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朝の挨拶200904 読むRadio

Good morning, everyone. 皆様おはようございます。

9月4日金曜日。4:45、ミニトマト。実が小さくなってきた。
本日は、くじらの日。

くじらの日(9月4日 記念日)
鯨類その他の海産哺乳類の試験研究などを行う一般財団法人・日本鯨類研究所が制定。
日付は「く(9)じ(4)ら」と読む語呂合わせから。水産資源の適切な管理・利用に寄与することを目的とし、鯨と日本人の共生を考える日。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
くじらについて
クジラ(鯨、whale)は、哺乳類のクジラ目、あるいは鯨偶蹄目の鯨凹歯類に属する水生動物の総称であり、その形態からハクジラとヒゲクジラに大別される。ハクジラの中でも比較的小型(成体の体長が4m前後以下)の種類をイルカと呼ぶことが多いが、この区別は分類上においては明確なものではない。
日本やインドネシア、フィリピン、ノルウェー、アイスランドなど、古くからクジラから採取した肉や皮を食べる習慣がある国や地域が存在する。また、鯨骨は狩猟具として加工利用され、ヒゲクジラ類の鯨ひげは工芸などの分野で盛んに用いられ、釣竿の先端部分、ぜんまいなどに利用された。

人形浄瑠璃で、人形を動かす部分に鯨ひげが使われていると聞きました。

朝のルーティンの時間

本日は、ボン・ヴォヤージュ。香辛料で後口ピリッとします。
天気は晴れ。5時の気温は24℃。湿度・室内73。暑い日が続く。

天気図見ただけでも台風が大きい。雨風に気をつけてください。

鯨の歌

クジラの日にちなんだ音楽を紹介。

映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。 美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画『地球交響曲』は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年公開の「地球交響曲第一番」から2015年公開の最新作「第八番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけで、これまでに延べ、240万人に上る観客を動員、その数は今なおとどまることなく、かつてないロングランヒット作となっています。

地球交響曲第六番

全ての存在は響き合っている

深夜、フト目が覚めて、私のベッドの傍らに眠る三歳になる娘の寝顔を見た。
こんな深夜に突然目覚めるのも、多分この私が六七歳という老年期に入ったからだろう。
それにしても、なんという生命(いのち)の不思議だろうか。
私の手の中にスッポリと入ってしまいそうな愛くるしい小さな顔、小さな目、小さな鼻と口。
微かな寝息が聴えてくる。
私は、人差指を立ててソット娘の小さな手に添えてみた。
娘は、眠ったままキュッキュッと2度試すように手を開いたり閉じたりした後、
そのか細い5本の指で、しっかりと私の節くれ立った人差指を握り締めた。

私達が住むこの宇宙は、およそ百四十億年前、時間も空間も物質もない無の虚空から、
突如起った大爆発、ビッグバンに依ってこの世に生み出された、と現代の物理学は説明している。
この大爆発から数千億を超える銀河が生れ、
その銀河のひとつひとつに一千億から四千億もの星々が生れ、
そんな星のひとつ太陽の周りに地球が生れ、その地球の上に初めての生命(いのち)が誕生し、
その生命が三十八億年の進化を遂げて、今ここにこの小さなひとつの生命が、
私の節くれ立った指先をしっかりと握り締めて眠っている。
完璧なまでに美しく、美しいが故にあまりにも儚(はかな)いひとつの生命。
この生命が、自らの意志と力で母なる星地球(ガイア)の上にしっかりと立ち、
時空を超えた全ての生命との繋がりの中で、人間として生れた使命を全うする姿を、
この私が、今生の身体を通して見届ける保障はなにひとつない。
しかし、だからこそ私達には、今、ここで果さなければならない責務がある。
私達は、百四十億年前の宇宙の始まりの時を想うことができるほどの“想像力”を与えられた。
しかし、その“想像力”を、自分だけの利便と安楽のためだけに使い、
自らの生命が、三十八億年の、いや、百四十億年の全ての存在との繋がりの中で
“生かされている”というまぎれもない事実を忘れ去ってしまった。
その結果が、今起り始めている大災害の予兆であり、悲惨な人心の荒廃である。
母なる星地球は、自らを蝕む病原菌を駆逐する為に、
早晩、最大限の自己治癒力を発揮するだろう。
それは、二十一世紀に生れ育つ子供達が、
未曾有の苦難の道を歩まなければならないことを意味する。
私達人間が、今、ここで果さなければならない責務とは、自分の生命が、
自分以外の全ての存在との繋がりの中で“生かされている”という事実を思い出すことだ。
私達ひとりひとりが、日々の全ての営みの中で、この“想像力”を取り戻すことだ。
私は、1989年、この映画シリーズをスタートするに当って、
タイトルを「地球(ガイア)交響曲(シンフォニー)」と定め、「地球の声が聴えますか?」という呼びかけから始めた。
巨大な生命体であるこの地球のシステムは、
今、この一瞬にもライブ演奏されている「交響曲」のようなものだ、と直感したからだった。
「交響曲」は、その曲に依って、演奏者に依って、楽器に依って、聴衆に依って、
一回一回全て違った“音楽”としてこの世に生み出される。
しかし、その違いにもかかわらず、全ての「交響曲」がめざす唯ひとつの目的は、
その場に、その時にしか生れない、美しく壮大な調和(ハーモニー)の“音楽”を創造することだ。
私は、この宇宙の成り立ちも、母なる星地球の生命システムも、生態系も、
人間の体や心の仕組みも、社会や文化の構造も、この世の全ての存在は、
刻一刻と変化しながら生(ライブ)演奏されてゆく“音楽”のようなものだ、と思っている。
もし、母なる星地球に、いやこの宇宙そのものに「大いなる意志」があるのだとすれば、
それは、この宇宙に次々と多様な“音”を生み出しながら、
止まることもなく変化する調和の“音楽”を奏で続けることではないだろうか。
調和の音楽を生み出すためには、その演奏に参加する全ての存在が、
自分以外の存在が奏でる“音”に耳を澄まさなければならない。
他の存在が奏でる“音”を聴くことに依って、今この一瞬に自分が奏でるべき“音”が生れ、
その“音楽”が他の存在が奏でる“音楽”と響き合って、
壮大で美しい調和の“音楽”が自ずと創造されてゆくのだ。
今、私達人間は、明らかに調和を乱す“不協和音”を奏でている。
調和を求める宇宙の「大いなる意志」に依って、私達そのものが抹消されてしまうのか、
それとも、新たな調和の音楽の創造に参加することができるのか、
その選択は私達自身に委ねられている。
今こそ私達は、自分以外の存在が奏でる“音”を聴く“第三の耳”を開かなければならない。
耳には聴えない“音楽”を聴く“想像力”を取り戻さなければならない。
それが、第六番のテーマを「音」と定めた私の動機であった。

