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Phil Handyから学んだこと⑮: Be a star

こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。

埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。

今年の7月にdeuce Coaching Clinicを主催することができました。講師としてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしました。

私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。

この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。


1)Be a star in your role

これは本当に大切です。
誰もが役割を持っています。
コーチとして選手にチーム内での役割を話したりしますよね。
我々コーチにも役割が当然あります。
そして私はこんな言葉を好んで使います。

「Be a star in your role. (自分の役割の中でスターになれ)」

あなたの役割が何であれ、アシスタントコーチ、ビデオコーディネーター、ディフェンスコーチ、どんな立場であってもその中でスターになりましょう。極めましょう。

私が考える悪いパターンは、ビデオコーディネーターがヘッドコーチになりたがってるような時です。ヘッドコーチになることばかり考えていて、ビデオコーディネーターの仕事に注力していないとき。

それではどうやったらスターになれるのでしょうか?
いまやるべきことに集中し、その仕事を極めてください。

そうやって私は成功することができました。

クリニック後はコーチたちと写真撮影やサインもできました

2)役割を全うするだけではない

仕事というのは役割分担のことです。

ヘッドコーチにはヘッドコーチの、アシスタントコーチにはアシスタントコーチの仕事があります。それぞれが与えられた役割を理解し、それに集中して取り組むことが大切です。

フィルコーチはさらにその役割においてスターになれと言っています。その仕事を極めるまでやり抜くことが成功する秘訣だと話してくれました。与えられた役割が自分の望むものではなかったとしても、トップの結果を出せるくらいまでやり切ることこそが必要なのだと言っています。

スターになるというのは、当たり前ですが目立ちなさいということではありません。

他の人には真似できないくらいまでやり抜き、自分のやり方を確立するということだと思います。

会場からの質問で「ヘッドコーチのカルチャーとフィルコーチ自身のカルチャーに違いがあった時、どちらを優先して考えるのですか?」というものがありました。

それに対してフィルコーチは「もちろんヘッドコーチだ。アシスタントである以上はヘッドコーチのカルチャーに則って仕事をしているよ。もちろんその中でチームに合わせて貢献できる形で自分の考えやカルチャーを築いていっているよ」と答えていました。

アシスタントコーチとしての役割は何なのか。アシスタントコーチとして自分が持っているものを最大限還元できることは何なのかを考えてやり抜いているのだと伝わってきました。


3)まとめ

仕事をする上で人にはそれぞれ役割がある。

その役割を理解して、その役割に徹して、最高の結果を出せる努力をすること。やはり脇目をふらず自分の仕事に集中して取り組み続けることが大切なんですね。


明日はこのシリーズ最終回です。
選手との関係性について書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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