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日本を出国してからの一年間を振り返る

この記事はエンジニアと人生Advent Calendar #1 の12日目の記事です。
今回は2023年の海外生活について振り返りをしていきたいと思います。

ちなみに私はようやくエンジニアとして4年目を迎えました。今後も引き続きエンジニアとして頑張って行きたいと思います。

現在の状況

私は今現在ドイツのミュンヘンでワーホリビザを使いながら滞在しています。
平日はフルタイムでリモートで働き、週末はカフェでバイトをしたりしている状態です。去年の記事では会社とも相談して稼働を今の約半分に減らしと書きましたが、結局今年の4月からはフルタイムに戻して働いています。

ただ、時間の面などでかなり柔軟に対応させていただいており、会社には本当に感謝しています。

ドイツに行くまでも色々ありまして、結局日本出国後は南アフリカ(2週間)→ジンバブエ&ザンビア(2週間)→スペイン(1ヶ月)→モロッコ(3週間)→ドイツというよくわからない経路でドイツまで辿り着きました。

この一年間で行ったことをざっくりと振り返って行きます。

友達に会いに南アフリカに行った

もともと私はワーホリビザは現地でとる予定だったので、適当に最初どこか旅行をしてから、ビザを取ろうと考えてました。

そこでどこから旅行するか考えているときに、たまたまTandem(言語交換アプリ)で知り合った友達と「ドイツに行くなら時差なくなるから電話しやすくなるね、せっかくならついでだしケープタウンにこれば?」という話になりました。彼は完全に冗談で言っていたのですが、その時私は確かにと思い、南アフリカのケープタウンから旅行をスタートすることにしたのでした。

実は彼とはもう2年間ぐらい毎週電話をしていて、かなり気が合うと思っていたものの、なかなか距離が遠いということもあり、会えずにいました。そこで、今回チャンスだと思って会いに行くことにしました。

結果的に、会ってからはますます仲良くなって、今では週2回ぐらい長電話をしたりなんでも報告し合う仲になったので、思い切ってケープタウンまで行って良かったと思います。

滞在中はホステルに泊まっていた関係で、同じところに泊まっている人とも仲良くなって、サファリ旅行に一緒に行ったり、ビクトリアの滝を見に行くことにしたり、色々できたので、彼と会った以外の面でもケープタウンに旅行して良かったと思っています。

弾丸でサファリ旅行を組んだ

ケープタウンでビーチを歩いているときに出会った女の子と気が合って、サファリに行こうということになったので、その次の日にヨハネスブルク行きの飛行機とって、そのままヨハネスブルクからレンタカーで一緒にサファリに行くことになりました。

ヨハネスブルク自体はとても危険だといろんな人から言われたので滞在はせずにサファリまで一直線で向かいました。

レンタカーを借りる時に、もし道中で窓をノックしてくる人がいても絶対に窓を開けないで、最悪殺されるからと言われたのが忘れられません。

とりあえず治安の悪さに慄きながらもスタートしましたが、幸い特に何もなくサファリまでつきました。

一緒に行動してた女の子の金銭感覚がバグっていた関係で、滞在中はかなりいいホテルにずっと滞在していて落ち着きませんでしたが、今思えば安全に旅行ができて良かったと思います。

サファリではライオンの捕食シーンを見れたり、ゾウやキリンを見れたり、とても楽しかったです。

後は帰りにバンジージャンプできるスポットに寄ってくれたりして、初めてのバンジージャンプをできたりと、最初から最後まで楽しく過ごせました。

一応注意ですが、もちろんよく知らない人と旅行に行くのはかなりリスクであり、お勧めしません。私はある程度場数を踏んでいるので、今回はその子は安全だと認識して旅行に行きましたが、おすすめはしないのでやるとしたら自己責任で・・。

hacker paradiseに参加した

堤さんからhacker paradiseというリモートワーカー達が集まって一緒に生活をする集まりについて話を聞いていたので、思い切ってhacker paradiseに参加することにしました。

とりあえず直近でヨーロッパのどこかで開催されている回を探したところ、3月にスペインのバレンシアに1ヶ月滞在するプランがあったのでそれにしました。

hacker paradiseではシェアハウスが与えられ、私は二人の女の子と一緒に住むことになりました。ただ、自分の部屋はあるのと、週に一回清掃の人も来てくれるのでかなり快適でした。

色々な催し物が用意されていて、世界各国から集まったリモートワーカー達と交流を深めたりしながら、バレンシアでの滞在を楽しみました。

週末旅行を企画して楽しんだり、勉強会を開いたりとほとんど毎日何かしらのイベントが開催されていて、忙しくも楽しかったです。
皆リモートワーカーなので、ワーキングスペースが確保されていたりと、仕事をする上でも良い条件が整っていました。

