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すとぷり紅白歌合戦初出場おめでとう!

こんにちは、唯畏(ゆい)です。

この度、すとぷりが2023年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場することが発表されました!

すとぷりがどんなグループなのか紹介しつつ、今の気持ちを綴りたいと思います。

私のnoteの熱心な読者であればご存知かと思いますが、、今はWEST.ファンの私ですが、すとぷりを応援していた時期もあったのです。

では、よろしくお願いします。


すとぷりってどんなグループ?

すとぷりは一言で表すのがとても難しいグループですが、公式ではエンタメユニットと銘打っています。
YouTubeやツイキャスなどネットの世界を主な活動場所として、ゲーム実況や生放送などの配信を中心に活動しています。
公式YouTubeのチャンネル登録者数は230万人を超え、10代に圧倒的に支持されています。

ただし、ネットの世界に留まっているわけではなく、コンサートをしたり、テレビ番組に出たりと活動は多岐にわたります。
だからこそエンタメユニット。
応援してくれる人を楽しませるためならなんでもやる、そんな精神で活動しているグループなんです。
そういう意味ではアイドルに近いかもしれません。

メンバーの莉犬くんがすとぷりについて紹介した動画があるので、こちら参考になるかと思います。

2016年、まだユーチューバーという言葉すら浸透していない頃、得意分野の異なる配信者が集まって結成されたすとぷり。
発起人であるななもり。は、かつてこんなことを語っていました。(ニュアンスです)

昔は、ゲーム実況者はゲーム実況以外をすると白い目を向けられて、逆に歌い手がゲーム実況をしたら白い目を向けられる、そんな空気がネットの世界にありました。それぞれの畑から出ちゃいけないという暗黙の了解のようなもの。
その空気を壊して、もっとネットの世界を自由にしたい。そんな思いからいろんな畑の人たちを集めて作ったのがすとぷりなんです。

すとぷりが所属する芸能事務所は『株式会社STPR』
事務所の意向に左右されることなく、自由に活動するために、ななもり。が作った会社です。
だからこそ、既存の概念にとらわれず、ネットの住人がネットを飛び出しちゃいけないという風潮をも壊し、幅広い活動ができています。

2022年にはドームツアーを実施、東京ドーム・ナゴヤドーム・京セラドーム・福岡ドーム・西武ドームを周りました。
2023年のアリーナツアーでは、2023年上半期コンサート動員数No.1という偉業を成し遂げています。

普段は顔を晒さずバーチャルに活動しているすとぷりですが、コンサートのときは顔を見せてくれるので、その特別感も動員数に貢献しているかもしれません。

メンバーについても軽く紹介します。

莉犬

声優としても活躍し、歌を得意とする莉犬くん。
イラストも上手なので、自身のYouTubeチャンネルではアニメも投稿しています。
すとぷりとしての配信の際には、MCを担当。
明るく元気で可愛い子です。

身体は女性として産まれたものの、心は男性。
家族との不和や、友人の自殺など、苦しい過去も持っています。
だからこそ生きるのが辛い子に寄り添う言葉は説得力があり、励まされているリスナーが多くいます。

るぅと

るぅとくんはすとぷりが誇る音楽クリエイター。
すとぷりの楽曲の多くを作詞作曲しています。
歌ってみた動画を多く投稿し、主に歌い手として活動していますが、ゲームも上手で、何でも器用にこなします。
頭はいいですが、勉強ができるわけではなく、特に漢字は苦手です。

さとみ

さとみくんはとにかくゲームが上手なので、主にゲーム実況者として活動しています。
得意ゲームは第五人格ですが、どんなゲームでもすぐにコツを掴んで攻略します。
頭がとてもよく、その頭のよさが伺える、論理的なゲーム解説も魅力的。
毎日動画を投稿する、という目標をきっちり守る、自分に厳しいストイックさを持っています。
馬鹿をやりながらも、落ち着いた大人っぽさがある、すとぷりの最年長者です。
ネットで活動し始めてすぐにななもり。にすとぷりに誘われたため、配信者としての活動期間=すとぷりでの活動期間 となっています。

