Phil Handyから学んだこと1①
こんにちは、ハギワラユウイチです!
埼玉県でフルフィレックスというバスケットボールスクールを運営しております。
バスケットボールを通じて挑戦する心を養い、海外へと羽ばたく人材を育てることを目指しております。
日本の子どもたちと共にアメリカに行き現地のコーチから指導を受けたり、海外のコーチを日本に呼び練習会や講習会を主催したりしています。
今年の夏は大きなイベントを主催することができました。
そこで得た学びをシリーズで書いていこうと思います。
Phil Handy Coaches Clinic
2023年7月17、18、19日の3日間でdeuce Japan Tour Phil Handy Coaches Clinicを行いました。20日は福岡で同様のクリニックを開催しました。
ロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチであるフィル・ハンディ コーチを招聘し、その指導哲学と実際の指導を指導者向けに講習を開きました。
そうです。
あのコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、カイリー・アービング、カワイ・レナードなどなど、挙げたらキリがないほどレジェンドを育て上げたあのフィル・ハンディです。
いまは八村塁選手を指導し、昨シーズンのトレード後の爆発的な成長をもたらした、あのフィル・ハンディです。
しかも、現役のジェリド・バンダービルト選手も来日してくれるという、とんでもないおまけ付きです。
初日
初日は指導哲学を講義形式で話をしてもらい、その後フロアに上がってバンダービルト選手のワークアウトをしました。
指導哲学では1時間30分の予定が2時間以上も話をしてくれて、さらに質疑応答も手が挙がらなくなるまで答えてくれました。
指導哲学は2つのパートに分けて話をしてくれました。
コーチとしての仕事に対する哲学とトレーニングをする上で大切にしている哲学の2つです。
コーチとしての哲学のパートでは、どのようにしてNBAレベルのコーチとして成功してきたのかを語ってくれました。どの話もNBAコーチだからできることとかではなく、仕事をする上で大切なことだったり、人の上に立つ立場の人だったら大切にしなくてはいけない教訓に満ちた話ばかりでした。バスケットボールのコーチだけでなく、色々な人が聞いても学びになる講義でした。
このnoteの最初のシリーズはコーチとしての哲学パートをフィルコーチの言葉をもとに、筆者の解釈を加えながら書いていきます。
My Why
講義は「なぜ私がコーチをしているのか」という核心から始まりました。
フィルコーチから溢れ出るエネルギーや情熱の源はどこにあるのか。
それはバスケットボールへの「愛」ということに尽きるということでした。
自分が得た知識や経験を選手に還元していく。そして選手から学び、自分の知識や経験はより大きなものとなり再び還元していく。その循環がとてつもなく大きなものを与えてくれることに感謝し、自分にとってバスケットボールをコーチすることは、神から与えられた天命であると思えているそうです。
日々コーチをする上でまず最初に自分に問いかけることは
「どのようにしたら選手を上手くさせられるのか」ということ。
自分の名声とかそう言ったことではなく、コーチとして与えられた使命は目の前の選手を成長させることを追い求めていく。その言葉はとても力強かったです。
まとめ
「なぜコーチをするのか、みなさんも考えてみてください。」
この問いが投げられた時、やはり私はバスケットボールを通して海外へと挑戦するような子どもを育てていきたいなと考えていました。
なぜコーチをするのか。
自分にとって仕事とは何か。
そんな普段ではなかなか考えることがないことを考えるきっかけを与えてくれたことに大きな価値を感じました。
次回はフィルコーチが選手を指導する時の哲学を書きます。
まさに人間関係を築くために必要な本質をついた内容です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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