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#146どうしようもなく出来ない自分を受け入れた結果、今の場所にいる

散々仕事を変えてきた。

振り返ると「どうしようもなくできない自分」を持て余しまくって、
でもなんとかもがいているうちに今の場所にいる。

嫌なことから逃げ続けたキャリアだったなと思う。

本気で自分に向いてる仕事がわからなかった。

初めて働いたコンビニ。勇気を振り絞って応募したけど、全然仕事ができなかった。
自分だけできないことが多くて、オーナーからも「お前ほどできない奴は初めて見た」と言われた。

その後にやったタブレット販売のアルバイトも自分だけなぜか売れない。店舗に行くのが怖い。怖すぎて何度も入り口の前で、立ち止まって、早く時間よすぎてくれと思っていた。

新卒の会社でも、コミュニケーションがうまく取れず「お前を雇ったの間違いだった」と上司に言われてしまう。

友人付き合いも苦手だったし、留年ギリギリだし。

なんかもう、何が自分にできるのかわからなかった。
というかなんでこんなにもできないのかわからなかった。

頭パンクしそうだったから、色々やってみた

新卒の会社を一年で辞めた後、自分はやりたいことが何もなかった。
できることもわからなかった。
自信も全くない。

だからやったことないことをやってみようと思った。

まずはリゾートバイト。
リゾートホテルで短期間の住み込みバイトをする。

といっても自分は旅行とかするタイプではない。不安しかない。
じゃあなぜやったのかというと、そういうやったことないことの中に何か道が見えると思ったからだ。

結局熱海と福島でホテルマンをやって思ったのは、
これは続けられない。ということだった。

この経験から分かったのは、自分は対人の仕事をするとものごく疲れてしまうということ。

その次に選んだのは、工場の仕事だ。
またしても行ったことない和歌山県で住み込みだった。

もうやぶれかぶれという気持ちだった。
もはや行くしかない。行かないと奨学金返せないし。
何か違うこと、やったことないことをしないと、自分は落ちていってしまう。

そんなことを思っていた。

意外と工場の仕事はあっていた。

そして工場の仕事は比較的、やっていけた。

根が真面目だから、丁寧にやるし、欠席もしない。

そして一人で黙々と仕事できるという環境が良かった。
だんだんとチームメイトも自分を信頼してくれて、リーダーも色々と仕事を任せてくれた。

嬉しかった。初めて自分でもやっていけると思えたから。

その工場は結局1年半で辞めた。

次の道を見つけたからだ。

そのあとはエンジニアに

そのあとはエンジニアの道に進んだ。

正確にいうと、工場の後に北海道の牧場で3ヶ月働いたりしたが、脱線しすぎるので今度書く。

結局のところ、対人の仕事は向いてないと思った。
それよりも技術を扱える仕事の方が自分はやっていける。

そんな風に思った時にエンジニアかも知れないと思ったのだ。

50万のプログラミングスクールにお金を振り込んだ時の緊張と、震えは今でも覚えている。

そして気づいたのは、会社員向いてねぇ

そして晴れてエンジニアになった自分は、
1年後にまた辞めてしまう。

そこで流石に気づいてしまったのだ。

ああ自分は組織で働くのが根本的に無理なのだと。

そのあとはエンジニアで個人事業主になり、
今はweb制作でフリーランスになるため勉強中だ。

今フリーランスになろうとしているのは、
今までもがいてもがいて、色々と動いてきた結果だ。

今の選択に納得している

散々仕事を変えてきて、住む場所も変えてきた上での決断だから、納得感がある。

だって少なくとも、今までやった仕事は向いてないって分かったから。

だから少なくとも、今までよりも悪くなることはないし、失うものなんて何もない状態だ。

なんかわからないけど、そういう意味では自信を持っている。

自分はなんとかやっていけいる。
というかやってみせる。

そんな風に思っている。

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