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健康おうちごはん日記

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健康で文化的な最低限度の異国生活を送りたい私の食日記
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2024年7月のおうちごはんとあれこれ

2024年7月のおうちごはんグレープフルーツで創作料理をしたり、夏のカッペリーニを始めたり、ひとり丸鶏を楽しんだり、週末はレモンスイーツ三昧。最後のほうはうちの乙女に影響されていろいろサラダ。その間にも色々つくって食べていた。 青空カップヌードル 先月、バスルーム工事中に3日間ほど気温が25度くらいまで上がったけれども、その後また寒くなって最高気温20度に届かない曇りの日が続いていた7月頭。あれもう今年は夏終わったのカナ?でもまあ上着を着ればちょうどいい気候ではあるの

2024年6月のおうちごはんと3行におさまらない日記

6月はじめに日本から北フランスに戻ってきてからというもの、朝4時起きの時差ボケ俺スタイルに合わせていたら、飼い主までも完全時差ボケ。 18時くらいにごはんつくって19時には食べて21時には完全ベッドイン。 日が長くなって22時くらいまで外は明るいというのに!だのに! 睡眠障害は相変わらずで1時間〜3時間起きに目が覚めるけれども、大抵7時台にはもっそり起き上がっていた。どーしちゃったの私?でもいや待てよ、これが本来あるべき姿ではなかろうか。時差ボケ治さなくてもいいんじゃない

健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その3

ここ最近、毎日のように雹が降ってくる北フランスからこんにちは。 庭仕事をしていたら雹に降られてひょー・・・ってオヤジギャグをかます余裕があるくらいには雹を浴びている。痛いのよね、雹。 そんな悪天候でも植物はたくましい。 4月の2週目、突風吹き荒れるなか、決死の思いで内陸から港町の自宅に移動した日のこと。8日ぶりに戻ったら、庭の花があちらこちらに! 去年の秋、滑り台の跡地に植えた桜の苗が、つつましやかに花を咲かせていた。 去年咲いていた記憶がまったくもって全然ないのだけ

健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その2

なくなるなくなると言われてはや何年?ヨーロッパでは先週末に夏時間へと移行した。 たかが1時間、されど1時間。強制的に失われた1時間はじわじわと体内時計を狂わせる。 まー、何が言いたいかっていうと、いやー、とにかく眠い!眠いですな! 年がら年中ぼーっとしているけど、これに輪をかけてぽわんぽわんな脳内。 今週は諸々のランデブーが重なっているため、ホーム港町から離れて北フランス内陸ライフを送っている。 義母が住むこの街は、市がお金をかけて優秀な庭師の方々を雇って整備をしてい

健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その1

樺太をぶっちぎる北緯50度線。その線上、想像よりもはるか北に位置するフランスの某港町にも、ポカポカな春の陽気とまではいかずとも春の気配が漂ってきた。 心地よくも強烈な春の眠気はひらりと国境を超える。なんとか起き上がってもあくびが止まらないったらもう。 病は気から、気は食から。とにかく健康で穏やかな生活を心がけて早3ヶ月。今月も坦々と、バランスよくを心がけて作り、食べ、寝るを繰り返す毎日を送っている。 だいぶ溜まってきたので、そろそろおうちごはん日記をしたためておこう。何

とにかく健康になりたい人の冬眠ごはん その3

2月も最終日。そろそろ起き上がらなくてはいけないね、という気持ちだけはかろうじて持ち合わせている私である。 ということで、冬眠ひとりごはん日記の最終回をサクッとな。 1回目と2回目はこちら↓ トマトイカクリームパスタ週の始まり月曜日。あいにく悪天候の週末で全然外に出られなかったので、多少の霧雨くらいどんとこい。海まで行ったろ。 さて夜。特に買い出しもできていないし、何を食べたいか、作りたいかが全然思い浮かばないというか、いくつか思い浮かぶけど最後まで決めきれないときは

とにかく健康になりたい人の冬眠おうちごはん その2

とにかく健康になりたいわたくしユイじょり。 健康健康と言いまくって自身に暗示をかけるほか、長きにわたり「ないと生きていけないDNAなんだ」と信じこんでいたアルコールさえも遂にシャットダウンした結果、食方面にベクトルが120%向いている。私、アルコール摂取時はほとんど食べなかったのでね・・・その反動がすごい。 今日はそんな、とにかく健康になりたい北フランス在住邦人女性の【続】冬眠ひとりごはん日記を、徒然なるままに。 その1はこちら↓ なんちゃってポトフ水曜日、Otto氏

