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セールスフォースのパッケージ払い渋り「2日で割増2か月にサインしなければ1か月に減らす」と急かされた話

5/28夜、MyNewsJapanで出しました。セールスフォースのレイオフで人事が積み増し交渉に応じず「2日で割増2か月パッケージにサインしなければPIP開始します、パッケージは1か月に減らします」と急かされた話。

https://www.mynewsjapan.com/reports/4668

人員削減コストを下げると評価される異常さ。汚いというか、異常なやり口。私はこれを「払い渋り」と名付けました。保険会社の払い渋りからきています。

保険会社と交通事故被害者、外資系企業とリストラ対象者、いずれも情報の非対称性を悪用、泥沼化したくない対象者の心理を利用し、相場に及ばない補償額を示して「それ以上求めるなら(労力も時間もかかる)裁判で」と諦めさせるという点で通じます。

会社都合退職で、できるだけ多く補償を引き出せるようにパッケージ交渉するのは、労働者の正当な権利です。しかしパッケージの払い渋りは聞いたことあるでしょうか?グレーゾーンなやり口で、小さな疑問を感じても言語化・表面化しづらいのかもしれません。「前職の悪口を言わないのは当然」「すぐ転職できるからいいだろ」で済まされた側面もあることが想像できます。時に当事者の口からも言えない・気付けない事情もあるなかで、雇用・キャリアジャーナリズムが実態を明らかにしていきます。

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