Phil Handyから学んだこと⑭:Listen and learn from players
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。
今年の7月にdeuce Coaching Clinicを主催することができました。講師としてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしました。
私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。
この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。
1)Listen and learn from your players
コーチとして、選手の声を聞き、選手から学ぼうとしましょう。
選手はたくさんのことを学ばせてくれます。
彼らは彼らがコート上で見たことをたくさん伝えてくれます。
もし私に指導をしながら選手の声を聞いたり学ぼうとする姿勢がなければ、世界で最も偉大な選手たちをコーチする機会を得られたとしても、コーチとして成長することはできませんでした。
選手から聞くことと選手から学ぶことというのは伴って大切なことになっていきます。
2)選手から学ぶコーチ
選手とコーチがコミュニケーションを取り、お互いに意見を出し合える関係がコーチを成長させてくれる。
最初に「選手の話を聞こう」という話を聞いた時、私はこういう関係を言っているのかと思っていました。
しかし、私はフィルコーチの姿勢から、その先にある「選手から学ぼうとするコーチ」像を見ました。
選手に知識を与えたり、技術を教えたりすることはコーチの役割です。
知らなかった選手に教えるし、理解できなかった選手にも噛み砕いて伝えます。技術が身に付かない選手にはできるようになる方法を提示します。
それは一見すると一方通行の関係に見えます。
でもそれはコーチが、選手が何を知らなかったのか、どこが理解できなかったのか、なぜ理解できなかったのか、どう伝えたら理解できるのかを学ぶチャンスでもあります。
選手が気兼ねなく質問に来られる関係性を作っておくということが一番大切だと思います。それと同時に、自分の指導の結果、選手がどう変化してどういう成果があったのかをコーチが自ら確認することも大事になります。
フィルコーチはクリニックの3日目に参加者を対象にクリニックを行ってくれました。その時にも「私はコートに立ったら常に学ぼうとしている。」と言っていました。参加者からたくさんの質問を引き出すことも、参加者が戸惑っていたところを別のアプローチから取り組むところも、選手から学ぼうとしてる姿勢が伝わってきました。
それがフィルコーチの言う選手から聞き、選手から学ぶコーチということなんだと思います。
3)まとめ
選手から聞き、選手から学ぶことがコーチとして非常に大切なことです。
それは、選手とコーチが対話しコミュニケーションを取ることで、コーチが選手から学ぶことができます。
そしてコーチに選手から学ぼうと思う姿勢があれば、どんな些細なことからも自分をアップデートするヒントを見つけることができるのだと思います。
フィルコーチが選手を成長させられる背景には、コーチ自らが成長したいと思っていることがあるのだと実感しました。
明日は自分の役割においてスターになれという話です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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