初めてのテスト配達!
みなさまこんばんは!
早速ですが、お知らせさせてください!先日参加させていただいたピッチイベントのアーカイブ動画が公開されました。1者3分のプレゼンテーションを、42者いっきに見られます!このような、事前録画タイプのプレゼンイベントには初めて参加したのですが、見る側としてもストレスなくどんどん見られるので面白かったんです。もしよろしければご覧くださいませ!
「Fukushima Tech Create 2021 スタートアップピッチイベント」
このイベントでもプレゼンさせていただきました、半オーダーメイド型の宅食サービス『地域世帯kitchen』。2月1日より、モニターの方々を対象に1ヶ月間のテスト配達をスタートしました!今日はその報告をさせてください。
食の好みを知るためのインタビュー
"半オーダーメイド"というところが、私たちにとって大事にしているポイントです。
ご契約して(今はまだテストですが)、配送が始まる前に、モニターの方々に「食生活や食の好みについてのインタビュー」を念入りに実施します。アレルギーはないか、食べられない食材はないか、好きな料理はどんなものか、味付けは濃いめ?薄め?普段摂取できていない栄養素はないか、、、などなど。みにおかみの千乃ちゃんがインタビュー項目を作ってくれて、それに則りながら(少し脱線もしながら)、対話によってその人の食生活についての理解を深めます。モニターになってくれた方々は、これまでも店をご利用いただいていた方々なのですが、改めて「朝昼晩どんなもの食べてるんですか?」なんて聞いた事なかったから、このインタビューによってみなさんの新しい一面が見られて、とても興味深いんです!
半オーダーメイドの献立
インタビュー結果を元に、一人一人に対して"完全オーダーメイド"の献立は作れないけど、みなさんの好みの最大公約数を献立に落とし込んで、"半分オーダーメイド"のメニューを考えます。
野菜のほとんどを楢葉町産で仕入れ、日常の食生活では挑戦したことがないような季節の野菜・珍しい地元野菜もアクセントとして取り入れました。これは、インタビュー結果からわかったことなのですが、自分自身では普段は決まり切った種類の野菜しか買わないし、調理の仕方もわからないんだけど、そういう野菜も食べてみたい!というご意見が多かったのです。
週に2回の置き配(玄関前に置いておく配達)
配達は、月曜日と木曜日の週2回。月曜日に3食分を・木曜日に2食分を配達する計画です。いざ配達の仕組みを考え始めたら、オペレーションの細かな部分が課題になっていきました。
保冷BOXがいいのか?保冷バッグがいいのか?その日の献立はどうやって伝える?置き配したときに配達完了メールを送るべきか?送るなら宛先を間違えないようにするにはどうしたらいいか?
その一つ一つを千乃ちゃんと考えながら形にしてきました。まだまだ検討し切れていないところがあるので、このテスト期間中にモニターの方々からご意見をいただいて、より便利で満足度の高いサービスにできたらいいなと思っています。
※献立についてはこちらで記録していこうと思います。
2月1日のテスト初日は、お料理を作って容器に詰め、保冷バッグに納めるまででかなり慌ててしまって・・・。これまでの店内営業のオペレーションとはまた違った、綿密な段取りが必要で(汗)、ときどき脳味噌がショートしながら準備をしました。
商品を車に乗せてみなさんの職場やお宅に配達に行くと、中には直接受け取ってくれた方もいて、バッグの中を見て「おおー!想像以上だねぇ!」と喜んでくださり、その笑顔に緊張が解けて、ものすごく嬉しくて、「この事業に一歩踏み出してみて良かった!」と心から思いました。
まだまだ最初の小さな一歩・・・。これから改善を重ねて、本格的に事業化できるのは3月半か、4月頃になる予定です。
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