見出し画像

母の日に、母の時代の働き方と子育てに思いを馳せ、これからの私の生き方を考える

私の母は専業主婦で、父とはごく普通の職場結婚。私は6年目で生まれたやっとの第1子で、やや難産だったといいます。

母は「いい子に育てる」という真面目な意識の家庭人で、できないことには厳しかったです。私は「なんでお母さんはこんなことばかり言うのか!」とキレてしまったこともありました。

ですが、今では大変感謝しています。発達障害が知られていなかった頃から育ててくれたこと、発達障害だからと可能性を限定しなかったこと、最後まで見捨てずにいてくれたこと。

ダイバーシティという言葉もない(むしろそういうものは邪魔だと言われた)時代、「我慢すれば安定した生活が保障される」という会社に合わせ、数度の転勤も受け入れてきた。「発達障害は親のしつけが悪い」という偏見も強くあった子育て。そしてそれをそういうものだと受け入れるしかない。生きやすいとは言えず、色々と苦労が多かったと思います。

「発達障害の子は言われたことができる子です。ただ、言い方にはコツがあります」というアドバイスが当時からあれば良かったのではないかと思います。

いま母に望むことは、「こんな社会でも我慢しなければならない」という考えを減らし、周囲に助けを求めていいこと、発達障害の子供や大人をはじめとした多様な人が暮らしやすい社会に変えていこうとする動きに効果が現れ、寛容な学校・職場・社会ができていくのを見て感じて安心していってほしい、私がそういう活動をしているので応援してほしい、ということです。

私は、初めて正規就職した職場で不適応になり離職し翻訳の道で自立することを決めて以来、両親の援助がなければやっていくことができなかった。

いまでは、翻訳をもっと参入しやすく、稼げる仕事にしていくために、新しいことを始めようとしています。

「一生一つの会社で」という母の時代とは変わり、雇用とフリーランスを併せたパラレルワークも増えてきています。私は、就労移行支援事業所の力も借りて、雇用の道も探しています。

これらがうまくいくように。

隣の大阪でコロナ感染者が大幅に増えているのが気になります。高齢者へのワクチン接種が始まったことで、母と父にも早くワクチンが届けばいいのですが。

よろしければサポートお願いします。サポートは100円、500円、1000円、任意の金額の中から選ぶことができます。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。 サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。