点で作品を見て感じたことを、つれづれなるままに書き留めます。
ロースクール生のリアルが描かれたドラマ法律系ドラマというと、脚色が強くて現実離れしていたり、法律監修が甘いものが多く、違和感のせいで楽しめないものが多いですが、先週から始まったドラマ「女神の教室〜リーガル青春白書」は、ロース