ころん

主にゲーム実況者として活動しています。
独特な声でハイテンションなゲーム実況をしますが、歌を歌うときはクリアで澄んだ歌声になる、そのギャップも魅力的。
おバカですが、かわいげがあり、憎めない人です。
配信者としての歴は長く、ななもり。とも一番古くから付き合いがあります。
ころんくんを師匠として慕う配信者も多く、かつてはメンバーのるぅとくんもその1人だったそうです。

ジェル

現在活動休止中なので、紅白歌合戦には出演しないと思いますが、すとぷりには欠かせない笑いの天才です。
おもしろアニメ動画を主に投稿し、『遠井さん』シリーズが大人気。
ジェルくん個人のYouTubeチャンネルで、登録者数は200万人以上を有しています。

ななもり。

不祥事によりすとぷりはほぼ脱退状態ですが、現在も株式会社STPRの社長としてすとぷりをプロデュースしています。
昔は将棋でプロを目指し大会でも好成績を収めていた、とても頭がいい人です。
すとぷりをここまで人気のグループにしてみせたプロデュース能力の高さは確かなもので、カリスマ性があり、多くの配信者から崇拝を集めています。
説得力のある話術は政治家や宗教家にもなれそうなほどです。

すとぷりとの出会い

私がすとぷりに出会った経緯は、最初に投稿したnoteでお話させていただきました。

抜粋します。

私は嵐のファンです。
2020年いっぱいで嵐が活動を休止して、2021年から私の胸にはポッカリと穴が開いたようでした。

特に私は大野くんが好きだったので、他の4人の活動を応援しつつも、大野くんがいない寂しさはどうにもできるものではなく、なんとなく積もる寂しさを見てみぬふりをしていました。

そんな時を過ごしてやってきた夏。
友達からすとぷりを勧められました。

ニノが立ち上げたジャにのチャンネルはもちろんファンとしてチェックしていたものの、基本的にはYouTubeを見る人間ではなかったので、すとぷりがユーチューバーだと聞いた段階で、どこか敬遠してしまう部分があり、友達の話を笑顔で聞きつつも、私が好きになることはないだろうなと思いました。

だけど、思った以上に強い友達のプッシュに半ば押される形で見たすとぷりのゲーム実況は私の心を踊らせました。

ゲームがうまい人だけでなく、下手な人もいて、そのすとぷりの多様性は、自分の学生時代に友達とゲームをやった楽しかったひとときを思い出させ、まるで青春時代に戻ったような錯覚をもたらしました。

それからは貪るようにすとぷりの過去のゲーム実況動画を見続ける日々でした。

すとぷりの六人とともに自分もゲームをしているかのような気持ちで、ときに笑って、ときに応援して、心の底から楽しいと思えたのは久々だななんて感じました。

すとぷりを勧めてくれた友達とすとぷりの話で盛り上がるのも楽しくて、心にポッカリと空いた穴が少しずつ閉じていくような感覚でした。

すとぷりではなーくんが「リスナーのみんなが親に恋人に友達に胸を張ってすとぷりを好きだと言えるようなすとぷりになりたい」ってよく話します。

私は親にすとぷりを好きということに最初躊躇いがありました。親にはどうしたってユーチューバーだって説明になってしまって、過去の私がそうだったように親もまたユーチューバーにあまりいいイメージを持っていなかったからです。

でも、すとぷりを好きになって、なーくんの言葉を現実にするために信念を持って活動していることがわかってきて、リスナーのみんなに楽しいを届けたいっていう真っ直ぐな思いが伝わってきて、親に胸を張ってすとぷりが好きだって言えるようになりました。

嵐ファンだった私は特に大野くんを推していたので、大野くんの活動休止に寂しい気持ちを抱えていました。そのタイミングですとぷりを初めて知ってファンになっていったんです。
すとぷりの中ではななもり。を推していたので、彼の活動休止を受けて、だんだんすとぷりから離れてしまいました。
そして、今はWEST.を応援している、というわけです。

すとぷりのファン(すとぷりすなー)だったのは1年にも満たない期間でしたが、それでも幸せをもらったのは確かです。

そもそもこのnoteを始めたのはすとぷりがきっかけでした。すとぷりみたいに私も何かを発信したい。そんな思いで始めたんです。

ついに紅白歌合戦初出場

最初、100人に満たない会場でのコンサートから始まって、段々と会場を大きくしていったすとぷり。
その道のりは決して順風満帆だったわけではありません。
2019年9月の西武ドーム2DAYS公演。
半分近くが空席で、全然埋まらなくて、本人たちもリスナーも悔しい思いをしたというのは有名な話。
すとぷりのすごいところはその事実を包み隠さず話して、これからもっと頑張るからって伝えてくれることなわけですが。

