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ジャニーズWESTのチーム力〜初耳学・森岡毅からのメッセージを受けて〜

2023年1月8日、『日曜日の初耳学』(毎週日曜22:00〜 TBS系列)にはUSJの再建で知られる森岡毅が登場。インタビュアー林修のコーナーで新成人へのメッセージを語りました。

スタジオゲストにはジャニーズWESTの重岡大毅。

森岡さんの語るチームとして勝ち組という話、誰一人おいていかず、それぞれの個性をグループに還元する、ジャニーズWESTの話を聞いているかのようでした。
その主軸は不動のセンター重岡大毅です。


チームとして完全生物に

人には必ず得意不得意があるから、チームとしてそれぞれの強みを活かして死角を無くすことが重要。チームとして完全生物になればいい。

初耳学より

まさしくジャニーズWESTです。

重岡大毅は演技やトークは得意ですが、歌やダンスはあんまりだったり、ツッコミはできなかったり、かっこつけたりアイドルっぽく振る舞うのが難しかったり、苦手なこともたくさん持ってます。

例えば、歌は桐山照史、濵田崇裕、神山智洋、いわゆる歌うま三銃士と呼ばれる歌が得意なメンバーがいて、彼らを中心にまとまっています。重岡大毅は音程とか外すことはありますが、人の感情に訴えかけるような歌を歌える人です。歌うまなメンバーが支えてくれるから、そんな重岡大毅の歌も輝き、ジャニーズWEST全体で最高の歌が完成するイメージがあります。
私はジャニーズWESTが『僕らの理由』という歌をMステで披露しているのを見て、ファンになった人間です。

ダンスは神山智洋が激ウマなんです。よく振り付けもしています。
神ちゃんが真ん中で踊ってくれると、ジャニーズWESTのダンスが一個引き上げられて、うまいと思わせることができる。これは中間淳太もよく言っています。
そして、ダンスが苦手な重岡大毅のために、彼が家で見るようのダンスVTRに間違えてたところの振りを説明した音声を入れてあげたり、重岡大毅のポジショニングまで覚えて途中目で合図してあげたりします。

逆に歌やダンスがうまい神山智洋や濵田崇裕が苦手としているのがトークやバラエティのイメージです。そこは重岡大毅や桐山照史、小瀧望、中間淳太が牽引しています。

ツッコミは中間淳太の得意分野です。
実はジャニーズWESTはボケ6人に対してツッコミ1人という特殊構造のグループです。そのツッコミを担う中間淳太のツッコミ力は相当なもの。
小瀧望いわく、ジャニーズで1番ツッコミがうまい人とのこと。
重岡大毅はツッコミが苦手なので、24時間テレビにジャニーズWESTから1人パーソナリティーに選ばれたときは中間淳太にツッコミってどうやるのか真剣に相談したのだとか。
公式YouTubeにあがってるツッコミビンゴも見てみてください。

このツッコミビンゴでもわかるようにボケは重岡大毅や小瀧望の得意分野です。
ポンポンポンポンとボケを畳み掛けるのが流石です。

そして、それらを回し、MCとして活躍するのが桐山照史。歩くテレビと言われるほどバラエティを得意としています。桐山照史がいるならトークがまとまらないことはない。だから安心してボケられるという側面もあるでしょう。

重岡大毅が苦手とするカッコつけるという部分についてはビジュアル担当の小瀧望や藤井流星が。アイドルっぽい振る舞いについては小瀧望や中間淳太が得意としています。

あとはコンサートの演出は藤井流星が担っています。これは俯瞰で見ることができて、ハイセンスな藤井流星だからできること。彼の得意分野を活かしている形です。

そうやって得意なメンバーの強みを活かして苦手なメンバーを支え、死角を無くす構図が出来上がっています。
7人なら何したって面白くなる、7人ならどこまででも行ける、メンバーがそう言えるほどのグループになっています。

頼ることで仲間のモチベーションを高める

初耳学では、森岡さんが信頼する森本咲子さんについて、『頼ることで仲間のモチベーションを高める人』と出てきていますが、これを自然にやっているのが重岡大毅です。

人に相談したりするタイプがジャニーズWESTには少ないですが、重岡大毅はとにかく人に相談して、助けを求めて、前に進んでいく人です。
雑誌などでもメンバーが、相談してくるのはしげくらいかな、と話しているのをよく見ます。

