
あの、Canva日本トップのセミナー⭐︎オーストラリアICT教育事情:前編
Shoe-gさんこと植山周志さん。Canvaの日本カントリーマネージャーとしてご家族でオーストラリアはシドニーへ移住されました。この日はCanvaの教育者グループ主催セミナーということで、お子さんたちの授業から見えるオーストラリアの教育事情についてお話いただきました。こちらが今回のチラシです。
植山周志さん
エネルギッシュで暖かい人!今回はご自宅のお庭からのお届けでした。ちょうどシドニーは秋。気温24度と寒くもなく暖かくもない晴天で、お庭で仕事をし、暑くなったらプールに飛び込むと言う恵まれた環境です。終始リラックスした雰囲気で、周囲からは動物らしき鳴き声が聞こえてきます。
ミッションは、より多くの日本人がデザインで輝くこと!そしてCanvaで輝く!元々BMXのアスリートだったんですって。のっけから最高。 #Canva #Canva最強伝説 #植山さんウェビナー #Canva教育者グループ
— Yuh Etoh (@eigotokka_flips) March 21, 2022
シドニーに来てよくお料理もされているそう。今はボラの卵が安いと言うことでなんとからすみをよく自作されるとおっしゃっていました。印象的なのはこんな言葉。「他の趣味と違って、家族に喜ばれる趣味が料理だった。」超がつくほど本格的な料理を作られていて、それはもう笑顔になって当然な気がしました。BMXの世界大会で優勝するのはすごいけど、私も料理が嬉しいかも。笑
Canva for Educationとは?
Canvaとは、印刷物からSNSや広告のバナー、映像まで初心者がサクッと作れるテンプレートやコンテンツがあるアプリです。無料で使えますが、その1億以上あるコンテンツの多くは有料です。しかし、Canva for Educationで認められると、膨大なプロの素材を全て無料で使えます。
Canvaから滲み出ているのがその価値観です。ミッションは「Creativeとコラボレーションの力を全ての生徒に届けたい。」さらに、「世界一価値のある会社になること」「世界一いいことをすること」と続いて、江藤はすっかり胸を撃ち抜かれたのでした。
Canvaおすすめ理由
一つ目は、意外かもしれませんがコラボレーションです。こちらは私のCanva講座からの一枚です。チェックインがてら、スライドに全員でイラストを一枚ずつ入れて自己紹介しました。これ以外にもいろいろできるのでまた別の機会に詳しくご紹介します!
二つ目は膨大なコンテンツ。
三つ目は課題を出したり受け取ったりできること。Google ClassroomやTeamsとの連動も可能です。
小中高の先生は申請して教育バージョンにしたらこれらが100%無料という太っ腹!しかもスマホ、タブレット、Mac, Windows, ChromebookなんでもOKだなんて。「さらに日本を素敵にしちゃう」そうです!
お子さんたちの学校の教育ICT事情
お子さんは中学生と小学生のお嬢さん、そして現地で生まれた赤ちゃん。
日本は祝日だけど、シドニーは普通に仕事だよ
— ありえないおじさんを目指しているアラフィフ 植山"Shoe-g"周志 (@shoeg) March 21, 2022
ランチ後に三女を抱っこしながら庭で仕事
こう見えても今、戦略のスライドをCanvaで作ってます pic.twitter.com/8AUzhvOWAb
オーストラリアへ行くことを伝えた時、伝え方が雑すぎて娘たち、号泣。 でも今はすっかり溶け込んでおられるそうです。友達も中国系やインド系など、マルチナショナル!ここからはシドニーの学校について話が続きます。
デバイスは、小学校は貸与、中学校はBYOD。中学校になるとほぼ全ての教科で使っていて、学習教科トップ3は英数理、続いてテクノロジー&アート。まさにSTEMというかSTEAMを感じます。
英語と数学は手書き中心ですが、理科ではStileで演習問題を解いたりするそう。テクノロジーの授業ではコーディング・家庭科・技術が合体。廃材問題など、環境問題とのリンクが強そうです。家庭科の授業でもビニル袋の環境への影響をきちんとしたフォーマットでレポートにまとめる。技術でもinfographicを作る。(Canvaで作っているのが何気にかわいい。)
保健でもリサーチタスクが多いとか。例えばHealthy Food Group Research。中2地理の最終課題は住みやすい街、住みにくい街を比較対照、考察し、レポートで提出です。←まさに来年度やってみたいです。
地理の最終課題は、まずFactベースで比較。さらにそれぞれの項目について数パラずつ、ちゃんとしたPersuasive Essayになっていました。これなら論理思考が定着しますね。アメリカでも5歳からこの辺に力を注いでいるので似ています。
国語ではストーリーテリングを細かく分析した枠組を学び、基づいてストーリーを書くなど、暗記よりリサーチやレポートに力が入っています。
さいごに
教育ICTに限らず、全体的にHOTs(Higher Order Thinking高次思考)や創造・協働に力を入れているように感じました。これは私が非常に共感するところで、単なる丸暗記は学びが楽しい!と感じたり、アウトプットの構造がしっかり身につくと必要に迫られてやりだすものです。そこを細かく管理する日本のやり方とずいぶん異なりますね。お嬢さんのCanva使いも見事で、Canvaの考え方とオーストラリアの学びが同じ方向性なのだと改めて思いました。
Canva日本マネージャーによるウェビナー、大笑いしながらもみっちり中身があって最高でした!いっぱい学んでいい午後だった!ありがとう、Shoe-gさん。Canvaを通してこれからも世界をもっと最高に!#CanvaEdujp #Canva教育者グループ #C4E
— Yuh Etoh (@eigotokka_flips) March 21, 2022
だからこそ、オーストラリアからCanvaのようなユニコーン企業が出てくるんですね!
Canvaを通してこれからも世界をもっと最高に!Shoe-Gさんありがとうございました。後編に、続く〜♡
Canvaはじめましての方はこちらからやってみてね。なんか、素材を一つもらえるそうです。
2022年春の講座もまだまだ受付中!一緒に世界をもっとFUNに!
記事の後編はこちら
いいなと思ったら応援しよう!