一人旅をしていると、旅人に出会うことは珍しくないのですが、全員が全員リモートワーカーでしかも旅好きという環境に飛び込んだことがなかったので、とても刺激的でした。
将来やりたいことを話したり、お互いの仕事について話し合ったりして、月並みな表現ですが、視野が広がった気がします。

1ヶ月ホームスティをした

実は私には学生の時にドイツに留学していた関係で、仲の良い老夫婦がいました。その老夫婦とは私のドイツ留学が終わってからも交流をしていて、頻繁に連絡を取り合っていました。ドイツに再度行くと決まった時も、とりあえず最初は泊まらせてもらうということになっており、約1ヶ月ぐらい滞在することになりました。

これまでもこの老夫婦のところに泊まらせてもらうことはあっても数日間だけとかだったので、その1ヶ月間はドイツ語を勉強する上でもかなり良い時間になりました。
毎日一緒に料理をしたり、ドラマを一緒にみたりなど、まるで本当の孫みたいな生活を送らせてもらいました。

ドイツでは家を見つけるのがかなり難しいのですが、彼らがかなり協力してくれたおかげで良い条件のシェアハウスを見つけることができて、無事引っ越しができました。

もちろん私が引っ越してからも定期的に会っていて、ドイツでの大好きなおじいちゃん・おばあちゃんです。

語学学校に通った

3ヶ月間、語学学校に通いました。思ったよりも皆怠ける生徒が多くて、課題を出しても私しかやってこなかったり、そもそも皆時間通りにこなかったりして、その点は少し不満でした。

ただ、語学学校を通して再度文法的なことを学べたのは良かったと思います。後は先生が話好きの先生で、授業の前と後に雑談がてら色々な話をできたのは楽しかったです。

仕事もあったので夜間のコースにしたのですが、次もし語学学校に通うとしたら集中コースにする方がいいなという学びになりました。

カフェでバイトを始めた

せっかくのワーホリなので、バイトをしようと思い、カフェに応募しました。最初はドイツ語での面接をクリアできるのか不安でしたが、思いの外簡単に通って、カフェで働けることになりました。

語学力が足りない場合はベーカリーなど、接客をしない場所にまわされると聞いていたので、接客を選ばせてもらえたのはとても嬉しかったです。

ただ、やはり働き始めるとなかなかうまく聞き取れないことも多く最初はかなり苦戦しました。

パンの名前や、ケーキの名前も全て覚えないといけなくて、結構大変でした。特に正式名称で呼ばないお客さんも多いので、最初はなんのことを言ってるのかわからなくて困りました。

ただ、同僚がかなりサポートしてくれて、こういうことを言われたらこのパンを指しているんだよ、とか一個一個伝えてくれたおかげで1ヶ月ぐらい経つころには一人でレジをまわせるようになりました。

いまだに同僚同士が話している会話にはついていけないこともありますが、最初はさっぱりわからなかった仕事に関する指示などについては今は完全に理解できるので、少しは成長できたのかなと思っています。

本業がある関係で、週末だけのミニジョブなので期間的に最大6ヶ月間しか働くことができないのですが、後2ヶ月頑張りたいと思います。

死ぬまでにやりたいことリストを3つクリアした

私は死ぬまでにやりたいことリストを作っているのですが、この一年間で3つクリアしました。

  • バンジージャンプをする

ちなみにこの後、もう一つバンジージャンプができそうなタイミングがあったので再度飛ぶなどしました。これで後ろ向きバンジーと前向きバンジーの両方クリアです。

  • ビクトリアの滝で泳ぐ

正直これが一番死ぬかと思いました。足は屈強な男性二名に掴まれてますが、万が一滑らせたりしたらもう私は死ぬしかないので・・。

  • ライオンと散歩する

猫っぽくてとても可愛かったです。

ちょっと後付けっぽいのもありますが、やりたいことはやれるうちにやろうをモットーに生きてるので、色々できて楽しかったです。

テックリードになった

エンジニアとしてあまりにも書くことがなさすぎて、何か書けることを考えていたのですが、そういえば本業でテックリードという役職が正式にできて、任命されたのでした。(これまでは肩書きは特になくなんとなくリーダー業務をやっていました)

ただ肩書きがついただけで特にやることは変わらないのですが、なんとなく気が引き締まる思いです。

あとがき

私生活では色々な変化があったものの、結局エンジニアとしてはほとんど何も進んでいない一年間になってしまいました。
いつもフワフワしたまま生活しているので、自分が何をやりたいのか再度考えてみようと思います。

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