さっきまで私の指を握り締めていた娘が手を離した。
小さな足で思い切り蒲団を撥ね上げたかと思うと、体をグルリと半回転させ、
その足をドカンと私の顔の上に降ろした。
寝息は、相変らず続いていた。

「全ての存在は、時空を超えて響き合っている」

『地球交響曲第六番』パンフレットより

生涯学習センターのホールでコンサートが開催されて行った記憶がある。
環境フォーラムに関連してたのかな。
クラシック音楽に自然の音を重ねて、形容しがたい心地よさを感じた。
ケリー・ヨストのピアノが、ヒーリング向けの演奏に徹している。優しい旋律が疲れた体と心に染み入る。
弓、スピリット・キャッチャーの奈良裕之(ナラ ユウジ)がゲストに登場、演奏に合わせて祈りの舞を披露する。それまで知っていた音楽にはない世界に感じる。独特の空間だった。
テーマが「音」なので、難解という意見もある。

CDジャケットのイラストにクジラがいるように、クジラの声(歌)が音楽と共に収録されている。

CDをパソコンに取り込んでみると、アーティスト名にザトウクジラとシロナガスクジラの名前が。見ただけではシュールかも。

クジラは音で世界を見て、歌で交信しているそう。
シロナガスクジラはたった3匹で世界一周の交信ができるのだとか。
彼らは4ヘルツから20万ヘルツの音を聴き分けている。人間は20ヘルツから2万ヘルツなので、その差は明明らか。
クジラの低周波音は、実際の音を数オクターブ増幅して作曲されている。
海洋生物学者ロジャー・ペイン博士の発見に感動したポール・ウィンターが、「鯨の歌」を作曲した。

予告:地球交響曲第六番

監督:龍村仁
出演者:ラヴィ・シャンカール(シタール奏者)、ケリー・ヨスト(ピアニスト)、ロジャー・ペイン(海洋生物学者)

Beethoven「Adagio from Sonata Op.13, "Pathetique"」

ベートーヴェン「悲愴(ひそう)ソナタ」
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13『Grande Sonate pathétique』大悲愴ソナタは、ドイツのルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲した。
第3楽章まであるが、第2楽章が最も有名。
胃薬のCMで聴いたことがあると思う。

アルバム収録曲からひとつ。

ふたりの演奏者を紹介。

Kelly Yost

ケリー・ヨストはアメリカ・アイダホ州ボイシー生まれ。6歳よりピアノを始める。アイダホ大学では音楽と哲学を専攻。
音楽の源泉である、アイダホの自然環境保護運動においても中心的な役割を果たしている。

Anoushka Shankar

ロンドン出身シタール奏者アヌーシュカ・シャンカールは、ラヴィ・シャンカールの娘にあたる。2012年に亡くなったラヴィの想いを受け継ぎ演奏している。異母姉のノラ・ジョーンズとコラボもしている。

本日はここまで

『地球交響曲第六番』、いかがでしたか。
DVDの記憶がなくて映像の話はできませんが、音楽は環境・ヒーリング曲として、瞑想とかスピリチュアルな場面で使われることが多いようです。ヨガをするときの一曲に加えるのもよいかもしれません。
クジラの声は時に低く、高く響いて楽器に似た神秘さもあり。シタールやピアノの演奏が、心のゆらぎを不思議と落ち着かせてくれます。
是非聴いてみてくださいね。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200904 YUHUA O.

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