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北フランスの日常&ごはん記録

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北フランス生活のいろいろ(2022年9月〜)と日々のおうちごはんの記録
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健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その3

ここ最近、毎日のように雹が降ってくる北フランスからこんにちは。 庭仕事をしていたら雹に降られてひょー・・・ってオヤジギャグをかます余裕があるくらいには雹を浴びている。痛いのよね、雹。 そんな悪天候でも植物はたくましい。 4月の2週目、突風吹き荒れるなか、決死の思いで内陸から港町の自宅に移動した日のこと。8日ぶりに戻ったら、庭の花があちらこちらに! 去年の秋、滑り台の跡地に植えた桜の苗が、つつましやかに花を咲かせていた。 去年咲いていた記憶がまったくもって全然ないのだけ

健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その2

なくなるなくなると言われてはや何年?ヨーロッパでは先週末に夏時間へと移行した。 たかが1時間、されど1時間。強制的に失われた1時間はじわじわと体内時計を狂わせる。 まー、何が言いたいかっていうと、いやー、とにかく眠い!眠いですな! 年がら年中ぼーっとしているけど、これに輪をかけてぽわんぽわんな脳内。 今週は諸々のランデブーが重なっているため、ホーム港町から離れて北フランス内陸ライフを送っている。 義母が住むこの街は、市がお金をかけて優秀な庭師の方々を雇って整備をしてい

健康になりたくて、春〜春眠おうちごはん その1

樺太をぶっちぎる北緯50度線。その線上、想像よりもはるか北に位置するフランスの某港町にも、ポカポカな春の陽気とまではいかずとも春の気配が漂ってきた。 心地よくも強烈な春の眠気はひらりと国境を超える。なんとか起き上がってもあくびが止まらないったらもう。 病は気から、気は食から。とにかく健康で穏やかな生活を心がけて早3ヶ月。今月も坦々と、バランスよくを心がけて作り、食べ、寝るを繰り返す毎日を送っている。 だいぶ溜まってきたので、そろそろおうちごはん日記をしたためておこう。何

とにかく健康になりたい人の冬眠ごはん その3

2月も最終日。そろそろ起き上がらなくてはいけないね、という気持ちだけはかろうじて持ち合わせている私である。 ということで、冬眠ひとりごはん日記の最終回をサクッとな。 1回目と2回目はこちら↓ トマトイカクリームパスタ週の始まり月曜日。あいにく悪天候の週末で全然外に出られなかったので、多少の霧雨くらいどんとこい。海まで行ったろ。 さて夜。特に買い出しもできていないし、何を食べたいか、作りたいかが全然思い浮かばないというか、いくつか思い浮かぶけど最後まで決めきれないときは

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週末ふたりごはんとおやつとエトセトラ

とにかく健康になりたい人の冬眠おうちごはん その2

とにかく健康になりたいわたくしユイじょり。 健康健康と言いまくって自身に暗示をかけるほか、長きにわたり「ないと生きていけないDNAなんだ」と信じこんでいたアルコールさえも遂にシャットダウンした結果、食方面にベクトルが120%向いている。私、アルコール摂取時はほとんど食べなかったのでね・・・その反動がすごい。 今日はそんな、とにかく健康になりたい北フランス在住邦人女性の【続】冬眠ひとりごはん日記を、徒然なるままに。 その1はこちら↓ なんちゃってポトフ水曜日、Otto氏

とにかく健康になりたい人の冬眠ひとりごはん  その1

冒頭からとにかく食でQOLを…の人を真似たようなタイトルでぺっこり失礼ぶっこきますけれども、私は現在、全身全霊過去最高レベルでとにかく健康になりたい。 体調を崩したことが大きなキッカケではあるのだけど、色々と心身ともにガタが来たような気がするのだ。内臓も好き勝手に痛めつけてきたし、不安定な繊細メンタルも(特異な環境下にいることを差し置いたとしても)何らかの対処が必要レベルまできた。 まずは何か自分でできることからと思って、数年前に買って最初だけ読んだ心理学の本を毎日1チャ

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大西洋の海と空

はじまるよ、クリスマスモード

ここ3日で起こったこと。 ・温水および暖房遮断(ボイラー不調で、修理後も半日毎に切れる) ・電気ケトル故障(かと思いきやたまに動く時もあって気まぐれすぎる) ・洗濯機水詰まり(手動で水抜き死亡) さあ、次は何が起こるのカナ…? ボイラー修理の方を待っている間、外にも出られないし、室内で固まっていても寒い一方なので、重い腰を上げて室内のクリスマスデコレーションをすることにした。ヒートテックも動かないと意味ないって聞いたことあるしね。Otto氏にサパン(ツリー)を組み立てて

スズキを1本仕入れたら

北フランスの港町にめずらしく初雪が降った、日曜日のこと。 前日、北フランスの内陸から港町まで戻ってきていた我々は、雪が止むのを見計らって、恒例の日曜お散歩買い出しで港まで降ることにした。家の中は暖かいせいか外気温を完全になめてて、海風のせいもあり体感温度マイナス3度。危うく凍結5秒前。 寒くても魚市場はひとがさかん。英語とかオランダ語(たぶん)もちらほら聞こえる。 私がじっくり吟味しながら歩くのと反対に、いつもは早足で見てみないフリをしながら通り過ぎるOtto氏が、突然

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小さい秋、見つけた

週末は海の幸〜サーモン、牡蠣、舌平目

ここ1週間、雨が打ちつける音か、もしくはけたたましいアラーム音で起きていたけれども、いたって静かな土曜日の朝。 俺に急かされて庭に出ると、あれあれ、雨降ってない・・・! これほど太陽と青空を待ち望んだことがあっただろうか。 これは日光を補給してビタミンD作らないと!! 8度くらいしかなくて寒いので、着込んで港方面までくだる。 いつもの散歩道はさすがに冠水まではしていなかったけど、今までみたことのないくらい水位が上昇していた。 海の魚介市場に行ったら、いつにない人出。我

マイ・セカンド・キッチン〜10月のおうちごはん

昼食べたものの記憶がないなんてことは今に始まったことではないが、先月つまり10月の記憶が落とし穴に落とされたようにすっぽりと抜け落ちている。 諸事情により、北フランス内陸にある義母の家に居候することほぼ1ヶ月。北フランスはオパール海岸沿いの港町にあるマイホームにいたのは、殴り書きカレンダーを辿ったところ3日くらいだった。もうこれ別荘レベルよな。 (ひとくちコンロだけど)愛すべきマイキッチンでガソリン🍷注入しながら料理することが、日課でもあり愉しみでもあり何よりストレス発散

今週はフランス的に珍しい巨大台風が我が北の港町直撃。海沿いの風の強さは、やばい。布団がふっとんだばりに、屋根瓦が吹っ飛んで泣きたい。ようやく晴れ間が見えた日曜は、骨付き鶏ももで唐揚げ、マッシュルームで炊き込みご飯など。和なごはんを作って食べるのが1番の癒し…。