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ドラグクイーンの美しさにやられた

"孔雀のような美しさ"

ある人物の写真を見て、そのような感想を持ったのは初めてかもしれない。
美しいと思うものに異性であるかどうか、ましてや人であるかどうかなどは、あまり関係がないのだろうとは思っていたけれど、生き物として、「美しい、かっこいい」と一種の嫉妬に近い感覚すらあった。生き様というか、自分はこれで行くんだという、腹の括り方。そういうものが写真に物凄く出ていた。
もしかしたら、その生き様、生き方、腹の括り方に対して、自分もそうなりたいけれど、出来ていないと何かしら感じたのかもしれない。

ヨシダナギさんのドラグクイーンの写真集の展示会。

前回の少数民族の写真展もかなり良かったけれど、
今回はそれ以上に食らった。
彼らに対するヨシダナギさんのリスペクトもすごく感じた。
今回は映像のかなり充実していて、彼らの声や仕草などがより伝わり、より深く入れた気がした。

彼らの懐に入る。認められる。本気で取り組む。

こういうことは、作品作りにおいて、すごく重要だと改めて感じた。

ありがとうございました。

※表紙の画像は、ヨシダナギさんの作品ではありません。

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