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3ケ月後に家を出ていく工業高校卒の次男に贈るレシピ【⑳常識をぶっ壊せ!鯖の醬油煮】


いつも読んで下さりありがとうございます。


7月に家を出ていく次男に向けて一人暮らしをしても自分で作れるレシピを残しています。
併せて次男の工業高校時代だった頃のエピソードも書いています。
どなたかの役にたてば嬉しいです。


レシピのみ、見たい方はレシピへどうぞ✈️


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 【工業高校 建設科1年生って何やるの?】


波乱の幕開け(前回の記事で書いた停学疑惑)で始まった高校生活。
https://note.com/yuiayu/n/nc3024630aa2d


新1年生は初めが大事!を身にしみて感じた4月🌸
私も次男の高校生活を気をつけて見守るようにした。


授業の話、先生の話、学校での様子、サッカー部のことをなるべく多く聞くようにした。


その中で、とりわけ授業の話は興味深かった。
今までとは違う専門科目。


建設科の授業。
工業技術の基礎、建築構造、建築施工、法規・・・
基礎がほとんどだが初めて習うものばかり。


その中でも製図は本当に興味深かった。
どんな建物も、この1枚の紙から出来上がる。



ものすごい複雑な建物も高校生は手書きで習う。
私が初めて手書きの製図を見たのが、この工業高校の文化祭。


1年生は線を引く練習や文字のレタリング。
家の梁の1部分の製図のみ。

2年生は1階建ての家の製図。

3年生は庭付き戸建ての2階建ての一軒家の製図や商業施設。


手描き製図は、書く人で全然違う。
1年生は本当に一生懸命頑張って書いているけど自信なさげに見えたりする。

2年生も個性があり見ていて楽しい。

3年生は圧巻だ!これが手書き!?と思えるほど精密だったり
上手いのは当たり前で、創意工夫が散りばめられた作品。

製図というよりアートって感じ。
その人の熱量や、技術、魂🔥がこもっている。
ずっと見ていたい。


そんな、すごい製図を文化祭の科展で見ていたので
次男も何年後には、あんな一軒家が描けるのかと思っていた。


製図は美しさも命で、紙を汚してはいけない、ずらしてはいけないなど細かい指導をたくさん受けていて、すごく神経を使っていた。
『美しくなければ製図じゃない』という気迫を感じていた!


ちなみに次男の1年生の1番最初に書いた製図⇩。(本人了承済み)

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(鉛筆の削り方、線の濃さ、引き方など教わったけど拙い💦)


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(そして土台の基礎の一部分だけど、かなり時間がかかっていた。)

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(同じく屋根の一部。)

こんな感じで1年生は1から丁寧に教わりながら一軒家製図に近づいていく。製図を描く段階でも先生からの熱い指導でダメだしを何回もうけ書き直し書き直し仕上げる。


そのうえ、提出期限がめちゃくちゃ厳しかった。
何日の何時までに提出しなければ評価がものすごく悪くなる。
普通に成績に”1”がつく。


それは社会に出て仕事の提出日時を守る、当たり前のこと。
それを授業を通じて身をもって学ぶということ。
高校に入ってから次男の口から「社会にでるとは、社会で働くとは」
という言葉が度々でていた。


工業高校では就職するために、働くということ、社会とは・・・ということを学ぶ機会が多かったと思う。
高卒で働く現実もしっかり教わっていた。

それは1年目から学んでいた。

そして、次男がどんなふうに成長をしていたかというのは次回に書きます。

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【⑳常識をぶっ壊せ!鯖の醬油煮】


就職して2年目になる次男。
味覚が少し変わったのか和食が「美味しい」と言うように。
「何、食べたい?」と聞くと
「鯖の醬油煮が食べたい。」と。
まさかそんな日がくるとは思いませんでした。


4月から旬で美味しくなる真鯖。
この鯖の醬油煮は普通の作り方とはちょっと違って、煮魚は料理酒が外せない調味料だと思っていました。しかし、料理酒が無くても美味しい!
煮魚って鍋でコトコト煮るのかと思っていたけどフライパンでグツグツ8分間、煮るだけ。常識や思い込みを変えて
シンプルな調味料で鯖の美味しさを味わってほしいです。


【心構え】 常識をぶっこわして新しいことへの挑戦にビビらない。

①揃える物(3~4人前)

新鮮な鯖の切り身6切れ(半身のものでも食べやすい大きさに切れば良い)、砂糖大さじ3杯、みりん大さじ3杯、醬油2/1カップ、ショウガチューブ3cm、水200cc、テフロンフライパン、蓋

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つくり方

1.テフロンフライパンに鯖以外の砂糖大さじ3杯、みりん大さじ3杯、醬油2/1カップ、ショウガチューブ3cm、水200ccを入れて火にかける。


2.鯖を流水で軽く洗い血合があれば洗い落として皮目を下にしてフライパンに並べる。

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3.中火にして5分煮る。

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4.5分経ったら鯖をひっくり返し3分中火で煮る。

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5.鯖の中まで火が通ったら火を止めて蓋をして味を染みこませてできあがり!

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🔔ポイント🔔
・鯖に火を入れ過ぎない。中まで火が通ったら火を止め余熱調理。
・中火でグツグツさせて周りからも火を入れるイメージで。
・新鮮な鯖ほど美味しさがアップ!
・数が多い場合は汁ごと冷凍して早めに食べる。


最後まで読んで下さってありがとうございます🙇‍♂️
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では、また美味しい記事でお会いしましょう♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・

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