うちのパートナーがコロナかもしれない件について

こんにちは。

実は
同居している婚約者が体調を崩し
すでに7日が経過しています。

・最初の頃は37.0度程度
・ここ2，3日は37.0～37.6をうろうろ
・たまに、腹痛、頭痛の症状あり
・保健所電話済み
・一般病院を受診し、解熱剤など処方される
・自宅療養中

という感じです。

新型コロナウイルスの症状と
似通っていると言えば似通っているし
そうでないと言えばそうでない。

元気は元気なのだけれど
調子が悪い時もたまにある。

そんな状態です。

ただ感染をひろめたくないので
1％でもその可能性があるのであればと
2人で話し合い
外出を控えることにしました。

僕は必要最低限以上の外出はしない。
（食料品などの買い出しには出ます）
パートナーはほぼ外出なし。

ちなみに今回のことがあって
僕が代表を務めるキーデザインの
・フリースクール
・家庭訪問
はお休みすることにしました。

彼女がもしコロナだった場合
僕も保菌している可能性があるためです。

何より子ども達やそのご家族の
命が大事だと判断したためです。

それにより会社は数十万円の損失。

僕はキーデザイン以外でも
働いているのですが
そこも今は出勤していません。

その分の給料も出ません。
でもそれに対する補償を受けることも
難しいように思っています。
（毎日、情報収集しながら
何か良いものがないかと検討中です。）

お金についてはいいんです。
なんとかします。

でも違うんです。
今回のことでパートナーの
メンタルに影響があるんです。

▢まず外出ができないことに対するストレス

パートナーは比較的、室内での
過ごし方を知っているほうです。

アニメも見るし、漫画も読む。
（自称”オタク”です）
本も適度に読んだり
youtubeも暇があれば見ています。

自分が仕事から帰宅すると
youtubeを見てひとりで
ゲラゲラ笑い転げていることもあります。

布団も好きです。
朝目が覚めてから
布団から出るまでに
だいぶ時間がかかる人です。

今回のことで話し合った時にも
言っていました。

「わたしは家にいるの得意だから
たぶん大丈夫だと思う」

と。

でも違うんです。

数日たってみると
表情がくぐもっている瞬間が
何度か見えるようになりました。

無表情で、心が薄いような
ここにいないかのような表情をすることも
たびたび出るようになりました。

「なんでなの？」
「なんでこんなに元気なのに外に出ちゃいけないの？」

と発言も出るようになりました。

それでも外出は控えています。

話し合って、散歩に出ることで
解消しようとまとまりました。

「ねえ、このあと10分だけでいいから散歩しよう？」
さっき自宅で仕事をしていたら
申し訳なさそうにこう声をかけられました。

▢これ以上何もできないムズムズストレス

微熱が続いて4日経った日に
保健所に電話してみました。

症状などを伝えると
「一般の病院を受診してください」
とのこと。

「コロナかも？」と思ったときの手順としては
１．保健所に連絡し、支持を仰ぐ
２．最寄りの一般の病院を受診
３．病院の医師より「コロナの疑いあり」と診断を受けると、病院から保健所へ連絡が入る
４．保健所でGoサインが出ると、検査できる病院にて、検査を受ける

という流れだそうです。

うちに関しては案の定
検査は受けられませんでした。

病院を受診すると
解熱剤と漢方薬をいただき
自宅療養の指示をいただきました。

そこから職場へ連絡をし
お休みさせていただくことに。

それ以上は何もできません。

・処方された薬を飲むこと
・しっかり睡眠をとること
・バランスの良い食事をとること
・体調管理を入念にすること

のみです。
コロナであるかどうか
検査をしてみたい気持ちもあります。

陽性、陰性どちらにしても
それなりの対処、動きが判断できるからです。

どちらかわからないのに
仕事を休み、外出を我慢し
日々細かなことを意識するのは
けっこう大変なものです。

でも保健所も医療機関も
今は大変な時期だと思います。

もっと症状が重い人もいる中で
負担をかけるわけにはいきません。

検査を受けるために
食い下がることもできましたが
でもそれはしないことにしました。

どちらかわからないけど
でも陽性だったことを考えて
行動していくこと。

これもまたストレスはかかります。

ここ最近は1日10回近く
体温計に目を凝らす彼女ですが
先ほどとても喜んだ様子で
「ねえ、聞いて！熱が下がったよ！！1週間ぶりに！！！」
と満面の笑みを浮かべて報告してきました。

