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Phil Handyから学んだこと⑦:hold players accountable
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。
今年の7月にdeuce Coaching Clinicを主催しました。講師としてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしました。
さて、今日もフィルコーチから学んだことを書いていきます。
Hold players accountable
hold A accountableとは「Aに責任を負わせる」という意味で使われます。
フィルコーチは選手に、チームのルールなどを守らせるという意味で使っていました。
レブロン・ジェームズであれアンソニー・デイビスであれ、どんなに有名な選手であってもその責任は等しいもの。
常にチームのベストプレイヤーに対してその姿勢を求めていくことが大切だと話してくれました。
これは5回目に書いたカルチャーと結びついていきます。
選手に何を求めていくのか。どんなルールがチームにあるのか。
それらを決めたら、今度はそれを選手に責任を持って実行させる。
コーチが決めた基準をどの選手に対しても求めていくことが、チームのカルチャーを守ることにつながっていきます。コーチが基準を変えてしまってはチームの統率が取れなくなってしまいます。
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目的は何なのか
徹底して走るチームにしよう。
フルゲームをオールコートプレスで守ろう。
挨拶ができるチームしよう。
荷物の整理整頓ができるチームにしよう。
選手にとって煩わしく好ましくないルールもあるでしょう。
そんな時に選手の声でルールを緩めてしまう。
そこからチームの綻びが生まれてコーチの思い描く理想とは離れていく。
私も部活動を指導していた頃に経験があります。
フィルコーチが伝えているのは、目的を見失うなということだと思います。
コーチはなぜコーチをするのか。
なぜルールやカルチャーを作ってきたのか。
全てはチームの目的や目標を達成するために必要なことのはずです。
そのためにはどんなに優れた選手であれ、チームで決めたことを守らなくてはいけない。チームの一員として認められるためにはその義務は果たさなくてはならないということです。
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まとめ
選手にも責任を背負わせる必要がある。
決めたルールや譲れないカルチャーをコーチが決め、それを変えずにどんな選手にも等しく求めていく。
コーチの目的は選手と仲良くすることではなく、チームを目標に導いていくことである。
選手に寄り添うけれど、線を引かなきゃいけないところはしっかりと引かないといけないということですね。
明日は練習において大切にしていることについて書きます。
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