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①過干渉・過保護型の毒親とは

今回の記事では
毒親のタイプの一つである、
【過干渉・過保護型】の毒親について
お話していきたいと思います。

【過干渉・過保護型】とは、
『あなたのために』といった考えや言葉を用いながら、
親の思った通りの選択に誘導しようとするタイプを指します。

また、この手の親は
子どもが自分の思った通りの選択をしないと、
『○○しないなんて、お母さんは悲しい』などと
子どもの罪悪感に訴えかけるケースが非常に多いです。

子どもが自分自身の進路や目標などを
自分なりに考えて言ったり
行動を起こしたりしただけなのに、


親が思うビジョンと外れていただけで
子どもの考えや意見を否定することを
繰り返した結果、

子どもは自分の考えや意見を言えなくなり、
やがて自分で考える事そのものが出来なくなってしまうことが
大きな問題となっています。

それは、必要以上に空気を読みすぎて
言わないパターンもあれば、

親からの否定を繰り返し浴び続けた結果、
自ら考えることそのものを諦めてしまうパターンと、
個人差が出てきます。

私はどちらかというと前者のパターンで、
家の中、主に母親の前では
親の気に入る言葉とふるまいをして
完璧に『母の理想の娘』を演じきっていました。

この無意識レベルで相手の望む人物を演じ切る
特殊能力は、
幼稚園の年少あたりからすでに身についていました。


若干4歳にして、空気を読む演技力抜群の子ども……

なぜ、ここまでするのか。
答えは単純明快です。

理想の娘を演じている間は
身の安全が保障されているからです。

反対に、学校や友達といるときは
家での反動もあり、
自分の意見を忖度なくいうタイプの生徒でした。


そういった意味では、
事なかれ主義の先生からは面倒ごとを作ってくる
扱いにくい生徒だったんじゃないかと
思います。


実際に学校の先生からは、
ものすごく気に入られるか、
ものすごく嫌われるかの二択でした。笑

つまり、外での自分のほうがより素に近く、
のびのび自由に過ごしていたということになりますね。

家の中が一番窮屈で、
息が詰まる空間であるというのは
なかなかの地獄です。

毒親育ちのあるあるかと思います。

次の記事では
②放置・無関心型の毒親について
書いていきたいと思います。

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