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吃音持ちの高校生が献血に行った話

先週、人生で初めての献血に行った。
私は血液型が分からないので調べて知りたいというのと、沢山お菓子が貰えるらしいというなんとも不純な理由。

母に頼んで2人で一番近くの献血ルームへ行った。
高校受験のため学校が休みだったので、平日の10時頃に着いた。

わりと早くに行ったつもりだったが、既に何人か人がいた。年齢層は高めという印象を受けた。
入って早々お礼を言われたのが嬉しかった。
めちゃくちゃ清潔感のあるところで、明るめの病院っぽい雰囲気。
初めてだと告げると係の人が説明を何度も丁寧にしてくれたのでとても分かりやすかった。

しんどかったのは、採血の前の検査だ。
そこでも血を取られ、採血しても大丈夫か調べるらしいのだが、その前に自分の名前と生年月日を言わなければならない。

そこで案の定私はどもりながらなんとか言ったのだが、担当のお姉さんにちょっと心配そうに、ちょっと小馬鹿にするように「大丈夫ですか」と言われたのがしんどかった。

献血はだいぶ前から行きたいと考えていたので色々調べていたが、喋らないといけないなんてどこにも書いていなかったので予想外だった。

そのあと本番の採血でもまた同じように生年月日と名前を言わなければならなかったので、針の痛みよりもどもることの精神的ダメージが一番でかかった。

吃音持ちでこれから献血を考えている人は生年月日と名前を言わなければいけないことをちょっと覚悟した上で言ったら気持ちが少し楽になるかもです。

献血自体は優しい人が多くて、流れもスムーズで、説明も分かりやすかったのでまた春休みにでも行こうと思います。
ちなみにA型でした。

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