▢迷惑をかけて申し訳ないと感じるストレス

今回のことで
キーデザインのほうは
事業をストップせざるを得なくなり
今月の収益もほぼ０に

もう１つの仕事にも行けなくなり
給与も減ります。

そういった金銭的なことへの影響に対し
彼女は「私のせいで…」となってしまいました。

それに仕事を休んでいるとはいえ
急だったため引き継ぎなども必要で
スタッフから連絡が来ます。

そのたびに「私が体調悪いから…」と
落ち込む様子を見せています。

そのたびに向き合い
時間をかけて話し合ってきたので
今はその申し訳なさはほとんどなく

「コロナのせいだ！！もう！！！」と
コロナに怒るときもあれば
我関せず、と何事もなかったかのように
ふるまえるようにもなりました。

ちなみに申し訳なさを
感じる暇もないくらい
幸せを感じてもらいたくて
バーベキューセットを購入し
うちの敷地でやろうと約束し
（ただ自分がしたかっただけ）
マンガを大人買いし
（ただ自分が読みたかっただけ）
美味しい料理を一緒にし
（ただ自分が料理したいだけ）
という日々を送っています。

ちなみにちょっと頑張って
一緒につくったご飯たち

それでも頭の片隅にはあるんだろうなと思います。

不安も減り、その感覚には
慣れてきたんでしょうけど
それでも申し訳なさは
少なからず感じているのだと思います。

本当のところコロナかどうかわからない。
けどその可能性があるのであれば
周りのためを考え
人との接触を避け
実家に帰ることも我慢し
仕事も休む。

そんなことをしなければいけないんです。

#コロナ離婚
というハッシュタグが
世間では話題にあがり
「そんなこともあるのか」
と最初は他人事でしたが
ありうるのだと思います。

それぞれの家庭で
それぞれの事情があるんだと思います。
ただ確実に言えるのは
夫婦の仲の良し悪しとは関係なく
確実に普段よりストレスがかかっています。

婚約してまだ2か月も経ちませんが
いい感じのタイミングで
試練が訪れたなあと思っています。

うちに関しては
これで2人が離れることはありません。
（と思ってます。）

いつも以上にもっと言葉で
「ありがとう」を伝えること。

「一緒にがんばろう」を
体現すること。

それに尽きるのかなあと思っています。

むしろ、うちに関しては
仕事の仕方や生活スタイル
お互いの考え方について
一緒に向き合い、話し合う
いい機会になったと思っています。

不安でいっぱいの世の中です。
国の方針に対しても
SNSを見ると批判で溢れています。

僕も思うところはあります。

でも僕はまず、大切な人を大切にすること。

周りのことを考える
余裕を持てるように
自分の心にも余白をつくること。

コロナ収束に向けて
自分たちでできることに
取り組んでいくこと。

まだまだ誰かのために
できることは現時点では少ないから
身近な人や地域を守るために
動いていこうと思います。

それと、このnoteを書くにあたって
もちろん本人の許可も得て
書いているのですが
書くかどうか、迷いました。

この時期に体調を崩すことで
コロナ感染の疑惑が生まれ
変な目で見られたり
批判を浴びたり
といったリスクがあるからです。

でも
「周りの人にそんな人はいないだろう」
というのと
「少しでもコロナ感染の疑いが出た人が
どういう気持ちで生活をするのか伝えたい」
という気持ちがあって

こういった形で投稿することにしました。

早くこの事態が収束しますように。
1人でも多くの人が無事、回復されますように。