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#208 小学生ぶりにズッコケ三人組を読んだら、成長を実感した。

僕が小学生の時、児童文学といえば「ズッコケ三人組
だった。

おっちょこちょいでムードメーカーの「ハチベエ」
優しくて食いしん坊の「もーちゃん」
物知りだけど成績は悪い「ハカセ」
が冒険したり、クラスの問題を解決したりする物語。

読みやすくて、自分も同じように色んな場所に行ったり、
一緒にヒヤヒヤしたりしてたのを思いだす。

一時期は毎日のように図書館で借りてた!

そのズッコケ三人組がなぜか急に読みたくなり、
図書館で借りた。

それがこちら。ズッコケ家出大旅行。
自分が一番記憶に残っている、作品だ。

3人が家族と喧嘩してプチ家出する話

家族と喧嘩して、
みんなの貯金を寄せ集めて家出するというのが内容だ。

ハチベエがお金をかき集めるためにゲームをクラスメイトに売り払うシーンや、
初めて子供だけで電車に乗るドキドキ感など、今でも記憶に残っている。

特に好きなシーンは、
大阪に行く予定が間違えた電車に乗って、岡山のど田舎に行ってしまうところ。

そこで疲れ果てた末、
喫茶店でステーキを食べるところが、なんか印象に残ってる。

幼い心で、
自分も友達と旅したら、こんな感じなのかな?
なんて思いながら読んでた。

大人になってから読むと気づきがいっぱい!

子供の時はわからなかったけど、
大人になってから気づくことがたくさんあった!

まず3人は旅先に大阪を指定するのだけど、
小学生自分にとっては大阪なんてテレビの中の世界だった。

でも今となっては住んだことだってあるので、
すごく身近に感じた。

次に大阪に行く予定を間違えてど田舎に行ってしまうところ。
これが「新里」という場所なんだけど、
これよく見たら自分の家のめっちゃ近くだった!
気づかなかった〜〜!

あとは大阪でスリにあって、ホームレスの方に助けてもらうシーン。
これ天王寺の近くと書いてあるから、
多分西成のことを言ってるんだろうな。

いやー、小学校の頃は全く気づかなかった!
当たり前だけど、どの地名も知らないところだし、
遠い存在に思えてたからピンときてなかった。

でも今見るとどの場所にも行ったことあって、
身近に感じている。

自分も成長してる……!

成長を実感した

久しぶりに、小学生の頃に夢中になった本を読むって良い。

小学生の自分では気づかなかったこととか、
知らなかったことに気付けたりする。

でもあの頃はなんであんなに夢中に読めたのだろうか。

知識も経験も増えたけど、
あの頃よりも夢中に没頭して小説は読めないなぁ…

なんて思ったりした。



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