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キュビズムと図像学


国立西洋美術館「キュビズム展」

この企画展のテーマでもある「キュビズム」と、主に中世〜近世の時代に描かれた絵に用いられた「図像学」との間に繋がりを感じたので書き留めておきます。

"何のモチーフを選び、それを画面のどこに、どのように配置するのか?"という図像学に対して、キュビズムは"対象物をどのように分解して、画面の中にどのように再構築するのか?"。どちらも「分解」と「構成」という同じ過程を経ることから、絵を組み立てるときの根本的なセンスのようなものは共通していると思いました。作風は時代と共に変化し続けても、その根源に宿っているものは変わらない。バレエも同様で、芸術の分野は全てそうなんだろうなぁ、と考えさせられました🤔
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つい先日、バレエ団の先輩とキュビズム展の話題になり、そういえば1ヶ月以上も前に行ったのにこの記事を下書きだけして放置していたことを思い出したので、このタイミングで投稿することになりました😅

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