とにかく健康になりたい人の冬眠ひとりごはん  その1

冒頭からとにかく食でQOLを…の人を真似たようなタイトルでぺっこり失礼ぶっこきますけれども、私は現在、全身全霊過去最高レベルでとにかく健康になりたい。 体調を崩したことが大きなキッカケではあるのだけど、色々と心身ともにガタが来たような気がするのだ。内臓も好き勝手に痛めつけてきたし、不安定な繊細メンタルも(特異な環境下にいることを差し置いたとしても)何らかの対処が必要レベルまできた。 まずは何か自分でできることからと思って、数年前に買って最初だけ読んだ心理学の本を毎日1チャ

マイ・セカンド・キッチン〜10月のおうちごはん

昼食べたものの記憶がないなんてことは今に始まったことではないが、先月つまり10月の記憶が落とし穴に落とされたようにすっぽりと抜け落ちている。 諸事情により、北フランス内陸にある義母の家に居候することほぼ1ヶ月。北フランスはオパール海岸沿いの港町にあるマイホームにいたのは、殴り書きカレンダーを辿ったところ3日くらいだった。もうこれ別荘レベルよな。 (ひとくちコンロだけど)愛すべきマイキッチンでガソリン🍷注入しながら料理することが、日課でもあり愉しみでもあり何よりストレス発散

2023年9月のセレク落ちおうちごはん

あなた夏なの?それとも秋なの?日本でもフランスでも中途半端な月、9月。終わっちゃいますなー。 毎年季節の変わり目には体調の変化に悩まされつつも(秋は春よりマシ)、年柄年中暑かったり寒かったりするよりは、四季があって食べ物も目に見える景色も変化があったほうが私は好きだ。だからかな、9月とか3月とか中途半端な月って、四季のある国特有の月な気がしてちょっと贔屓目にみてしまう。いいよねどっちつかずな感じが。 今月はOtto氏がいない日が多くて大抵ひとりごはんだったので、セレク落ち

2023年8月のセレク落ちおうちごはん

どこにもいかない夏休みな今月は、わりとnoteに向かう時間が長かったように感じる。 でも、トータルで書いたのは10記事。 毎日欠かさず作った料理のことを書き殴っていた3年前の自分が同一人物とは到底思えない。よく一皿のことをあんなに膨らませていたものだ。 まあ、小出しスタイルからまとめ出しスタイルに変わったってことなんでしょう。 ってことで、今月もセレク落ちしたおうちごはんをまとめていこうね。最初に言っておくけれども、えらい長いので!そこんとこヨロシク。 そうそう、今月

2023年7月のセレク落ちおうちごはん

一般的に、北半球の7月って夏まっさかり!という認識なのですが。 おーい、太陽どこいったんだやーい!? 天気の変わりやすいここ北フランスの港町。ここ2週間ほど、雨の降らなかった日はない。そして、夏であることを忘れるくらい肌寒い。 iphoneの天気アプリを眺めては、ああ東京は今日も35度かーとか、松本は33度でちょっと涼し目なのかな?なんて思いながら私は手編みのあったかカーデを羽織る。たくさん編んでおいてよかった。6月頭、一瞬暑かったときに買った白Tなんて全然出番ないんで

最近の偏愛レシピ3選&2023上半期のセレク落ちおうちごはん

ごきげんよう。夏のロゼは水でおなじみのユイじょりです。 さて、先週はなかなか胸の痛くなるニュースが続いたフランス。我々が隔週でステイしている北の内陸の街では、郊外のレストラン(400人収容)やボーリング場が焼かれたりなんだりしてショックを受けたものの、私も俺も平常運転で生きてます。 Calaisでは、ナンテールの事件があった翌日だったせいか、警察が駅構内にも待機していた模様。乗り換えするだけで身分証のコントロールを受けるという初めての経験をした。私もフランスでは移民な身分

春のクレソン強化週間

束の間のひとりごはん 先週は、最近ご無沙汰だったひとりごはん生活。 すでにお気づきの方も多いと察するが、私はひとりごはんの方が圧倒的に気合いが入る意味不明系酔狂クッカーである。ゆえに、Otto氏が出立する前から「久しぶりに思う存分好きなものを料理できるぞ、わーい!」と、心の中でベートーヴェン第九を鳴り響かせながらソワソワわくわくしていた(そして確実にバレてた)。 月曜日・和いろいろ 月曜夜から始まったひとりごはん生活。買い出しは水曜日と決めているので、家にあるもんでど