誰よりも頑固で、意志が固い人でもあるので、絶対に譲らないところも持っていますが、周りの意見を取り入れる人でもあるので、ゆらぎ迷う時間もいっぱいあります。
他の人の意見を無視することはなく、考えてしまう人だから意志の固い部分とそれがぶつかると本当に大変そうです。 
重岡大毅作詞作曲の『間違っちゃいない』ができた経緯なんかがそれを物語っています。その経緯についてはいつかこのブログでも書きたいと思ってます。

そうやって相手の意見を取り入れようともがき苦しみ、誰一人おいていかない人だからこそ、この人の役に立ちたい、そう思わせる力が重岡大毅にはあります。

そして、重岡大毅は絶対に裏切らず守ってくれる人だという確信もまたそうさせる要因でしょう。

ジャニーズWESTデビューの流れについては以前このブログでも触れさせていただきました。

ずっと関西ジャニーズJrとして活動してきた7人。
ジャニーさんに直談判し、やっとの思いでデビューの切符を手にしました。
しかし、2013-2014のジャニーズカウントダウンコンサートで、まさかの重岡大毅・小瀧望・桐山照史・中間淳太の4人でデビューすると発表することに。7人でデビューすると伝えられ喜んでいたのに、7人より4人のほうが売りやすいという事務所の考えで、3人が切り捨てられてしまったのです。

4人で活動していくしかないんだと諦めかけたメンバーもいた中、重岡大毅はずっとブレることなく、7人でデビューさせてほしいと事務所に訴え続けました。自分はデビューできると決まっている中で、そのデビューが無くなるかもしれないリスクを背負いながらも3人が必要だと、7人じゃなきゃだめなんだとずっと言い続けたのです。

これについて桐山照史はこう語っています。

デビュー前、4人って決められたけど、シゲは「7人がいい。情けとか同情じゃなくて、オレは売れたい。売れるためにはこの7人が必要や」ってきっぱり言ったんよ。そのときに、こいつのことを守ってやりたいし、守ってくれるって勝手に思ったんよ。オレがしんどいときは手を差し出してくれる。あいつがしんどいときは手を貸せるって。そのときにね、けっこう強めの信頼感が芽生えたね。

ジャニーズWEST 1st写真集 おおきに。

ジャニーズWEST不動のセンターが重岡大毅である理由がよくわかります。7人がグループとして強いその芯には重岡大毅がいると思います。

目的をどこに持つか 

自分がやりたいこと・仲間がやりたいこと・社会に求められていること、その3つの交差点に目的を持つことが大切。そこに目的を持っていれば、支援してくれる人が現れて、前に進んでいける。

初耳学より

ジャニーズWESTはそれが出来ているグループかと思います。センターの重岡大毅がちゃんと仲間やファンのことを見て考えてくれる人だから。

そして、中間淳太が語っていたことですが、
ジャニーズWESTメンバーでそれぞれが絶対にやりたいことを出し合って、それを叶えるまではジャニーズWEST続けようって話をしたとのこと。
そうやって自分がやりたいこと、仲間がやりたいことを確認しているんですね。

そのうえで、たくさんのファンを幸せにしています。

アイドルが社会に求められていることは、幸せを作り出すことですもんね。

ファンの求めるものを考えて、自分たちがやりたいこととファンが求めることの整合を見て、そこが合致する部分を頑張って、ファンを幸せにする。そして自分たちも幸せになる。

これはジャニーズWESTのみならずアイドルというのはみんなそうかもしれません。

尊敬できるかっこいいお仕事です。

最後に

初耳学を見ていて、チームで完全生物なんてジャニーズWESTそのものじゃん!と思い、つい書きなぐってしまいました。
あくまでいちファンの意見なので、異論反論唱えたい部分もあるかとは思いますが、温かい目でご容赦くださいませ。

メンバーそれぞれの強みを合わせてチームで最強だから、コンサートだとペンライトの色に偏りがなく、7人それぞれに満遍なくファンがいる印象です。

あと、初耳学の中で、これからは生のコンテンツが力を持っていくなんて話も出てました。
ジャニーズWESTのコンサートはそれこそ生で見るからこそ感じられる興奮と熱に溢れています。

絶対国民的アイドルになれると信じています。
嵐のあとにかかる虹は、、。

唯畏


〈関連note〉


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