そうして、リスナーとともに悔しい思いを乗り越えて、2022年の5大ドームツアーでは、チケットがソールドアウトし、満員の客席が広がりました。
また、2023年上半期には興行規模ランキングの1位を獲得するなど、存在感を示すようになっていきました。

2022年12月〜2023年9月までテレビ東京系列で毎週30分の冠番組が放送されたのも印象深いです。
ネットの世界を飛び越えて、ついにここまで来たか、という感じでした。

2021年11月には初めてNHKのうたコンに生出演。
そして、2022年10月〜11月にはNHK『みんなのうた』ですとぷりの楽曲が放映。
2023年7月にはNHKの音楽番組『Venue101』のスピンオフ特番『Venue101 Presents』で30分まるまるすとぷり特集を組まれるなど、NHKへの出演も多くなっていたんです。

NHK紅白歌合戦という舞台が夢ではなくなっていっていることを私も感じていました。

そして、ついに、ついに発表されました。
2023年大晦日の紅白歌合戦に出演することが。

紅白歌合戦初出場おめでとうございます!!

すとぷりが掲げ続けている目標
『リスナーのみんなが親に恋人に友達に、胸を張ってすとぷりを好きだと言えるようなすとぷりになりたい』
その目標にとって、紅白歌合戦出演はとても大きなものです。

ネットの世界で活動し、馬鹿にされることも多かった彼らが、世間に認められた。
紅白歌合戦出演はそのことを証明できるほど、大きなものなんです。

なんてったって日本国民で知らない人はいないと言えるほど、国民的音楽番組なんですから。

すとぷりの紅白歌合戦出演決定は、すとぷりを応援していた者として、素直に嬉しかったです。
「よかった。ようやく認められた。ようやくみんながすとぷりを好きということに躊躇わなくていい大義名分ができた」って。

最後に

この話題に触れないのもいかがなものかと思うので、ななもり。の不祥事についても話したいと思います。

簡単に言うと、
ななもり。には内縁の妻と子がいたことが明らかになりました。そして、その子を認知しないまま、他の女性とも関係を持っていた、と。

いわゆる不倫というやつです。
妻と子に対してあまりに不誠実な態度だということで、大炎上しました。

そして、今回の紅白歌合戦には旧ジャニーズのタレントが一切出演しません。
先代社長のジャニーさんが、未成年に対して性加害を行っていたことが問題となったからです。

これについて、「旧ジャニーズのタレントが出演できないのに、ななもり。が社長をしているSTPRのすとぷりは出演できるのか」と非難の声があがっているのは事実です。

私も現在、旧ジャニーズのWEST.を応援している身として、今回のNHKの対応には思うところがありますし、納得いかない気持ちを抱えています。

ただ、ジャニーさんの問題とななもり。の問題は、一緒ではないということは理解しています。

ななもり。の不倫はあくまで個人のプライベートな問題です。配信者としての権力を利用していた部分はあるかもしれませんが、事務所とは無関係です。
しかし、ジャニーさんの問題は事務所のジュニアに手を出していて、事務所内でも知っている人がいたのではないかということで、事務所の体質に問題があったとされています。

NHKとしては、事務所に問題があるから旧ジャニーズは出さない。すとぷりは事務所に問題があるわけではないから出演させる、ということなのでしょう。
言いたいことはわかります。

ただ、ジャニーズだって所属タレントには罪はないんです。
NHKにはタレントに対して誠意ある対応をして欲しかった、、そう思わずにはいられません。

正直、今年の紅白歌合戦を見る気にはなれません。来年には、旧ジャニーズのタレントが出演できる、そんな当たり前が戻ってくることを祈っています。

と、それはさておき、すとぷりが紅白歌合戦に出演できるのは素直に嬉しいです。
これまでの努力が報われてよかったね、って気持ちです。

顔を晒さずバーチャルに活動するすとぷりが紅白歌合戦に新たな風を吹かせてくれることでしょう。

いつか紅白歌合戦ですとぷりとWEST.の共演が見れたら、こんなに嬉しいことはありません。

唯畏


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