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毎日超短話200「影のある人」

どうやら彼女の好きなタイプは「影のある人」らしい。

思い当たる節があるかどうか考えてみたものの、いつでもしあわせなぼくは、それとは無縁な気がする。

せめてもと、彼女のとなりにいるとき、彼女の影と重なってみた。

やっぱり、それだけでしあわせになってしまった。


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